【2020年桜巡り】 夜の森の桜並木
▼
2年ぶりに富岡町の「夜の森の桜並木」に行きました。 JR夜ノ森駅がリニューされて、ほんの少し前から常磐線が全線開通したばかりです。

[2020/4/5 夜の森の春] <↑ Clickで拡大>
立入禁止区域が狭められ、以前はゲートで仕切られ入れなかった場所も、一部通行可能となっていました。 2年前よりもはるかに多くの人々が桜を見に来ていて、自分も地元とは言えませんが、自動車のナンバープレートを見ると、半数近くが県外ナンバー(全国非常事態宣言発布前)でした。

[2020/4/5 水の中の小宇宙] <↑ Clickで拡大>
立ち入り可能となったエリアを歩いてみると、午前中の雨で水溜りが出来ていて、その水面の景色は、まるで小宇宙のようです。

[2020/4/5 駅] <↑ Clickで拡大>
全開通となったJR常磐線の夜ノ森駅の東口。 桜を観に来る観桜客のほとんどが自動車利用者です。 駅の利用者が戻ってくるのは、そこに暮らす住民たちが回帰してからでしょう。 桜の咲き終わった今は、きっと駅を利用する乗降客もほとんど居ないでしょう。 まだ道のりは長い。

[2020/4/5 ゲートの向こうの春] <↑ Clickで拡大>
「夜の森の桜並木」は、まだ立ち入りできないエリアが多く、名所・桜並木もまだ1/4ほどが立ち入れるようになった程度。 ゲートの向こうまで居住可能になるまで、あと3年の予定なのだそうです。
時たま住民の方がゲートの守衛さんに通行証書を示してエリア内に出入りしますが、その様子を撮りまくっていた県外から来ていたカメラマンは、プレスでもないのに、その写真をいったいどうしたいのでしょう?
そのファインダーに映し出されているのは、あの未曾有の大事故で大切な我が家を追われて、筆舌に尽くしがたい苦境を味わわされたこの町の住人であり、未だ帰還することが出来ない方々です。 そのデリカシーの無さにがっかりしましたが、そんな生々しい撮り方をしなくても伝える方法はいくらでもあろうものを・・・
帰りしなに人の暮らしの息吹の消えた街角で、ガタイの良いイノシシ家族が道を渡るところに出くわしました。 いつか彼らと人が、再び安全で平和に共棲出来ますように。

[2020/4/5 夜の森の春] <↑ Clickで拡大>
立入禁止区域が狭められ、以前はゲートで仕切られ入れなかった場所も、一部通行可能となっていました。 2年前よりもはるかに多くの人々が桜を見に来ていて、自分も地元とは言えませんが、自動車のナンバープレートを見ると、半数近くが県外ナンバー(全国非常事態宣言発布前)でした。

[2020/4/5 水の中の小宇宙] <↑ Clickで拡大>
立ち入り可能となったエリアを歩いてみると、午前中の雨で水溜りが出来ていて、その水面の景色は、まるで小宇宙のようです。

[2020/4/5 駅] <↑ Clickで拡大>
全開通となったJR常磐線の夜ノ森駅の東口。 桜を観に来る観桜客のほとんどが自動車利用者です。 駅の利用者が戻ってくるのは、そこに暮らす住民たちが回帰してからでしょう。 桜の咲き終わった今は、きっと駅を利用する乗降客もほとんど居ないでしょう。 まだ道のりは長い。

[2020/4/5 ゲートの向こうの春] <↑ Clickで拡大>
「夜の森の桜並木」は、まだ立ち入りできないエリアが多く、名所・桜並木もまだ1/4ほどが立ち入れるようになった程度。 ゲートの向こうまで居住可能になるまで、あと3年の予定なのだそうです。
時たま住民の方がゲートの守衛さんに通行証書を示してエリア内に出入りしますが、その様子を撮りまくっていた県外から来ていたカメラマンは、プレスでもないのに、その写真をいったいどうしたいのでしょう?
そのファインダーに映し出されているのは、あの未曾有の大事故で大切な我が家を追われて、筆舌に尽くしがたい苦境を味わわされたこの町の住人であり、未だ帰還することが出来ない方々です。 そのデリカシーの無さにがっかりしましたが、そんな生々しい撮り方をしなくても伝える方法はいくらでもあろうものを・・・
帰りしなに人の暮らしの息吹の消えた街角で、ガタイの良いイノシシ家族が道を渡るところに出くわしました。 いつか彼らと人が、再び安全で平和に共棲出来ますように。
Last Modified :
震災よりもずっと前に、夜の森の桜まつりを見ていますので、住民の皆さん方がこの桜に思いを寄せているかは想像に難くありません。
街に人が戻ってこれるようになるには、まだまだ沢山の難局が残っていますが、先ずは安全・安心に暮らせる環境を取り戻せる事を願っています。
[ 返信 * 編集 ]▲