達沢不動滝を撮影後、我ら三名は会津若松市を目指しました。 前夜の作戦会議で、連れが
「どうしても食べてみたいカツ丼がある」と提案。
早速ネットで調査したところ、それは
我々を瞠目させるに相応しい威容を誇るものでした。(^^)
只今、会津若松市では、ご当地グルメとして
「ソースカツ丼」を売り出し中です。 もともと昔から食堂などでは、ローカル色のあるお品書きとしてオン・リストしていたものです。
丼に盛ったご飯の上に千切りキャベツを敷いて、揚げたてのトンカツを甘辛いソースを潜らせてマウントします。 今では取り立てて珍しいスタイルでは無いと思いますが、福島県ではカツ丼と言えば、煮カツ丼がスタンダードでしたので、狭域的に珍しかったと言うべきでしょう。
で、調査したところ、会津地方では
河東町の「十文字屋」さんと、
会津若松市内の「むらい」さんが双璧らしい事が分かりました。
十文字屋さんは、ロースカツが三枚マウントされていて、ソースもより濃醇らしく、一方のむらいさんは、分厚いロースカツは脂身が少なく、比較的重さのないソースらしいです。

と、言うことで、我々は「むらい」さんを目指す事となりました。 カーナビなんて無いけれど、事前に位置関係を把握し、ネットで公開されていた店舗写真を記憶して探しました。 幸いにして迷うことなく、一発で到着しました。
店の前の駐車場に入場したのは、15時を回っていました。 そして目に飛び込んできたのは
「只今準備中」の立て札!!
一同「え゛え゛~~~!!(ほとんど悲鳴)」一瞬の後、呆然としていると、店内から妙齢の女性がやって来ました。 「今お昼休みを頂いているんですが、30分ほど店内で待って頂ければ、ご用意させて頂けますが…」
二つ返事で
「お願いします!m(_ _)m」ココまで来て断念出来るものか! 食い意地は人一倍なのだ。(^^) 店内に御案内頂くと、先客の団体が15名ほどおられました。 どうやら彼らも「お昼休み明け待ち」らしい。
少々落ち着いたところで、お店の案内用の名刺に目をやると、「営業時間 11時~14時・17:30~20時」とある。 きっとギリギリに休み時間を削って対応して下さると言う事でしょう。
会津の人は人情が厚いなぁ(^^)暫くすると大女将が注文を聞きに来てくれました。 勿論
「ロースカツ丼(ソース)大盛り」です。 ソース味と煮込みがあるようです。 先客の席に注文品が届けられ始めました。 それを横目に見ると(〇o〇;) 信じられない光景が…
そしてそれは我々のテーブルにもやって来ました。

「お待たせしてゴメンなさいねぇ」と大女将。 これはサービスですと言いながら、冷や奴(何故かワサビのトッピング??)と水菜のおひたしが添えられていました。
いや女将さん…(O.O;) デフォルトのままでも、もう充分過ぎる程の量ですって! 会津の人は、本当に優しいねぇ。。

この厚さ! 実寸で2.5cmはあります。 7ピースにカットされており、マウントしたトンカツを一時待避させる為のお皿まで添えられています。
5本を待避皿に移して、
イザ実食!おぉ!!うまぁ~~い!\(>▽<)/ ソースを潜らせたカツの衣は、まだサクっとした食感が残されており、肉質の良さもなかなかのもの。 噂に違わぬ絶品の味わいです。 ソースも甘辛く仕立てられていますが、決してくどさはありません。

