優味麺亭 鸐(やまどり) ~福島県福島市上町~
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昨夜の事ですが、2018年5月12日(土)にグランド・オープンする、「麺処 若武者」の参號店「優味麺亭 鸐(やまどり)」さんのレセプションにお招きを頂き参上してきました。 福島市上町の大原総合病院の北側に建設された5階建ての複合施設「上町テラス」の1階にお店はあります。

「麺処 若武者」は二本松市街地の本店、「道の駅あだち」上り線にある弐號店「みどり湯食堂」共に異なるコンセプトのラーメンが供されていますが、この「優味麺亭 鸐(やまどり)」もまた、異なるコンセプトが提示されています。
それはなんと“酒田ラーメン”が前面に押し出されています。 しかもお店は福島市にありながら「酒田のラーメンを考える会」の会員として迎え入れられており、正真正銘の酒田ラーメンの伝道師として暖簾を掲げる事となりました。
正直なところ、ボクが接したことのある“酒田ラーメン”は、「東京ラーメンショー」で、まさに「酒田のラーメンを考える会」の出店作だけです。 とても穏やかでナチュラルな美味しさだった記憶と共に、薄絹の如きワンタンの舌触り印象が強く残っていました。 果たして「鸐 - やまどり」はそのDNAをどのように伝えてくるのか楽しみです。
「ふわとろワンタンメン」 ※売価880円

かなり洗練された酒田ラーメンです(o^-^o) ワンタンメンだけが酒田ラーメンではありませんが、県外にはワンタンメンが良く知れ渡っています。 「鸐 - やまどり」さんでは自然派スープでその味わいを表現しています。

丸鶏とニボシがメインのベーススープは、思いの外油浮きが少ない。 と言うよりも、ほぼ無いと言っても良いくらいです。 油膜の蓋が無いと、瞬く間にスープが冷めてしまうのだそうで、対応策として厚手で保温性の高い丼を特別に誂えているそうです。

チャーシューは旨味と柔らかさ、余分な脂が落とされてプルプルの脂身に、しっかりとチャーダレの染み渡ったバラ肉チャーシューです。 このチャーシューを毎日作りたてで、オーダーを受けてからカットするという手間暇を惜しまずに供していくそうです。

拍子切りの大振りなメンマは、適度な歯切れの食感は伝えてくるけれど、グッと噛めば簡単に歯切れる柔らかさです。 甘じょっぱい味が染み入っていて、これはなかなか美味しいなぁ~(ノ´∀`*)
「酒田ラーメンのメンマの定義ってどうなのでしょう?σ(゚・゚*)」
と尋ねてみたら、特にルールは無いそうで、お店が信じる美味しさ表現されていれば良いとの事ですって。

で、やっぱり白眉と言える存在感は、この“ふわとろ”なワンタンです。 極薄で舌の上をシルキーに滑るような舌触り。 餡は豚挽肉なのだそうですが、下味は無しで驚くほど滑らかな舌触りになっています。 まるで薄絹のようワンタンの皮は秘伝のものらしく、酒田からお店に直送されており、その製作元やプロセスは一切伏せられています。

麺は京都棣鄂の中太麺。 やや長めに茹でられていて、程良くプリッとした食感と滑らかな舌触りで楽しませてくれます。 スープの絡みもなかなかで、名門らしい貫禄さえ感じられます。
自然派スープのナチュラルで滋味を感じさせるスープに、醤油ダレはややマイルド気味ですが、卓上に醤油ダレが配してありますので、お好み次第で調整出来ますよヽ( ̄▽ ̄)ノ この先更なるブラッシュ・アップが予定されているので、味わいの印象は早々に変化すると思います。 本稿のレポートとは異なる印象に進化していくと思いますので、どうかお含みを頂きたいと存じます。
尚、5月12日のグランドオープンに先立ち、本日と明日の二日間はプレ・オープン営業が行われます。 5月10日はラーメンのみ100杯限定。 翌11日はふわとろワンタンメンのみ100杯限定。 何れも一杯500円での提供となります。
優味麺亭 鸐 (やまどり)
福島県福島市上町5-6 上町テラス1F
営業時間;【平日・昼の部】11:00~15:00 【平日・夜の部】17:00~20:00
【土曜・昼の部】10:00~15:00 【土曜・夜の部】17:00~20:00 【日曜・祝日】10:00~17:00
定休日;木曜日
駐車場;指定駐車場あり

