郡山の花見山 花木団地
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郡山市「東部ニュータウン」の北側斜面にある、観賞用の花木栽培をしているエリアが「花木団地(かぼくだんち)」です。 もともと観光を目的として造成された場所ではありませんでしたが、咲き競う花々の美しさから、何時しか「郡山の花見山」なる異名で知られるようになりました。(^^)

無芸一家がここを知ったのは、ほんの2年ほど前の事。 大規模な宅地開発で切り開かれた場所でしたので、エリア自体の大まかな場所は分かっていても、入り組んだニュータウンをどこへ向かえば辿り着けるのか、ようやく昨日分かった次第です。(^^;)
市の広報にも紹介されていながら、その実は「私有地」である事もあって、安易に敷地内に立ち入ることも禁じられています。 だから、広報に掲載されながらも、その所在を詳しく示すような地図も見つけることは出来ませんでした。

実は日曜日に、この付近を散策して探し回ったのですが、ついぞ見つけることは出来なかった訳で…(^^;) 小鉄さんのBlog(URL)にヒントがあったので、今日は仕事の合間に立ち寄ってみました。(^^)
さて、実際に立ち入ってみればご覧の通り…(^^;) かなり見応えのある景色です。 エリア内には作業用の車両が通れるように、それなりの道が造られており、そちらは問題なく通行可能です。
しかし、そこここにある立て看板には「私有地につき、無断で畑に立ち入らないで下さい」と…
ま、当然ですね。 解釈としては、「道路の通行は良いけど、畑の中には踏み入らないで下さい。」と言うことでしょう。
実際には畑の一角にシートを広げて、お弁当を楽しんでおられる家族連れも見受けられました。 大抵がお歳を召したシニア以上の方々。(^^;) 一方無芸と同年代以下の方々には、そのような事をしている人は皆無でした。 ありきたりに現実です。

畑の一角には、所有者が運営していると覚しき、スナックを販売しているプレハブ店舗もございます。 結局の処、最終的には観光誘致も視野に入っているのかな? それとも単に“漁夫の利”を得ようとしているのか…(笑) 現状では来訪者用の駐車場も、お手洗いも設置されておりません。
幸いにして、一般の通行はさほど無い、と言うよりも、ここに目的のない人は来ないと言うような道路ですので、みんな邪魔にならない場所を探して、路上にデポしています。 何れにせよ、これだけのロケーションを、多くの方々にご覧頂けたら、さぞかし喜ばれる事でしょう。

来訪者の皆様が、マナー良く「見せて頂いている」と言う気持ちを忘れなければ、きっと良い景勝地として成長してゆくような気がします。
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