十六世紀初めから後期にかけて活躍した、日本を代表する禅宗の画僧・雪村周継(せっそん しゅうけい)が、晩年隠居していた地と言われています。 現在の「雪村庵」は後世にに建てられたものですが、裏山の竹林と枝垂れ桜のコントラストが、なかなか幽玄な雰囲気を醸し出しています。

推定樹齢400年~500年と言われるエドヒガンの枝垂れ桜と、対になるように梅の古木が咲き競います。

来場者のために駐車場は整備されており、車のデポには問題有りません。 残念ながらポツポツと小雨が降り出し、どんよりとした雲が垂れ込めており、写真の発色は宜しくありません。

今年の桜行脚では、倅に「KISS D」を、娘に「コンデジ」を預けてみました。 するとどうしたことか…(^^;) 娘の方が私や倅よりも構図が巧いんですヨ…
道具の使い方は分かっていないから、全てオートで撮っているんですけど、お絵描き・工作の大好きな娘ならではのセンスなのでしょうか?? あぁ、倅は今のところ、道具いじりだけにしか興味がないようです。 ゲーム機と同じ感覚で遊んでいるようです。 こうなれば娘の方を仕込みますか?(^-^)

実は雪村庵は、近くで見ると、結構アラが多いんです。(^^;) これは駐車場から長玉で撮りました。 電線が邪魔だけど、これくらい引いて撮った方が、雰囲気が良いかも知れません。
雪村庵の桜、どうやればきれいに写るのかなと思っていましたが、やはり後ろの竹林と桜なんでしょうかね? 白黒もいいですねえ^^^^^。
あの赤いトタン屋根がいまいちねえ、、消してしまいたいものでしたが、白黒描写はその点いいですね
ララオ0181様
前述の通り、この日は天気に恵まれず、色合いが思い切り沈んでしまいました。 やはり裏山の竹林の存在がポイントだと思います。
モノクロの色を失った風景と言うのは、雪に埋もれた雪村庵の写真で素晴らしい描写を見た事がありました。
赤トタンがどうにも堪らないんですよねぇ…

雪に埋もれると、コレも帳消しに出来ますからネ。
ステキな写真がいっぱいで圧倒されました。
モノクロ写真いいですねー、風情があります~
赤いトタン屋根なんですね、これが茅葺屋根だったらもう完璧っ!?
でもやっぱりトンコツラーメンも気になりまする~
私は最後の写真の構図、好きです。
本当に電線が惜しいです。
少しは考えて電線とおせよ!と言いたくなります。
赤トタンもですが、日本人は風景に対して意識が低すぎますよね。
しかし、これだけの桜なのに、人がいないのが凄い。
よむねこさん
いつもご訪問頂き、ありがとうございます。

当地の桜は、今真っ盛りです。 三週間は楽しめますヨ。
確かにこの庵が萱葺き屋根だったら、その趣も一際でしょうね。 無芸もそう思います。
> でもやっぱりトンコツラーメンも気になりまする~
アハハ、胃袋を直撃しましたか? きっと首都圏に出店したら、行列も夢ではない味だと思います。
Gluttonさん
ありがとうございます。 実は元の写真は、もっと引いて撮ったのですが、トリミングしました。 私もこれくらい離れて見るのが、ここの良さが出ると思います。
電線はねぇ…

田舎と言えども、周囲には住居がありますから、通さない訳には行かないのでしょうね。 今後、電力会社さんが気づいて対応してくだされば別ですけど、期待薄ですよね。
> しかし、これだけの桜なのに、人がいないのが凄い。
周囲に名物桜が沢山あるので、きっとより有名な場所に客足が割れたのだと思います。 中にはバスの中からの見物だけで、そのままパスして行くツアーも見受けられました。
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