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お店のロゴから漂う印象に、何となくどこかで接したことがあるような気がしたフリークもおられると思います。 実はこのデザインは、ラーメン界で知らぬ人はいないであろう青木健さんの作です。
ラーメン店の屋号のロゴ・デザインを青木さんが担われた中でも、広く知られる有名なお店は「Japanese Soba Noodles 蔦」さん、「ラーメン凪」さんなどがあります。
昨晩のレセプションには、青木健さんも招待されていていました。 そんでもってボクは以前から青木さんのFBをフォローしているファンの一人でした。 もうね、青木さんの文筆と視線、思い遣りの心とか、場合によっては「そりゃあダメだよ」といった話まで、軽妙な語り口で書かれています。 短文でも長文でも、アッと言う間に青木さんの懐に引き込まれてしまうような、生きた言葉、響く言葉が、とても分かり易く入ってくるんですよ(o^-^o)
だから今回は、店主・山本さんへの祝意を伝え、「鸐 - やまどり」のワンタンメンを頂きに行く事に加えて、青木さんにお目通り頂けるかも知れないというボーナス付きでした。
本当にありがたい事に、その願いは両方叶えられたばかりか、同じテーブルを挟んで会話をさせて頂けました(>▽<)b やはり青木さんは凄かった! 一夜明けてみれば、もっとお尋ねしてみたかった事は沢山あったのに、手近な話題で大切なチャンスをボク自身が活かせなかった感もあります。 山本さん、これからも頑張って四號店を立ち上げて、また青木さんと会わせて下さい!ヽ( ̄▽ ̄)ノ

「麺処 若武者」は二本松市街地の本店、「道の駅あだち」上り線にある弐號店「みどり湯食堂」共に異なるコンセプトのラーメンが供されていますが、この「優味麺亭 鸐(やまどり)」もまた、異なるコンセプトが提示されています。
それはなんと“酒田ラーメン”が前面に押し出されています。 しかもお店は福島市にありながら「酒田のラーメンを考える会」の会員として迎え入れられており、正真正銘の酒田ラーメンの伝道師として暖簾を掲げる事となりました。
正直なところ、ボクが接したことのある“酒田ラーメン”は、「東京ラーメンショー」で、まさに「酒田のラーメンを考える会」の出店作だけです。 とても穏やかでナチュラルな美味しさだった記憶と共に、薄絹の如きワンタンの舌触り印象が強く残っていました。 果たして「鸐 - やまどり」はそのDNAをどのように伝えてくるのか楽しみです。
「ふわとろワンタンメン」 ※売価880円

かなり洗練された酒田ラーメンです(o^-^o) ワンタンメンだけが酒田ラーメンではありませんが、県外にはワンタンメンが良く知れ渡っています。 「鸐 - やまどり」さんでは自然派スープでその味わいを表現しています。

丸鶏とニボシがメインのベーススープは、思いの外油浮きが少ない。 と言うよりも、ほぼ無いと言っても良いくらいです。 油膜の蓋が無いと、瞬く間にスープが冷めてしまうのだそうで、対応策として厚手で保温性の高い丼を特別に誂えているそうです。

チャーシューは旨味と柔らかさ、余分な脂が落とされてプルプルの脂身に、しっかりとチャーダレの染み渡ったバラ肉チャーシューです。 このチャーシューを毎日作りたてで、オーダーを受けてからカットするという手間暇を惜しまずに供していくそうです。

