高柴デコ屋敷 ~福島県郡山市西田町高柴~
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郡山市西田町の「梅の里・梅ロード」で、胸一杯に梅の花の香りを楽しみ、梅の花を堪能した後は、20年ぶりに「高柴デコ屋敷」へと立ち寄りました。
「高柴デコ屋敷」は、5軒の旧家が軒を連ね、300年に亘り伝統民芸品を作り続けている“人形師”の郷です。

木型に和紙を貼り付けながら整形する張り子に、「にかわ」を混ぜて彩色した張り子面や三春張り子人形、三春駒、正月だるまなどの民芸調度品が創り出されており、その昔は三春藩の庇護を受けていたと言います。

環境省選定の「かおり風景百選」には、この「にかわ」の香が漂う郷として認定されています。 20年ぶりに訪れてみた「高柴デコ屋敷」は、昔とは随分と様変わりしておりました。(^^;)
5軒の工房をつなぐ小道は、全て舗装されており、共有の駐車場から公衆トイレの整備まで、隔世の感がございます。 昔は工房の中は薄暗く、薪を焚いた煙の匂いと、にかわの匂いが入り交じり、一種独特の雰囲気がございました。

また、お土産品としての張り子人形なども、今風のキャラクターのものが多く作り出されており、遙かに親しみやすくなっている気がします。

工房で一点づつ手造りされる工程こそ、昔と全く変わりありませんが、若い技能後継者の姿が沢山見受けられました。 硝子越しに映した、老練なおばあちゃんの作業風景。 ひたすら黙々と造り続けています。 昔はこの集落に、若い作家の姿など見かけた記憶が無いのです…(^^;)
どうもご一族の方とは思えませんので、所謂弟子入りされた方々かと思います。 伝統工芸が、若い世代に受け継がれている様子に、ちょっと安堵感さえ感じましたヨ。
また、この集落の入り口には「おいち茶屋」というお休み処がございます。 こちらの名物おばあちゃん・いちさん(2003年没)は、実は日本人に馴染みの深いギャグの“もとネタ”の提供者だったと言います。
それは志村けんさんが、テレビ取材で訪問したときのこと、いちさんが茶屋の名物を次々とおすすめしていきながら、
「お代はいらねぇ~、だいじょうぶだぁ~」
とやったのが大受け! これが志村けんさんの代表的なギャグ「だいじょうぶだぁ~」へと昇華されたのであります。(^^)
おいちばあちゃん、すごい!(爆)
「高柴デコ屋敷」は、5軒の旧家が軒を連ね、300年に亘り伝統民芸品を作り続けている“人形師”の郷です。

木型に和紙を貼り付けながら整形する張り子に、「にかわ」を混ぜて彩色した張り子面や三春張り子人形、三春駒、正月だるまなどの民芸調度品が創り出されており、その昔は三春藩の庇護を受けていたと言います。

環境省選定の「かおり風景百選」には、この「にかわ」の香が漂う郷として認定されています。 20年ぶりに訪れてみた「高柴デコ屋敷」は、昔とは随分と様変わりしておりました。(^^;)
5軒の工房をつなぐ小道は、全て舗装されており、共有の駐車場から公衆トイレの整備まで、隔世の感がございます。 昔は工房の中は薄暗く、薪を焚いた煙の匂いと、にかわの匂いが入り交じり、一種独特の雰囲気がございました。

また、お土産品としての張り子人形なども、今風のキャラクターのものが多く作り出されており、遙かに親しみやすくなっている気がします。

工房で一点づつ手造りされる工程こそ、昔と全く変わりありませんが、若い技能後継者の姿が沢山見受けられました。 硝子越しに映した、老練なおばあちゃんの作業風景。 ひたすら黙々と造り続けています。 昔はこの集落に、若い作家の姿など見かけた記憶が無いのです…(^^;)
どうもご一族の方とは思えませんので、所謂弟子入りされた方々かと思います。 伝統工芸が、若い世代に受け継がれている様子に、ちょっと安堵感さえ感じましたヨ。
また、この集落の入り口には「おいち茶屋」というお休み処がございます。 こちらの名物おばあちゃん・いちさん(2003年没)は、実は日本人に馴染みの深いギャグの“もとネタ”の提供者だったと言います。
それは志村けんさんが、テレビ取材で訪問したときのこと、いちさんが茶屋の名物を次々とおすすめしていきながら、
「お代はいらねぇ~、だいじょうぶだぁ~」
とやったのが大受け! これが志村けんさんの代表的なギャグ「だいじょうぶだぁ~」へと昇華されたのであります。(^^)
おいちばあちゃん、すごい!(爆)

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