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馬ノ墓の種蒔桜

昨年初めて訪問した「馬ノ墓の種蒔桜 (会津美里町)に、ほぼ満開&快晴で行けました。

果樹農園の中にポツンと立っている一本桜。 昨年は夕方近くで陽の光はオレンジ色を帯びて、なかなかダイナミックだった記憶がありますが、今回はほぼ昼下がりのピーカン晴れ。

飯豊とサクラ
[2022/4/17 飯豊とサクラ]  <↑ Clickで拡大>

飯豊連峰は昨年よりも残雪が麓まで伸びている気がします。 観光地化されていない桜ですが、ボチボチ有名になってきたようです。

種蒔き桜に春来る
[2022/4/17 種蒔き桜に春来る]  <↑ Clickで拡大>

昨年よりも一週間ほど遅い見頃の時期でしたが、多分昨年が早すぎたのだと思います。

桜の周囲に広がる果樹農園では、リンゴの白い花が咲いていて、農家さんが手入れの手を休めることなく農作業に追われていました。

陽を宿す
[2022/4/17 陽を宿す]  <↑ Clickで拡大>

今回は午後2時くらいに到着できたので、陽の光はまだ頭上にありましたが、樹高15mの大樹に近づいてあおり見ると、強烈な陽の光が桜の花を突き抜けて降り注いできます。

春の野に咲く
[2022/4/17 春の野に咲く]  <↑ Clickで拡大>

大きな太枝を広げる大桜は樹齢300年のベニヒガンザクラ。 この桜がこの地に根を下ろした時期は、江戸開府100年ほどにあたり、8代将軍 徳川吉宗の享保の時代であったことを知りました。

馬ノ墓の種蒔桜
[2022/4/17 馬ノ墓の種蒔桜]  <↑ Clickで拡大>

ちょっと変わった“馬ノ墓”という名称は何に由来するのかと思ったら、この桜の至近に「八幡太郎義家公愛馬の墓」あるかららしいですね。

八幡太郎義家公とは源義家。 今大河ドラマで「鎌倉殿の十三人」をやってますが、鎌倉幕府第二代将軍が源頼家であり、北条政子の第二子・長男です。 この愛馬伝説を紐解いてみると、石川町の「母畑温泉」までか関わりを持ってきます。 これは郷土史にご興味があれば是非ご高覧を。
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