一週間前になりますが、福島市松川町の秋歳時記
「松川提灯祭り」に初めて行って来ました。 このお祭りの歴史は、意外とまだ浅くて、昭和34年(1959年)から町内5町の若連により始められたそうです。
現在は町を東西で二つに分けて、五町連合と八町連合の合計13台の太鼓台が、約350個の提灯にロウソクの火を灯して、それぞれに異なるお囃子を奏でながら町内を曳き回しています。 この催しは、毎年10月の第2土日に行われますので、「二本松提灯祭り」よりも観覧しやすいです。
[2016/10/9 松川提灯祭り #1] <↑ Clickで拡大>
事前のサーベイが不十分でしたので、車をデポする場所が分からず往生しました(>▽<;; 町内各所で道路が封鎖されますので、カーナビが無かったら門外漢はお手上げでしたね( ̄▽ ̄i)ゝ それでも出来るだけ調べては行ったのですが、どうもこの催しの主催者指定駐車場ってのは無いみたいでした。 まあ、その辺は警備員さんからの“お知恵”を頂きまして、近隣にお住まいの皆様方や、通行車両に迷惑を掛けない場所にデポする事が出来ました。
[2016/10/9 松川提灯祭り #2] <↑ Clickで拡大>
今回は東部の松川町五町連合さんの勢揃いした、松川支所・学習センター駐車場で撮影しました(o^-^o) 現着した時には、もう陽もトップリと暮れて、提灯の温かい明かりが、煌びやかに、そしてユラユラとロウソクの炎のユラギを見せながら待ち構えていました。
[2016/10/9 松川提灯祭り #3] <↑ Clickで拡大>
月は半月。 ヒンヤリとした空気に、お囃子の太鼓と篠笛の音色が力強く響いてました。 撮影中に太鼓台のお世話係の若連さんから声を掛けられまして、
「御神酒です(o^-^o) 良かったらどうですか?」って振る舞い酒のお誘いを頂きましたw( ̄▽ ̄;)w 今まで地元でお祭りの撮影していても、そんな声掛けは頂いた事はありません。 松川町の人の繋がりの強さや大らかさが伝わって来ますね(#^.^#) 勿論御礼申し上げつつ、丁寧に辞退申し上げましたが、皆さん手にしている一升瓶は、
福島市唯一の清酒醸造元であり、地元に愛される金水晶でした♪
[2016/10/9 松川提灯祭り #4] <↑ Clickで拡大>
スギナリと呼ばれる頭頂に掲げられる10個の提灯は、ロッドに取り付けられていますが、電線だらけの街中を曳き回す折には、ロッドを倒して高さを調整しながら進みます。 提灯の灯りはロウソクを使っているので、結構簡単に消えちゃいます。 特に目立つスギナリの灯りは、若連がまめに着火し直してました。
[2016/10/9 松川提灯祭り #5] <↑ Clickで拡大>
太鼓台を曳いたり、小太鼓(篠笛を吹いている子もいました)を叩いているのは小若と呼ばれる子供達です。 それを若連が支え、町の世話役が調整し、町内の皆さんが総出で盛り立てているのが分かります。 これは子供達にとって、最高の思い出になりますよね(>▽<)b
「松川提灯祭り」はもっと知られて良い祭りだと思います。
本町若連の本澤(ほんざわ)と申します。ご来場ありがとうございます。
ヤフーで何気なく松川提灯祭りと検索したところブログがヒット致しました!
駐車場ではご迷惑をおかけしました。今後は来場して頂く方にもわかりやすいお祭りにしていきたいと思いますので今後ともよろしくお願い致します。
本澤さん、コメントをお寄せ頂き、ありがとうございました(o^-^o) 郷土愛溢れる、素晴らしい松川提灯祭りでした。
駐車場の便が明瞭にされれば、町外からももっとお客様は来訪されると思いました。 決して運営の皆様を揶揄するつもりではございません。
素晴らしいポテンシャルのお祭りです。 運営は大変かと思いますが、次代を担う子供達に、しっかりと大人が渡して上げられる郷土の誇りがあると思いました(*^▽^*)
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