中国麺家 珉亭 ~東京都世田谷区北沢~
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新型コロナ禍以来約3年ぶりに上京して参りました。 今回は観光とかではなく、お仕事絡みのミーティング出席でしたので、開催会場となった下北沢に直行・直帰の弾丸出張でした。
地元ではこの日の最高気温が-4.6℃という極寒のところ、新幹線で南下していくと宇都宮に入る頃には雪景色どころか、関東平野の冬晴れの青空が目にも鮮やかでした。 電車の車窓から見える新宿の大通りの人の往来は、明るい冬の晴天下にとてもビビッドなコントラストが目にも鮮やかに映ります。
下北沢。 初めて降り立ちました。 街は再開発が進行中で、随所に新しい街風景が生み出されていると同時に、長年掛けて醸成されてきた多様な業種の店舗が、コンパクトだけどとてつもなく凝縮された街並みとなっているように感じました。 この街自体に個人的な目当てのお店があった訳では無いので、身の置き場の無さは格別でして、少々時間を持て余しておりましたので、先ずは軽く腹ごしらえを致しました。
このエリアには2020年のミシュラン「ビブグルマン」に輝く専業ラーメン店さんが2店あるのですが、既に昼の部の営業を終えてましたので、少々ベクトルを変えて“伝統の町中華”に行ってみましたΨ( ̄∇ ̄)Ψ

まあなんて馴染みやすそうなんでしょww 全くビビらんなぁ(*^^*) 自分の普段楽しませて貰っている名店達と近い匂いしかしないもんね(>▽<)b
「中国麺家 珉亭」さんは1964年創業でザ・ブルーハーツの甲本ヒロシさんと、俳優の松重豊さんが1980年代の同時期にアルバイトをしていたお店としても知られていて、今でも芸能関係者がカジュアルに利用されているそうです。
お誂え向きに通し営業だったことと、名物メニューがあることが決め手で、深いサーベイ無しに訪問したのですが、店内は決して広くは無いけど、ちゃんと席間は空けられていて、しかも手荷物用の個別のバスケットまで用意されています。 2階席は畳敷きのVIP ROOMですが、ボクは単騎の上、デブ殺しの小上がり席は固くお断りしたい口ですので、ホールスタッフさんの指示に従い店外で1階カウンター席の案内順番待ちをしました。
実はこの時15:30位で、平日だし食事時の時間帯とも言えないのに、1階席は満卓、2階席もほぼ埋まっているほどでして、その人気の高さは容易に感じ取れました。 でも調理のオペレーションとホールスタッフさんの連携が非常に良好で、程なく案内して貰えました。
「ラーチャン (935円)」

老舗町中華「中国麺家 珉亭」さんの看板メニューを頂きましたΨ( ̄∇ ̄)Ψ 器の大きさが分かりにくいかも知れませんが、半ラーメン+半チャーハンのお得なセットメニューにあたります。
これをベーシックとして、並盛のラーメンを所望する場合は「ラーチャン・メン大」と、チャーハンを並盛にする場合は「ラーチャン・チャン大」という増量メニューが用意されています。
オーダーの際にホールスタッフさんから
「ラーチャンで宜しいですか?」
って質されて、
「あっ、はい・・・」
と返事してた時は気付かなかったのですが、他のお客様も次々と「ラーチャン」をオーダーしても、同じ事を質されてませんσ(゚・゚*)
そこでようやく気付いた訳で・・・Σ(゜▽゜;)
一体どこ見てんのよぉ~!ΣΣ(゚д゚lll) だ! アハハヾ(≧∀≦*)ノ〃(一人ウケ)

