手打ち 焔 (ほむら) ~栃木県那須塩原市~

つい先立っての事、宮城県在住のお仲間Blogger「yaoの食べたラーメンとかを記録しておくブログ」(URL) のAuthor・yaoさんから、ミニ・オフ会をお誘いを頂きました。 巧い具合にスケジュールも立ちましたので、県内のお仲間Blogger様方と共にご一緒させて頂く事となりました♪

会場はお隣栃木県那須塩原市の新進気鋭店「焔 (ほむら)さんです。 昨年夏に一度だけ訪問した事があるお店ですが、ラーメン・ファンの間では、白河市の人気ラーメン店「火風鼎 (かふうてい)さんのご子息の独立店舗としても知られています。

ラーメン焔(ほむら)

昨年開催された「立川ラーメンスクエア」 (URL) への出店を競う、「第8回ラーメントライアウト」では最終選考の5店のファイナリストに選ばれると共に、僅差で優勝こそ逃したものの、甲乙付け難いと言う事で初の審査員特別賞を受賞した実力の持ち主でもあります。

今回はyaoさんが全て段取りをして下さりまして、定番の人気メニューから一点と、スポット提供の限定ラーメン、前述の「ラーメントライアウト」に出品した作品、そしてこれから正規リリースを予定している秘策作品の合計4点を一気に頂くという、“ディスカバー焔”の布陣が敷かれておりました(゚ロ゚屮)屮

「ワンタンメン (700円)」

焔 ワンタンメン

お店を代表する人気メニューの一つであり、象徴的なメニューとも言えるのがこれでしょう(^^) 実は昨年の初訪問時には、いきなり「冷や中」を所望してみたという経緯がありまして、最も知っておくべきだったベーススープの華を取りこぼしておりました( ̄▽ ̄i)ゝ

焔 ワンタンメン

白河ラーメンと言えば、大御所・とら食堂との関連を想起してしまうのが常ですが、実は「焔 (ほむら)さんのお父様が開業された「火風鼎 (かふうてい)さんは、全く独学でお店を興し、研鑚を図りながら人気店へと駆け上った方です。

白河という風土に合ったラーメンを、独自の解釈で作り上げたパイオニア的存在なんですね(^-^) よって、ご子息は一子相伝の教えを受けたものの、師匠でもあるお父様へのリスペクトも公然と語られていました。

焔 ワンタンメン
 
頑なに守り続ける父から受け継いだ味は、見事に華開いていると思います。 鶏ガラと豚ゲンコツを炊いて作られたベーススープは、鶏ガラの比率が高めとされているそうです。 良質なチー油の張られたスープに、練れた旨味感のある醤油ダレが合わせられており、口当たりはマイルドながらほんのりと甘味も伝わって来ます。 醤油の風味は口の中でフワッと広がり、程良い塩味と酸味と共に、ベーススープからの旨味を存分に引き立たせています。

焔 ワンタンメン

手打ち麺は毎日「火風鼎」の麺場で作って持ち帰っているとの事。 手捏ね・手伸しに拘る、「火風鼎・焔」を象徴する逸品です(*^_^*) 打ち立て麺をその日の内に供するのが流儀なのだそうです。 コツッとするほどの歯触りと、舌の上をくすぐるようにのたうち回る食感は、極めて動的な魅力溢れるモノです。

ちょっと固めの茹で上がり風なのですが、決して不快な印象はありません。 言わばダイナミックな歯応えと言えそうなのですが、そこには複雑な舌触りと歯応えが混じり合っておりまして、麺の圧倒的な存在感は刮目すべき特徴でした。

モモ肉チャーシューは味付け前にスモーク処理が施されており、スモーキー・フレーヴァーと肉自体の旨味、そして生醤油っぽいしっかりとした味付けが楽しめます。 薄切りにされていますので、簡単に噛み切れるのも良いですね(^^)

自家製手伸しワンタンは、具無しタイプです。 舌触りの滑らかさだけではなく、折り返して重なっている部位は、しっかりとした噛み心地も伝わってきます。 所謂“天女の羽衣”のようなシルキー系ワンタンでは無く、ガシッと噛み心地で楽しませるタイプです。 麺と同スペックの麺玉から伸したのか、麺との解離感の無い印象でした。




