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ワインバー祥瑞(しょんずい) ~東京都港区六本木~

フランソワ・デュマ氏の講義の後、お楽しみの懇親会会場へと移動しました。 自由が丘から六本木へ… どちらも無芸に似つかわしくない場所。f(^^;)

夕刻の六本木は、相変わらず異邦人の姿が多い。 田舎に住んでいると、ついきょどってしまうのです。(^^;) 別に先様の視線には入っている訳でも無いのに…

今話題の「東京ミッドタウン」にほど近い路地沿いに、「自然派ワイン」の大家と言われる、勝山晋作オーナーの名ワインバー「祥瑞(しょんずい)」はあります。

ワインバー祥瑞


勝山さんと、ソムリエールの竹沢さんが出迎えてくれました。(^^) 勝山さんは、ワインや食の雑誌等に度々登場する有名人ですが、全く客にプレッシャーを感じさせないところがまた凄い。

ワインバー祥瑞


厚顔無恥の無芸も、さすがに初対面で勝山さんの写真を撮れるほどの度胸もありません。(^^;) 今発売中の「料理王国 2007年6月号」に「自然派ワイン」というコンテンツがあり、そちらに堂々と勝山さんが登場しております。 宜しければ手にとってご覧になってみて下さい。

ワインバー祥瑞 鹿肉のパテ


講師を務めて下さった、デュマさんとワインインポーターの吉崎さんが、ご一緒して下さったので、フードもワインも全てチョイスはお任せしました。

非常に希有な、ビオのシャンパーニュからスタート。 ピノ・ノワール種で造られたシャンパーニュは、独自のコク味があり、ほのかな甘さが心地好く口中に広がります。 生ハムや鰯のフリッターなどをつまみながら、美味しく楽しめました。

上は「鹿肉のパテ」(^^) 滋味溢れる味わいで、これまたピオの白ワイン、サン・ヴェランと良く調和していました。

ワインバー祥瑞 インディカ米を使ったサラダ


この料理は名前を忘れてしまった…(^^;) インディカ米を配したサラダなのですが、思ったよりもボリュームがあり、白ワインは勿論、次に出てきた辛口のロゼワインにも良く合っていました。

ワインバー祥瑞 烏賊の詰め物トマトソース


小振りな烏賊に詰め物をして、トマトソースで仕上げた一皿。(^^) コレもかなぁ~~り美味しい。 う~~ん、さすが名店と言われるだけあって、主役たるワインを引き立てる術を知り尽くしている…(^^;)

ワインバー祥瑞 有機野菜とハマグリ


このお店のこだわりは、「自然派ワイン」だけに止まらず、野菜も同様に「有機農法」を積極的に取り入れているようです。 こちらは、「有機野菜とハマグリ」の料理。 至極サッパリとしておりました。

さて、ここまで飲み食いしたところで、無芸はそろそろ帰宅の途に就く時間となってしまいました。 渋々、メンバーと別れを告げて、とぼとぼと一人…(^^;) はぁ~~~、残念!

【追記 2019年1月5日】


2019年1月4日 ビストロ「祥瑞」のオーナーであり、日本の自然派ワイン啓蒙を強力に牽引してきた勝山晋作さんが逝去されました。 謹んで哀悼の意を捧げます。




ワインバー 祥瑞(しょんずい)
東京都港区六本木7-10-2 三河屋伊藤ビル2階
電話;03-3405-7478
営業時間;18:00~25:00
定休日;毎週日曜、祝日
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Comments







非公開コメント
うわー、たまりませんねぇ!
美味しいお酒v-272と美味しい料理!
わたしのブログもよく言われますが、無芸大食さんのブログも「食いしん坊ブログ」ですよね!(^^)

前記事の「温暖化とワインについて」も興味深く読みました。
確かによく考えると、農作物は気温や気候の影響をもろに受けるわけですからね。
もう元に戻らないギリギリまできているかもしれません。
温暖化や環境問題については私達一人ひとりが、もっと真剣に考えていかないといけないですね。

2007-05-18-19:01 和
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和さん
こんにちは。(^^) H/Nの通り、食いしん坊の無芸でございます。

東京へ出る事は、年間数回程度ですので、限られた時間の中で、お仲間と連れだっての会食は、何にも増して楽しいです。

前エントリーの話、お受け止めを頂きありがとうございます。 私のBlogはユルユル系を自負していますので、あまり堅苦しい事は書きたく無かったのですが、あまりにも衝撃的でったもので…(^^;)

今後とも、ユルっとお付き合い下さいネ。(^^)
2007-05-18-19:11 無芸大食
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うほほん~~~またまた、おっしゃれ~~な店で
うまいもん食べてきましたね。。ガハッハ

鹿肉って食ったことないけど、どんな味すんなやろ?
2007-05-18-21:23 ララオ0181
[ 返信 ]
うわぁ・・・どれもこれもおいしそう。イカが苦手な私ですが、
この写真のは食べたくなる感じ。
これらのお料理って現地で食べるのと違って、日本人の口に
合わせて作られているので、数倍おいしいんですよね。
ワインはよく分らないけど、最近やっと赤ワインがおいしいと
思えるようになりました。
2007-05-18-21:36 ree
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ララオ0181様
そうそう、おっしれぇ~~なお店は、大抵入り口に立っただけで気後れしちゃうんですけど、幸いにしてこのお店雰囲気は、80年代のジャズ喫茶を品良くした感じです。

タイミングが合えば、音楽にも造詣の深いオーナーが、レコード盤で80年代の洋楽や、昭和歌謡を流してくれるそうです。 ララオさん、好きでしょ?(^-^)

鹿肉自体は、思うほどクセはないですヨ。 多分蝦夷鹿だと思います。 パテに調理する段階で、シェフがきっちりと仕事をしていますので、滋味はありますけど、敷居は低いと思います。
2007-05-18-22:23 無芸大食
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reeさん
あらら…(^^;) 烏賊は苦手でしたか? 確かに独特の持ち味がありますもんね。 とても上手に調理されていましたヨ。(^^)

仰るとおり、ジビエ料理の本場とは、少々風合いが違っていて、日本人向けにソフィスティケイトされています。

あの圧倒的な存在感溢れる味わいは、やはり現地の雰囲気とか、気候風土、そして一緒に飲むワインが整ってこそ、活き活きと輝きを放つのでしょうね。(^^)
2007-05-18-22:28 無芸大食
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勉強会、伺えなくて残念でした。特に、フランソワ氏のビオや地球環境のお話、お聞きしたかったです(涙)

アフターもすごい!お料理も美味しそう♪
ぜひぜひ、また勉強会でご一緒させてくださいねv-291
2007-05-19-13:14 Tenny
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Tennyさん
今回はご一緒できずに、残念でした。 今回も相当密度の濃い内容でしたヨ。

へへへ、このお店はキャサリンさんのご手配でした。 さすがに美食家だけの事はありますねぇ~♪
2007-05-19-13:50 無芸大食
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