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会津飯盛山と東山温泉「御宿 東鳳」

今月は無芸夫婦は真珠婚を迎えましたので、10月4日より始まった観光活性化キャンペーン「福島県民割」を利用させて頂き、会津若松に近場の小旅行紀をして来ました。

ボクと家内の結婚披露宴に出席してくれた 皆様方、その後出会いの栄を頂きました皆様、お陰様で夫婦ともに歳を重ねて30年間経ちました。 色々と加齢の障りはあるものの大病をすることなく過ごしております。

と、自己正当化の前置きはこれくらいに致しまして、投宿まで残された時間はそう多くなかったので、会津戊辰戦争の悲劇の「少年剣士 白虎隊自刃の地」飯盛山へ参拝しました。

飯盛山参道
[2021/10/10 飯盛山参道] <↑ Clickで拡大>

日曜日の14時頃で、参道に団体観光客どころか、家族連れの姿もほとんどありませんでしたΣ(゚ω゚;)アラマッ 特に団体旅行は旅行計画を早期に進めておかねば出来ませんので、観光地は個人旅行者の来訪に期待している事でしょう。 みんな行こう!

飯盛山石階段
[2021/10/10 飯盛山石階段] <↑ Clickで拡大>

飯盛山の中腹にある「白虎隊十九士の墓」までは、なかなかの石階段となっており、まあ登れないほど脚が弱っている訳では無いのですが、この石階段に沿うように「飯盛山スロープコンベア」という動く坂道よろしき文明の利器がございます(〃∇〃)

この「飯盛山スロープコンベア」ってのが完成・運用開始されたのは、昭和40年3月からなのだそうで、半世紀以上前から多くの来訪者を安全・優雅に運び続けています。

幼稚園の頃に家族で来た時に、これに乗りたいとせがんだら、親に却下された気がします(^_^;)

あれは大人になった子が年老いた親を連れてきて、親はそっちにのせて、子は階段で登るといった親孝行の可視化をさせるためのアイテムなのか?と思っていましたww

はい、あの憧れていた「飯盛山スロープコンベア」に初めて乗りましたぁ~♪ヽ( ̄▽ ̄)ノ

飯盛山スロープコンベア
[2021/10/10 飯盛山スロープコンベア] <↑ Clickで拡大>

感無量 アハハヾ(≧∀≦*)ノ〃

半世紀の時を経て、自分が年寄りの入り口に立つ年齢になった訳です。 250円の利用料金で優雅にらくらく登坂! おすすめです(*>∇<)ノ

白虎隊十九士の墓
[2021/10/10 白虎隊十九士の墓] <↑ Clickで拡大>

「白虎隊十九士の墓」は「飯盛山スロープコンベア」を降りて20段ほどの石階段を登ればすぐそこ。 墓所の前の広場は、例年なら春と秋の2回行われる墓前祭で、地元の会津高校剣舞委員会の高校生により剣舞が奉納されます。 今年は4月・9月とも新型コロナ禍により、剣舞奉納は見送られたそうですσ(゚・゚*)

昔は墓前祭とは関係なく、週末だけだったのか全日だったのかは不明ですが、観光客への展示剣舞が定刻上演されていたと記憶しています。 ってか観たことがあります。 今はどうなのか分かりませんが、墓所前の広場は幼少の頃の記憶よりも少し狭く感じられました。

慰霊の線香が買い求められるようになっており、ボクらも線香を手向けて墓所に手を合わせましたが、来る人全てと言っても良いほど、みんな線香を手向けて手を合わせる。 香煙の絶えることのない墓所に、美しき国は人の心にこそ在りと思いました。

遠くに会津鶴ヶ城を望みて
[2021/10/10 遠くに会津鶴ヶ城を望みて] <↑ Clickで拡大>

白虎隊も望み観たという会津鶴ヶ城は、飯盛山から直線で2.8kmもあり、晴天逆光の強い光の中、なかなか見つけ出すのが難しかったです(;・∀・)