ともあれ半ラーメンは本当に半サイズでして、半チャーハンと両方頂いてやや軽めの一人前って感じのボリュームです。
脂浮きの少ない黄金色のスープは、多分鶏ガラと香味野菜から引かれたベーススープに思えます。 そんなに旨味が強い訳ではありませんが、それがまた飽きの来ない好い味加減です。 半味控え目なカエシの合わせ方も含めて、ついつい通いたくなる町中華のツボがここにあると思いました。
共添えされていたキムチは、チャーハンのお供なのかと思って美味しく頂きながら、軽快淡麗なラーメンを啜っては、このキムチ(浅漬けタイプで辛さ控え目&ゴマ油ブレンドの個性派)を口に運ぶと、これがまた丁度良い感じに美味しく頂けました(*^꒳^*)
帰宅後に調べてみたら、実はこの特製キムチは、ラーメンのトッピングだったらしいですΣ(゚ω゚;)エッ お店のオリジナル・メニューとなる「江戸っ子ラーメン」ってのが正にこの半ラーメンだったらしく、レギュラーサイズは最初からダイレクトにトッピングされてくるっぽいですが、半ラーメンの「ラージャン」に別皿で供されるようです。
スープの量も少な目なので、特製キムチの味香に支配されるのを嫌うお客様への配慮なのか、はたまたチャーハンとのコンビメニューなので、香モノとして楽しんでよ良いようにとの配慮なのかは分かりませんが、多分後者ではないかと思われます。

麺は多加水極細麺が合わされており、とてもしなやかな舌触りの良さは勿論のこと、軽快淡麗なスープをとても良く含ませて口中に届けてくれます。 極めて啜り心地が良くて、スープのタイプに良く合う麺だと思いました。

そして大いなる個性の塊に思えるのがこのチャーハンです! 赤いチャーハンは何なん?(;゚Д゚i|!) と、ボクも心惹かれて来たのですが、何と食紅煮込まれたチャーシューで着色されるのです。 勿論、食紅は安全な天然素材着色料で、無味無臭です。 視覚に直接的に訴えかけてくる印象が際立ちますね。
お味の方はと言えば、カウンター越しに調理の様子を観覧していた限り、ハッキリ言ってかなりの手練れ! 手早い調理と鍋使いは、やはり味わいにもちゃんと現れていて、油分サッパリで上々の美味しさでしたよ♪ チャーハンに見られる深紅の具材は、先述の食紅で煮込まれたチャーシューだったらしいです(;゚Д゚i|!)
初訪問のお店でちょっとテンション上がって、長文レビューとなりましたが、やはり初訪問のお店の刺激って凄いもんですね(﹡ˆᴗˆ﹡) 新型コロナ禍以降、県外は勿論のこと、県内でもあまり地元から離れない生活を送り続けて来ましたが、健康の安全に留意しながら、少しずつ活動し始めますかね。
中国麺家 珉亭
東京都世田谷区北沢2-8-8
電話;03-3466-7355
営業時間;11:30~22:00
定休日;月曜日
地元ではこの日の最高気温が-4.6℃という極寒のところ、新幹線で南下していくと宇都宮に入る頃には雪景色どころか、関東平野の冬晴れの青空が目にも鮮やかでした。 電車の車窓から見える新宿の大通りの人の往来は、明るい冬の晴天下にとてもビビッドなコントラストが目にも鮮やかに映ります。
下北沢。 初めて降り立ちました。 街は再開発が進行中で、随所に新しい街風景が生み出されていると同時に、長年掛けて醸成されてきた多様な業種の店舗が、コンパクトだけどとてつもなく凝縮された街並みとなっているように感じました。 この街自体に個人的な目当てのお店があった訳では無いので、身の置き場の無さは格別でして、少々時間を持て余しておりましたので、先ずは軽く腹ごしらえを致しました。
このエリアには2020年のミシュラン「ビブグルマン」に輝く専業ラーメン店さんが2店あるのですが、既に昼の部の営業を終えてましたので、少々ベクトルを変えて“伝統の町中華”に行ってみましたΨ( ̄∇ ̄)Ψ

まあなんて馴染みやすそうなんでしょww 全くビビらんなぁ(*^^*) 自分の普段楽しませて貰っている名店達と近い匂いしかしないもんね(>▽<)b
「中国麺家 珉亭」さんは1964年創業でザ・ブルーハーツの甲本ヒロシさんと、俳優の松重豊さんが1980年代の同時期にアルバイトをしていたお店としても知られていて、今でも芸能関係者がカジュアルに利用されているそうです。
お誂え向きに通し営業だったことと、名物メニューがあることが決め手で、深いサーベイ無しに訪問したのですが、店内は決して広くは無いけど、ちゃんと席間は空けられていて、しかも手荷物用の個別のバスケットまで用意されています。 2階席は畳敷きのVIP ROOMですが、ボクは単騎の上、デブ殺しの小上がり席は固くお断りしたい口ですので、ホールスタッフさんの指示に従い店外で1階カウンター席の案内順番待ちをしました。
実はこの時15:30位で、平日だし食事時の時間帯とも言えないのに、1階席は満卓、2階席もほぼ埋まっているほどでして、その人気の高さは容易に感じ取れました。 でも調理のオペレーションとホールスタッフさんの連携が非常に良好で、程なく案内して貰えました。
「ラーチャン (935円)」

