2016年6月1日に開店した、須賀川市下宿町の
「あさひ家」さんに初詣して参りました(o^-^o) とにかくお仲間Blogger様方からの評判も上々でして、訪問機会を伺っていたお店です。

暖簾を潜って一歩お店に足を踏み入れたら、
(ヤバいっ!(;゚д゚))って直感するほど、店内には美味しいお店に共通する香りが漂ってました。 もうこれは何を頂いても間違いなかろうと、お店の屋号を冠した看板メニューを所望しました。
「あさひ家ラーメン (880円)」
お店自慢の載せモノがフルに実装された
“お得盛り”って感じですね(*^▽^*) 初っぱなにネギ油によるものなのか、みじん切りにされたネギが温められて発したものなのか、ふんわりとネギの香りとチー油で押し上げられた鶏出汁のインパクト有る香りが立ちます。

一見すると白河ラーメンを彷彿とさせる炙り叉焼や多加水タイプの縮れ麺に気付きますが、スープの色合いは
“漆黒系”と言っても良いほどの強い色合いがあります。

メンマはしっとりと柔らかく炊かれており、半サイズの味玉は黄身にも漬けダレの味が染み入るほどに漬けられています。 ホウレン草のおひたしに海苔も添えられ、ナルトはアッと言う間に漆黒スープの色が移ってました。

縁が赤い炙り叉焼は、モモ肉1枚とバラ巻きが3枚。 こりゃあ本当に
“お得盛り”だ(〃∇〃) スモーキーさはあまり強く無いけれど、モモ肉はやや厚めなのに簡単に歯切れるし、肉の旨味もちゃんと楽しめます。 バラ巻きはウワサ通りに脂身がトロトロ(ノ´∀`*) このバラ巻き叉焼からスープにも旨味の押しが掛けられているかも知れません。
二種類の叉焼共に、チャーダレの味わいも染み入ってますが、とら系に見られるような生醤油の酸味とエッジの利いた塩味といった味わいではなく、ずっとマイルドなチャーダレに思えました。

麺は多加水系熟成縮れ中太麺。 かなり強めの縮れは手揉みによるものでしょうか? 舌の上を叩くような力強い食感と、小麦粉の風味の潜め方からすると、熟成期間は一週間くらい掛けられているかも知れません。 これは、喜多方の極太縮れ麺にも通じる強靱な食感と言って良いのではないでしょうか? 個性的ですね(o^-^o)
スープは多分丸鶏を主体にしてますね。 旨味は充分に引き出されていて、濁りも見られないです。 とてもキレイなスープに、厚めの油膜、風味豊かだけど塩味のエッジはマイルドなカエシ。 それらが巧くバランスしていて、味わいに重厚ささえ感じさせる優れたものです。 こりゃあスゴイっ!
「半チャーハン (350円)」
折角なので半チャーハンも頂いてみたら、これまたヒットでしたw( ̄▽ ̄;)w やや油の回った仕立てですが、どちらかと言えばしっとりとしたマイルドな仕上がりです。 旨味はカエシからも取り込まれているみたいですが、紅生姜が具材として大活躍していて、全く飽きさせません!

その色合いも少し
“漆黒系”でしょうか? 叉焼の塩味の強い端っこがとっても良く効いていて、オイリーさの中にビシッと芯の通った味わいです。 やや濃ゆい味わいですが、私的には決してしょっぱいとは思いませんでした(o^-^o) こちらも醤油ダレの風味が活きていたなぁ~ いや、これは素晴らしい新店です!
あさひ家福島県須賀川市下宿町197
電話;0248-94-7736
営業時間;11:00~20:00
※売り切れ次第閉店定休日;火曜日
駐車場;6台
よく考察するほどに“とら系”では無いように思えます。 強いて言うなら「いまの家」-「スモーキー・フレーヴァー」な感じですかね? コアがすこぶるしっかりしているので、大変充実感があります。
麺はキャッチした情報によると、委託製麺じゃないかってことです。 地元須賀川市は、製麺業も盛んですし、家族経営の製麺店がまだ残っています。
とにかくどれもこれも面白い! 初訪ならワクワクしちゃうこと請け合いです(o^-^o)
いや、マジでこのレベルの高さはヤバいでしょ(^◇^;) 是非とも近所に一軒欲しい店ですよ♪
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