2009年桜巡り 『忠七桜』 ~福島県郡山市中田町~
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『忠七桜』は、個人所有の桜ですが、一般公開するばかりか、観桜台と名付けられた眺めの良い見晴らし場まで用意されています。
樹齢160年のエドヒガンは、その色合いの濃さが一際映えていて、写真を一瞥しただけで『忠七桜』と分かるほどです。
宗像家のご先祖・宗像忠七翁が、戊辰戦争で官軍の荷役として従事し、命を散らした会津藩士達の惨状に心を痛め、その御霊を慰めるために庭の一角に植樹したものとされており、末永く管理するようにとの申し伝えが今も守られています。

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個人宅の桜と言うことで、樹高などのデータはありませんが、20m近くあると思います。 幹周りは3mと言われる、堂々たる巨木です。

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『忠七桜』へと続く市道は、去年から拡幅改善工事が行われておりましたが、今年も相変わらず工事は続いています。 なかなか一気には進まないようですね。(^^;)
宗像家では来訪者の為に、敷地内に駐車スペースまで設けて下さります。 その傍らには、地元の産品のセルフ直売所もあったりして。 万一駐車スペースにデポ出来なかったとしても、市道の道幅はかなり広め(交通量に対して…w)ですので、路肩に寄せれば問題なく安全は確保出来ます。
山の斜面に植えられた桜ですので、ビュー・ポイントは限られます。 午後には逆光となりますので、日の出から13時くらいまでが、撮影にはお薦めです。 また、電線・電柱が遮るカタチになりますので、アングルには少々工夫が必要です。
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