拍子切りの大振りなメンマは、適度な歯切れの食感は伝えてくるけれど、グッと噛めば簡単に歯切れる柔らかさです。 甘じょっぱい味が染み入っていて、これはなかなか美味しいなぁ~(ノ´∀`*)
「酒田ラーメンのメンマの定義ってどうなのでしょう?σ(゚・゚*)」
と尋ねてみたら、特にルールは無いそうで、お店が信じる美味しさ表現されていれば良いとの事ですって。

で、やっぱり白眉と言える存在感は、この“ふわとろ”なワンタンです。 極薄で舌の上をシルキーに滑るような舌触り。 餡は豚挽肉なのだそうですが、下味は無しで驚くほど滑らかな舌触りになっています。 まるで薄絹のようワンタンの皮は秘伝のものらしく、酒田からお店に直送されており、その製作元やプロセスは一切伏せられています。

麺は京都棣鄂の中太麺。 やや長めに茹でられていて、程良くプリッとした食感と滑らかな舌触りで楽しませてくれます。 スープの絡みもなかなかで、名門らしい貫禄さえ感じられます。
自然派スープのナチュラルで滋味を感じさせるスープに、醤油ダレはややマイルド気味ですが、卓上に醤油ダレが配してありますので、お好み次第で調整出来ますよヽ( ̄▽ ̄)ノ この先更なるブラッシュ・アップが予定されているので、味わいの印象は早々に変化すると思います。 本稿のレポートとは異なる印象に進化していくと思いますので、どうかお含みを頂きたいと存じます。
尚、5月12日のグランドオープンに先立ち、本日と明日の二日間はプレ・オープン営業が行われます。 5月10日はラーメンのみ100杯限定。 翌11日はふわとろワンタンメンのみ100杯限定。 何れも一杯500円での提供となります。
優味麺亭 鸐 (やまどり)
福島県福島市上町5-6 上町テラス1F
営業時間;【平日・昼の部】11:00~15:00 【平日・夜の部】17:00~20:00
【土曜・昼の部】10:00~15:00 【土曜・夜の部】17:00~20:00 【日曜・祝日】10:00~17:00
定休日;木曜日
駐車場;指定駐車場あり

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お店のロゴから漂う印象に、何となくどこかで接したことがあるような気がしたフリークもおられると思います。 実はこのデザインは、ラーメン界で知らぬ人はいないであろう青木健さんの作です。
ラーメン店の屋号のロゴ・デザインを青木さんが担われた中でも、広く知られる有名なお店は「Japanese Soba Noodles 蔦」さん、「ラーメン凪」さんなどがあります。
昨晩のレセプションには、青木健さんも招待されていていました。 そんでもってボクは以前から青木さんのFBをフォローしているファンの一人でした。 もうね、青木さんの文筆と視線、思い遣りの心とか、場合によっては「そりゃあダメだよ」といった話まで、軽妙な語り口で書かれています。 短文でも長文でも、アッと言う間に青木さんの懐に引き込まれてしまうような、生きた言葉、響く言葉が、とても分かり易く入ってくるんですよ(o^-^o)
だから今回は、店主・山本さんへの祝意を伝え、「鸐 - やまどり」のワンタンメンを頂きに行く事に加えて、青木さんにお目通り頂けるかも知れないというボーナス付きでした。
本当にありがたい事に、その願いは両方叶えられたばかりか、同じテーブルを挟んで会話をさせて頂けました(>▽<)b やはり青木さんは凄かった! 一夜明けてみれば、もっとお尋ねしてみたかった事は沢山あったのに、手近な話題で大切なチャンスをボク自身が活かせなかった感もあります。 山本さん、これからも頑張って四號店を立ち上げて、また青木さんと会わせて下さい!ヽ( ̄▽ ̄)ノ
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このワンタンメンはハートを鷲掴みにされること請け合いだと思いますよ(o^-^o)
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