「牛塩ラーメン (700円)」

焔 牛塩

こちらは時折限定で供されているラーメンらしいです。 もしかすると原料のブランドは固定されていないかも知れませんが、この日は米沢牛の牛骨と牛脂・牛スジが用いられていたそうです。 新しいベーススープとして脚光を集め始めている牛ですが、まだこれからの伸び代は計り知れないかも知れません。

焔 牛塩ラーメン

このスープの美味しさたるや、驚かされるばかりでして、滋味を感じさせる旨味と、程良い華やかな風味が上品に広がって来ます。 牛肉にありそうな脂質系の個性的な香りは、良い意味で抑え込まれていました。
結果的にはこのスープの魔力にすっかり心奪われました(〃∇〃)ゞ

焔 牛塩ラーメン

レモンの酸味と風味が、かなり巧く効いていた気がします。 タケノコの載せモノもシャクシャクとした歯触りと共に好印象。 黒コショウが振られた牛焼き肉と共に麺を頬張りますと、それはもう奇跡的な旨味と食感のマリアージュが楽しめました♪( *´艸`)




「喜多方ラーメン」 ※価格は不明

焔 喜多方ラーメン

「第8回ラーメン・トライアウト」への出品作の半分(^◇^;) と言うのも、その出品作とは一升升を金属製パーティションで仕切った特製の器で供されました。 対角に仕切られた中には、当県を代表する二大ラーメン、白河ラーメンと喜多方ラーメンの2種類が同衾していました。

それぞれのラーメンを楽しんだら、金属パーティションを引き抜いて、双方を混ぜ合わせて新しい味わいも楽しめるという、一度に三度美味しい企画(*^▽^*) この企画力も含めて、会場審査員からも高い評価が寄せられたらしいんですね。

まあ、ボクらからしますと、白河ラーメンの名手が喜多方ラーメンを作ったらどうなるのか?!といった興味の方が上回っていたのは事実です( ̄▽ ̄i)ゝ

焔 喜多方ラーメン

で、結論を言っちゃえば、やっぱり腕の良い人が作ると、何を作っても美味いと言う事実(>▽<)b 麺は自家製のそれではありましたが、豚ガラベースに煮干しの配されたスープに背脂がチラされています。 醤油ダレも独自の工夫が施されているようで、ちょっと甘いニュアンスがありながら、一段と押し味のある醤油テイストとなっていました。

ただ喜多方ラーメンの一般的な定義からすると、チャーシューはバラ肉であり、麺は熟成多加水麺が一般的です。 あくまでもここではスープを軸として喜多方テイストを見せてくれたって事です。 本当に困っちゃうことに、このスープの仕上がり具合が並み居る喜多方の名店に全く引けをとらなかったって事ノ( ̄0 ̄;)\ うぅ~~ん( ̄ω ̄;) これはどうしたら良いのだろうww




「青山の塩」※価格は不明

焔 青山の塩

「火風鼎」として表参道に出店していた時に端を発する“幻の塩ラーメン”が、程なく正式リリースされるようです。 恐ろしいほどシンプルな様相ですが、それ故の凄味ってものが伝わって来ました(`・ω´・ ;)

焔 青山の塩

比内鶏の鶏ガラを炊いてひいたスープに、豊かなチー油の油膜。 まさに鶏一色の塩ラーメンですね。 伝家の宝刀・自家製手打ち麺が活きるチューニングが施されていました。 華やかな旨味とサッパリとした後味と共に味サバケの良さもあります。 ストイックに鶏出汁の美味しさを堪能したい方には、塩仕立てであるのも喜ばれそうですね(^-^)

焔 青山の塩

お供に添えられるお肉は、まだヒミツ♪ ハーブを配して焼き上げられており、シンプルなラーメンと合わせますと、かなり面白い相乗効果を発揮します。 どちらかと言えば、相当なマニア向きかも知れませんし、賛否両論にもなりそうな個性的な作品です。 こういった“攻めの一杯”を繰り出してくれるお店は、私達を心底ワクワクさせてくれます( ̄∇ ̄*)ゞ

と、言う訳で、一店で4アイテムもの作品を楽しませて頂きました。 こんな経験はボクにとっては初めてでした。 オーガナイズをして下さったyaoさんと、日々ご多忙にも関わらず応じて頂いたご店主様には、この場で感謝申し上げます。 またご一緒させて頂きましたBlogger各位様には、今後とも良きお付き合いを頂けますようお願い申し上げる次第です。