でもランドマークとなる會津風雅堂や県立博物館、お城の樹々などから当たりをつけてシャッターを切っておいたら、ど真ん中にHITしてました( ̄▽ ̄i)ゝ

会津さざえ堂
[2021/10/10 会津さざえ堂] <↑ Clickで拡大>

「白虎隊十九士の墓」から少々山を下ると、実に特異な木造建築と言われる「会津さざえ堂」があります。

「会津さざえ堂」は福島県内の生まれ育った生粋の県民なら、多分、義務教育就学中に学習旅行などで訪れているはずです。 ボクも確かにこの在所となる飯盛山に行ったのは記憶にありますが、なぜかここ「会津さざえ堂」に立ち回ったという記憶だけは思い出せません・・・( ̄  ̄;) うーん

お祈り
[2021/10/10 お祈り] <↑ Clickで拡大>

そんな訳で、今回は飯盛山への白虎隊士墓参とセットで「会津さざえ堂」にも入場して参りました。 でもやっぱり思い出せないんだよなぁ~(・_・;) 何らかの理由でパスされていたんじゃないかな・・・

ぐるぐる周る
[2021/10/10 ぐるぐる周る] <↑ Clickで拡大>

ともあれ国指定重要文化財でもありますので、楽しみにしておりました(*^^*) それにしても相変わらず、観光客の姿は凄く少ないです。 お陰で写真撮影もサクサク出来ちゃったくらいです。

会津さざえ堂頂点
[2021/10/10 会津さざえ堂頂点] <↑ Clickで拡大>

内部は一方通行の巻き貝のような形状で、まさにサザエを彷彿とさせる螺旋状になっています。 結構な急傾斜ですので、足腰が頼りなくなってきたら入場を躊躇するようになっちゃうかもです(^_^;) 県外から会津観光にご来訪の折りには是非ともお立ち回り下さいな♪ 意外と楽しいですヨ(〃∇〃)

さて、多少歩き回って好天にも恵まれたので、いい感じに一汗掻きまして、そろそろお宿もチェックインの時間となりました。 この日のお宿は、東山温泉「御宿 東鳳」でございます。

御宿 東鳳

地上20Fのタワー棟を擁する客室数・収容人数共に東山温泉では随一の大箱。 館内設備が充実しているのと、ツイン・ルームがあること、展望露天風呂に入湯してみたかったり、以前からいつかは行ってみたいお宿でした(*>∇<)ノ

楽しみにしていた展望露天風呂は、期待以上の極楽湯でした( *´艸`) 丁度日の入り時だったこともあって、日中の暑さも引いて、湯船に浸かっていると涼風が気持ち良い。

御宿 東鳳 棚雲 展望露天風呂
<撮影禁止に付き、御宿 東鳳 Web Siteより借用>

就寝前の入浴では露天の寝湯で晴天の夜空に大はくちょう座を横になったままで見上げられるという、至極贅沢な時を過ごし、夜明け前の早朝も朝靄の薄っすらと掛かる会津の城下町を見下ろしながら入湯。 都合三回も入浴し、こんなに温泉を満喫したのは初めてだったかも知れません(*^^*) これはクセになりそう。゚(´^o^`)゚。

御宿 東鳳 展望露天風呂
<撮影禁止に付き、御宿 東鳳 Web Siteより借用>

食事はバイキング形式ですが、通路やテーブル席間が広く取られていて、新コロ対策も良く出来ていて安心でした。

御宿 東鳳 バイキング食事処「あがらんしょ」

そんなに食材原価の掛かった食べ物はありませんでしたが、手間暇がちゃんと掛けられていて、調味センスも納得もの。

御宿 東鳳 バイキング食事処「あがらんしょ」

御宿 東鳳 バイキング食事処「あがらんしょ」

地元の郷土料理「こづゆ」や旬の「松茸土瓶蒸し」なども頂けて、とにかく食事を楽しめました(*≧∪≦)

御宿 東鳳 バイキング食事処「あがらんしょ」

お出迎えからフロントスタッフさん、ホールスタッフさん、とても親切で笑顔で対応して頂き、名旅館の原動力は設備や料理だけではなく、人であることが良く分かりました。

月曜日の午前中に戻って仕事に就きましたが、近場でも存分に楽しい温泉旅行が出来る福島県ってステキです(#^.^#)
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