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小杉食堂 ~宮城県白石市~

11月13日~15日まで太白区長町で開催されていた「仙台ラーメンフェスタ」の最終日に行って参りまして、更には「宮城県美術館」で12月23日まで開催中の「ピカソ展」を観てきました。 その後はノー・プランだったのですが、いざどうしようかと考えても、「海の杜水族館」は少々遠いし混み混みなのは想像に難くありません。

しゃあないので、久しぶりに「東北大学」の構内を車で通り抜けてみたら、ボクが住んでいた頃(当然こんな大学に入学出来ません(>▽<;;)とは隔世のオサレ大学になっていたノ( ̄0 ̄;)\ その後どこに行く当ても無かったし、遅くなっちゃった昼食をどこかで摂らねばと言う事で、何となく高速道路ではなく下道で南下してみる事にしました。

車の流れに圧されるように南下して、ようやく落ち着きを取り戻したのは岩沼辺りに差し掛かってからでした。 そこでようやく以前Blog繋がりの御仁が、白石市の食堂を紹介していたような気がして、ちょいと調べてみたら、ボクの好きそうな食堂を見つけ潜入する腹を決めました。

小杉食堂

「小杉食堂」さん。

「こすぎ」と入力・変換したら「濃すぎ」が第1候補に挙がるボクのIMEは、良く調教されていると思いました(>▽<;;

お店は昭和チックさ全開ですが、最近は家内もこの程度の箱では怯む事が無くなって来たのは、日頃の丹念の賜物でしょう。

白石と言えば温麺(うーめん)な訳で、自宅でも常々ストックしていたりしますが、発祥の地のお店で頂いた事が無かった訳です。 それは興味をソソられるってもんでしょ♪ 17時頃に暖簾を潜ったら、ほぼ同じタイミングで小さなお子様連れのご家族さんもご入店(o^-^o) 小上がり席もあるから、お子達もテンション高いww 外食はお子達にとって、楽しくなくちゃイケません(*^▽^*)

「タヌキうーめん ミニカツ丼セット (950円)」

小杉食堂 タヌキうーめん ミニカツ丼セット

ほっほっほ♪( *´艸`) これぞ食堂の組膳でしょ! しかもスープからはナカナカ佳きカツオ節の香りが立っています。 小鉢と香物も共添えされていて、期待を裏切らないボリューム感です。

小杉食堂 タヌキうーめん ミニカツ丼セット

天かすとホウレン草のお浸し、刻み白ネギだけのシンプルな載せモノですが、そもそも天かすLoverのボクにはコレこそが堪らん訳です♪(>▽<)b たっぷりと張られたスープは、先述の通りしっかりとしたカツオ節の香りが感じられ、出汁の旨味感も程良く楽しめます。

小杉食堂 タヌキうーめん ミニカツ丼セット

若干カエシの塩味にエッジがありますが、ちょいしょっぱ目って位です。 卓上配置の七味唐辛子なんぞも使いながらスープの美味しさを楽しめます。

小杉食堂 タヌキうーめん ミニカツ丼セット

温麺は地元の製麺業・粉卸業の「はたけなか製麺」さんの「ぜいたく温麺」ってのが使われているらしいです。 ツルッと滑らかな舌触りは勿論ですが、ジリジリとスープの味が染み入って来ても、乾麺ならではなのかグルテンの溶け出しが無く、スープを濁らせることがありません。 また時間の経過と共に、麺がプヨッて来る事もありません。 生麺のような弾力やコシの強さこそありませんが、たっぷりとスープを絡めて口に流し込むように持ち上げるチカラは流石です(o^-^o) 温麺の良さを見直しました。

小杉食堂 タヌキうーめん ミニカツ丼セット

「ミニカツ丼」は麺類とのセットで450円で供されています。 失礼ながら田舎風の濃ゆい甘じょっぱいタイプを期待していたのですが、写真を見ての通り軽く裏切られました。 サイズ的にはそう大きくありませんし、アタマのとんかつも50g位でしょうか。

小杉食堂 タヌキうーめん ミニカツ丼セット

でも肉質の柔らかさは申し分無く、味付けも甘さに逃げることなく、ピシッと醤油味の筋の通った味わいでした。 ツユダク&トロトロとかじゃない、正調昭和のカツ丼に思えました。

しかしこのお店、実は温麺以外は、うどん、そば、中華麺全て自家製麺(;゚д゚) 味付けに関しても、徹底して自然派を通しているそうです。 あるんですねぇ~、こんなお店(#^.^#) これで店内禁煙にして頂けたら、更に歓迎です。




小杉食堂
宮城県白石市城北町5-6-1
電話;0224-25-2606
営業時間;11:00~19:00 ※火曜日のみ14:00まで
定休日;火曜日
駐車場;店舗前に3台分、左側にある整備工場が休みならその前に3台ほど駐車可能


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