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ぶらりドライブ・いわきの早春 その2

塩屋崎から合磯岬までの約4kmの砂浜が豊間海岸と呼ばれているそうです。 なかなか地名と場所が一致しないボクにはとっては、実際に車を降りて周囲を見聞しながら納得していくしかありません。 合磯岬の下には名勝地・二見ヶ浦があります。 先の震災の大津波で、倒壊損傷してしまいまして、ボクは以前の姿を直接目にする事は出来ませんでした。

しかし、今回はその場所や周囲の環境などを自分で確かめてくる事が出来ました。 流失した家屋が沢山あって、こちらも全くと言って良いほど、以前の町並みを取り戻す事は難しそうです。 そんな場所だから、「あぁ、ここだ♪」なんてウキウキした気分にはなれず、どこか後ろめたいキモチを抱えたままだったのは事実です。

豊間サーファー
[2014/3/16 豊間サーファー]  <↑ Clickで拡大>

この日はちょっと波高が高かったこともあってか、サーフィンを楽しむ人々の姿も見られました。 実はサーフィンに興じる人達の間近に立ったことは無かったので、どんな風に波を捉まえるのかとか、興味深く眺めて参りました。

二見ヶ浦
[2014/3/16 二見ヶ浦]  <↑ Clickで拡大>

通称・男岩と呼ばれる大岩は、津波で縦に真っ二つになり、左側が流失したそうです。 また更に左側にあった女岩(ひよこ岩)は、完全に姿を消してしまいました。 岩には海鵜が棲み着いているらしく、岬の周辺を飛んでいた
海鳥たちは、写真を確認してみたら海鵜が大部分でした。

塩屋岬
[2014/3/16 塩屋岬]  <↑ Clickで拡大>

合磯岬から、塩屋崎に向かって豊間海岸沿いの道を進みますと、ひとしきり白波の立つあたりを見つけました。 ボチボチ夕方になって来て、陽が傾きかけて来ますと、オレンジ色の夕陽の色合いが、そこここを染め始めました。

乗った!
[2014/3/16 乗った!]  <↑ Clickで拡大>

素人目にも、こちらの方が波高も高く、サーファーの技量もより長けている方々が集まっているように思えました。

豊間漁港
[2014/3/16 豊間漁港]  <↑ Clickで拡大>

塩屋崎に差し掛かる手前に「豊間漁港」があります。 塩屋崎の下にある小さな漁港ですが、こちらもモロに津波で気概を受けていたらしく、岸壁は真新しくなっていました。 以前の賑わいを取り戻す日が一日も早く来ますように。
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