左が大盛り、右は並盛り。 マウントしているカツの大きさは同じで、ご飯の量が1.5cmほど違います。 これで1,000円(大盛り+100円)は、望外のバリューです。 でも並盛りでも食の細う人が見たら、その外観だけで満腹になりそう。(爆)
私、3本ほどカツを食したところで悟りました。
「絶対食べきれない!ヽ(  ̄д ̄;)ノ」ちゃんとお持ち帰り用のパックが用意してあるのを見て、無謀なチャレンジは止めました。 二人の連れは、それこそカツ丼と格闘中♪
「ああ、バカだね」「ああ、無謀だね」と思っていたら、
やはりギブ!三人仲良くお持ち帰りとなりました。(_ _,)/~~
帰りしなにご主人と若女将、大女将とお話しをしました。 一人前のトンカツの量は、
700gに達するらしい。
揚げ時間に20分ほど要するので、常連客は事前に電話予約をするらしく、「今度はお出でになる前にお電話頂ければお待たせいませんからぁ~♪」って言われました。(^^;) 恐るべし「むらい」!
うまそーだ いや絶対うまいはずだ!!
そーすかつ丼て初めてかも
名古屋の味噌カツとかとのソースとも違うみたいだしね
昼ごはん食べてない私は 失神しそうになりました
あいた口がふさがらなかった~~
画面から でてこないべかって思った(笑
すぐりさん
美味さは確かです。

そのボリュームだけがクローズ・アップされ過ぎましたかねぇ…
20年前に山梨県の甲府市で修業時代に、近所の食堂で「カツ丼!」て頼んだら、ソースカツ丼が出てきて驚きました。
所謂煮込みカツは「煮カツ丼」と区別されておりました。 カツ丼にも郷土色があるんですね。
これは食べきれないでしょう、いくらなんでも。
カツだけでもこの上に乗ってる量なんですよねぇ。
知らないで、「とりあえずビール」なんて飲んじゃったら、それこそ拷問に近いですね(笑
しかし、この肉への火加減といい、ソースの浸かり具合といい素晴らしい。
ただの見た目勝負の代物ではないですね。うん。
俺も以前、山梨に行って「カツ丼」頼んだら、ソースカツ丼が出てきて「嫌がらせ?」もしくは「この店オリジナル?」
と思ったことがあります。地元の人間が一緒で、教えてくれましたが・・・・。
下町ダンディさん
あは

文中の通り、討ち死に致しました。

実は並盛りでも、ご飯の量は充分過ぎるほどなのです。 肉2/3でしたら、充実の満腹感だったかも。
往復、私が運転手でしたので、連れにはビールを進めたのですが、お隣りさんの盛りを横目に見て、どうやら食べることだけに専念する覚悟を決めたようです。

山梨のカツ丼と言うよりは、どうやら長野県駒ヶ根の名物がソースカツ丼だったらしいです。 それが山梨県内にも流れて来たのかも知れません。 しかし最初は私も驚きました。
とってもおいしそうです。有名ですよね。ソースかつ丼。
お持ち帰りでしたか・・・。
ボリュームすごいです。
しかし、お店の方の対応、うれしくなっちゃいますね。
こういう些細なことがうれしく感じてお店の印象UP

しますよね
うわあ、、、、な、な、、、七百グラム~~どっへん~~~~!!
さすがの無芸さんもギブですか、、、これまたすごいですねえ、、、
完食するひともいるんでしょうね、、??
わたしは、端からギブです^^^わはははっは。
んにゃんさん
事前調査の写真では、
「手応えがありそうなヤツ」と思って、
やる気満々だったんですけどねぇ… いや、出てきた実物を目の当たりにしたら、
戦意喪失致しました。

お味や接客が良く、心配りが非常に有り難かったので、
挑戦者
にはお薦めしたいお店です。
千葉の華ちゃんさん
多分ご夫婦で一人前でも請け合って下さると思いますヨ。

脂身が少なく、しっかりとした肉質ですので、普通に食しても高得点のカツ丼です。 更にヒレカツ丼もチョイス出来ます。
700gの肉と言ったら、普通の二人前を上回るのでは無いでしょうか? ところでこんなにてんこ盛りで、一人前1,000円が成立する経済学って、どうなっているのでしょう…
ララオ0181様
それがですねぇ… お隣の15名の団体さん。
全員完食していましたヨ!!
凄いですねぇ

ちなみに
「カツカレー」もオン・リストしているのですが、こちらはどうなっちゃうのか、
興味津々です。
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