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仁井田本家 2

そんでもって続きです。 今日は蔵元が私のような酒販店や飲食店さんを招いての「新酒利酒会」を蔵元で開催しました。 前日は東京出張して、一日仕事を放ってしまっていたので、結構スケジュールがシビアだったんですが、ちょっと早めに仕事を開始して、何とか時間に漕ぎ着けました。

前述の通り、丁度この日に県大会の審査が結審し、「吟醸の部」と「純米の部」でW金賞を獲得した事で、蔵の雰囲気はいつにも増して和んでいました。

仁井田本家 仁井田穏彦社長2

仁井田本家 佐々木昭七杜氏

好々爺のようにお見受けするのが、南部流杜氏の佐々木昭七さんです。 蔵内もいよいよ酒造りが最終段階を迎え、手慣れた自然酒の仕込みが中心となってきたことで、随分とリラックスした表情でした。

いつものように、今年仕込まれたお酒から、全くスッピンの無濾過生原酒と製品版、そして蔵元秘蔵の2種類の酒が並べられました。 中でも抜群の出来と感じ入ったのは、特別純米酒 穏の原酒です。 タフな味わいで、ポテンシャルの高さが直球でズバッと。
玄米酒 40年古酒

そして白眉が「自然米の玄米酒40年古酒」! またすんごいモノが出てきたものだ…(^^;) 随分以前に販売を終了していたけど、敷地内の土蔵蔵に少量保管されていたらしい。 精米歩合は80%で、蔵内で40年間深い眠りについていたシロモノ。 完全にアルコールは涼しくなっており、かなり強い酸を覚悟したけど、実際にはそんな事もなくなんともシルキーな舌触り。 アフターに香ばしい玄米アラレ(玄米茶の基材)を思わせるような風味が満ちてくる。

丁度燗酒用の湯煎酒燗器があったので、馬場部長の承諾を頂き、人肌程度に温めてみた。 いや、タマげたね! 口に含んだとたんに、ふわっと液体が拡散して喉に落ちてしまうの。 こんな経験は今まで皆無だった。 とっても幸せ♪ 超レア商品だけど、少量買い付けさせて頂きました。
仁井田本家 瓶燗

瓶詰めラインに入れて頂いたら、丁度「特別純米酒 穏」の瓶燗火入れをしていました。
受難と幸福

受難と幸福

で、いきなりこのワンコ。 散々蔵元で楽しませて頂いて、いざ帰ろうとしたら、子犬が二匹現れました。 黒鼻の子は、とても人なつっこくて自分から「かまって、かまってぇ~~」と言わんばかりにジャレ付いてきます。 白鼻の方は、ちょっと離れて「どうしたら良いものか」と思案している様子。

どうやら話によると、21日の彼岸の頃に、蔵元の裏手にある「東山霊園」に捨てられたらしい。 まるで人間に助けを求めるかの如くに、蔵に現れたそうです。 酷い話です。(;_;) 彼岸に霊園に置き去りにするなんて… 傲慢極まりない人間。

「育ててみますか?」と言われたけど、生憎当方には古参の飼い猫がいて、共存出来そうもなく… ただ、本当に幸いなことに、蔵人さんで以前飼い犬が天に召されてしまった方がおられ、揃って姉妹犬で引き取られる事になったとか。 受難と幸福。 きっとこれからの方が、ずっと幸せになれるよ。  

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