老舗町中華「中国麺家 珉亭」さんの看板メニューを頂きましたΨ( ̄∇ ̄)Ψ 器の大きさが分かりにくいかも知れませんが、半ラーメン+半チャーハンのお得なセットメニューにあたります。
これをベーシックとして、並盛のラーメンを所望する場合は「ラーチャン・メン大」と、チャーハンを並盛にする場合は「ラーチャン・チャン大」という増量メニューが用意されています。
オーダーの際にホールスタッフさんから
「ラーチャンで宜しいですか?」
って質されて、
「あっ、はい・・・」
と返事してた時は気付かなかったのですが、他のお客様も次々と「ラーチャン」をオーダーしても、同じ事を質されてませんσ(゚・゚*)
そこでようやく気付いた訳で・・・Σ(゜▽゜;)
一体どこ見てんのよぉ~!ΣΣ(゚д゚lll) だ! アハハヾ(≧∀≦*)ノ〃(一人ウケ)

ともあれ半ラーメンは本当に半サイズでして、半チャーハンと両方頂いてやや軽めの一人前って感じのボリュームです。
脂浮きの少ない黄金色のスープは、多分鶏ガラと香味野菜から引かれたベーススープに思えます。 そんなに旨味が強い訳ではありませんが、それがまた飽きの来ない好い味加減です。 半味控え目なカエシの合わせ方も含めて、ついつい通いたくなる町中華のツボがここにあると思いました。
共添えされていたキムチは、チャーハンのお供なのかと思って美味しく頂きながら、軽快淡麗なラーメンを啜っては、このキムチ(浅漬けタイプで辛さ控え目&ゴマ油ブレンドの個性派)を口に運ぶと、これがまた丁度良い感じに美味しく頂けました(*^꒳^*)
帰宅後に調べてみたら、実はこの特製キムチは、ラーメンのトッピングだったらしいですΣ(゚ω゚;)エッ お店のオリジナル・メニューとなる「江戸っ子ラーメン」ってのが正にこの半ラーメンだったらしく、レギュラーサイズは最初からダイレクトにトッピングされてくるっぽいですが、半ラーメンの「ラージャン」に別皿で供されるようです。
スープの量も少な目なので、特製キムチの味香に支配されるのを嫌うお客様への配慮なのか、はたまたチャーハンとのコンビメニューなので、香モノとして楽しんでよ良いようにとの配慮なのかは分かりませんが、多分後者ではないかと思われます。

麺は多加水極細麺が合わされており、とてもしなやかな舌触りの良さは勿論のこと、軽快淡麗なスープをとても良く含ませて口中に届けてくれます。 極めて啜り心地が良くて、スープのタイプに良く合う麺だと思いました。

そして大いなる個性の塊に思えるのがこのチャーハンです! 赤いチャーハンは何なん?(;゚Д゚i|!) と、ボクも心惹かれて来たのですが、何と食紅煮込まれたチャーシューで着色されるのです。 勿論、食紅は安全な天然素材着色料で、無味無臭です。 視覚に直接的に訴えかけてくる印象が際立ちますね。
お味の方はと言えば、カウンター越しに調理の様子を観覧していた限り、ハッキリ言ってかなりの手練れ! 手早い調理と鍋使いは、やはり味わいにもちゃんと現れていて、油分サッパリで上々の美味しさでしたよ♪ チャーハンに見られる深紅の具材は、先述の食紅で煮込まれたチャーシューだったらしいです(;゚Д゚i|!)
初訪問のお店でちょっとテンション上がって、長文レビューとなりましたが、やはり初訪問のお店の刺激って凄いもんですね(﹡ˆᴗˆ﹡) 新型コロナ禍以降、県外は勿論のこと、県内でもあまり地元から離れない生活を送り続けて来ましたが、健康の安全に留意しながら、少しずつ活動し始めますかね。
中国麺家 珉亭
東京都世田谷区北沢2-8-8
電話;03-3466-7355
営業時間;11:30~22:00
定休日;月曜日
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