この日ご一緒させて頂いたメンバー様方
「yaoの食べたラーメンとかを記録しておくブログ」(URL) ・yaoさん
「赴くままに、麺喰らう。~仙台麺探訪~」(URL)・さっとんさん
「宮城ラーメン放浪記」(URL)・備長炭さん
「Reverse Iceman Ramen Blog」(URL)・Icemanさん
「エリーゼのぶらぶら日記」(URL)・エリーゼさん






手打ち 焔 (ほむら)
栃木県那須塩原市上厚崎374-12
電話;0287-63-4010
営業時間;11:00~16:00 ※材料が無くなり次第閉店
定休日;火曜日


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コメント

うー、やっぱり行きたかったーっ!(T▽T;)
思わず悔しくて、先週行って牛塩食べてきましたけどw

今度は青山の塩、食べたいっ!
2013/ 06/ 15( 土) 10: 36: 59| URL| にくきゅう# mQop/nM.[ 編集 ]
 
「かふうてい」ですよ・・・
2013/ 06/ 15( 土) 14: 06: 03| URL| 秘密の名無しさん# -[ 編集 ]
 
この日は大変お世話になりました♪
出てくるラーメンは、どれも度胆を抜かれるようなラーメンのオンパレードでしたし、こんな楽しい遠足ならいつでも大歓迎です( ̄∇ ̄)

段取りして下さったyaoさんに感謝ですね(*´▽`*)
2013/ 06/ 15( 土) 17: 59: 01| URL| Iceman# Q.zvybpY[ 編集 ]
 
うんうんヽ( ̄▽ ̄i) 実はご店主様を交えて懇談している時、にくきゅうさんの名前が度々出てきていたよww

牛塩ラーメン、驚きの美味しさでしたよね♪( *´艸`) 鳥取の牛骨ラーメンとは違った美味しさがありました。 青山の塩は程なくデビューすると思います。 店主のBlogを要チェック!
2013/ 06/ 15( 土) 19: 52: 36| URL| 無芸大食# KVUpfCRI[ 編集 ]
 
これは失敗! ご指摘感謝( ̄▽ ̄i)ゝ
2013/ 06/ 15( 土) 19: 54: 18| URL| 無芸大食# KVUpfCRI[ 編集 ]
 
こちらこそありがとうございました(*^▽^*) これはちょっとクセになりそうですなww

ご店主様の底力もさることながら、オーガナイザーのyaoさんの力添えあっての企画でしたね。
2013/ 06/ 15( 土) 19: 56: 40| URL| 無芸大食# KVUpfCRI[ 編集 ]
 
素晴らしいイベント(?)でしたね!
どれも美味しそうですーーーーーー。。。。

どれも仕事が丁寧そうですね。
青山の塩、潔いくらいシンプルですね。
自信のほどが伺えますー^^
2013/ 06/ 15( 土) 20: 27: 21| URL| ハートペンギン# -[ 編集 ]
 
このようにラーメン店様のご協力が得られるのは希有な事かと思います。 良い体験をさせて頂きました(*^▽^*)

「青山の塩」のような作品は、あまり一般受けはしないと思いますが、原点の味わいをとことん追求すると、載せモノ不要になってくるのが常です(`・ω´・ ;)

ご店主様にとっても、かなりのリスク背負いながら、勇気を持って問うてきます。 そんな崖っぷちのやりとりも、たった一杯のラーメンの中にあったりします。
2013/ 06/ 15( 土) 21: 26: 46| URL| 無芸大食# KVUpfCRI[ 編集 ]
 
先日は大変お世話になりました。
店主も素晴らしい経験が出来たと喜んでおられましたよ(^^)
何やらまだ研究中の素材もあるようで今後がますます楽しみなお店です。
2013/ 06/ 23( 日) 19: 35: 08| URL| yao# OD1pUsXY[ 編集 ]
 
こちらこそ種々の段取りとお導きを頂きまして、誠にありがとうございました。 実行力のあるご店主様ですので、そのポテンシャルの伸び代は、まさに天井知らずに思えました(^◇^;) 今後とも楽しみな逸材ですね♪
2013/ 06/ 23( 日) 21: 48: 42| URL| 無芸大食# KVUpfCRI[ 編集 ]
 

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