ぶらりドライブ・いわきの晩春
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GW中の事、どこという目的もなく、午後から車を走らせて市内某所の中国料理店でランチを摂ろうとしたら、とんでもない大入り満員だったもので、いきなり行き場を失った無芸夫婦Σ(゜▽゜;) さて、行列に並ぶも良いけれど、どうもそんな気分にもなれません。 オサレなカフェは、そろそろランチタイムからティータイムに変わってしまおうかとと言う時刻でした。
そんなに劇的に空腹だった訳でも無かったのも事実ですが、こんな時って女性の方が思い切りが良いと言いますか・・・
「それじゃ、いわき方面にでも行ってみる?ヾ(^▽^*」
突拍子も無い事を思い付くものです(^◇^;) まあ、その言葉に乗った訳でして、どこに目的地を付けようかと思ったら、これまた魅力的な事を言ってくれます♪
「道の駅よつくら港で食事を摂りましょ(*^▽^*)」
良いプランです(* ̄∇ ̄*) それではと言う事で、磐越自動車道を巡行する事小一時間ほど、四倉IC経由で「道の駅よつくら港」に到着です。

GWと言う事もあって、施設内ではイベントも開催されており、平のゆるキャラ「たいらもん」が絶賛活躍中(≧∇≦)キャー♪ 何だかカワイイなぁ~ww やっぱり猫がモチーフだから心の琴線に届くのかな?( ̄▽ ̄i)ゝ
真新しい建物の二階には、フードコートタイプのお店が出店しておりまして、海鮮丼やら釜飯屋さん、そば・うどんやラーメン店など、おおよそ困る事のないバリエーションの広さでした。 驚くほどの美味というほどでは無いにせよ、こう言った施設内にあっては、良心的な価格体系とクォリティーでした。
1Fの物産品コーナーで少々土産物などを買い込みまして、まだ家内には見せていなかった海岸線へと車を走らせます。 度々朝陽の撮影で訪れている波立海岸は、いよいよ防波堤の改修工事が本格化し始めまして、更なる嵩上げが完了しますと、国道6号線からは海を見る事は出来なくなりそうです。

[2013/5/5 久ノ浜の稲荷神社] <↑ Clickで拡大>
震災後初めて足を踏み入れた久ノ浜町久ノ浜地区です。 まさに海辺のエリアで津波と火災で壊滅的な被害を被った場所です。 印象的に目に焼き付いた赤い鳥居ですが、丁度訪問前日に久ノ浜で「合同神幸祭」(PDF)という神事が行われ、移住を余儀なくされた住民の皆様を始め、支援を申し出てくれた方々がにより、子供神輿を含めて八社で神輿の巡行が行われたそうです。

[2013/5/5 神幸祭の後に] <↑ Clickで拡大>
ガレキこそ除けられたものの、津波の爪痕が全く手付かずに残る住宅地から、海辺の「稲荷神社」は真新しく見えますが、実は壁は抜けてしまったものの、その場で持ちこたえていたそうです。 献身的な修復で甦った「稲荷神社」ですが、防災緑地帯として生まれ変わる場所なのだそうで、地元住民からは神社の存続を願う声があがっているそうです。
海岸線沿いに「薄磯海岸」へと進みます。 ここもまた大変な津波被害に遭ったエリアです。 昨年、塩屋崎灯台が復旧して間もなく、皆既月蝕の夜に訪れて以来の再訪です。

[2013/5/5 薄磯の残像] <↑ Clickで拡大>
全く何も変わりようがありません・・・ 徐々に伸び始めた雑草で、地表に残る基礎が覆い尽くされてしまいそうです。

[2013/5/5 塔婆に祈りを] <↑ Clickで拡大>
慰霊の塔婆が立てられています。 分かってはいますが、やはり気持ちは重苦しくなるものです。 この写真は挙げるか否か迷いに迷ったのですが、昨夜いわき市から無芸の仕事場をご訪問下さったお客様との会話で、心を決めました。
海沿いにお住まいの皆様にとっては、一生忘れられない震撼するような体験でしたが、私達のように内陸部に住まう者や、被災地から100kmも離れた地の方々にとって、津波を始めとした震災の事実は少し過去のものとして遠ざけられ始めているように思えます。

[2013/5/5 消えない傷跡] <↑ Clickで拡大>
津波で破壊された手摺りは、今もそのままにされています。 同じく県内にお住まいの方々でも、こういった現場へ行った事のない方も少なくないと思います。 勿論、強制するつもりは毛頭ございませんが、足を運ぶ事に迷いがあるようでしたら、実際にその場に立って肌に感じるプレッシャーを体感して頂きたいものです。

[2013/5/5 晩春の薄磯海岸] <↑ Clickで拡大>
この海岸に再び賑わいが戻る時は来るのでしょうか。 全く人気の無い海水浴場は、忘れ去られそうなこの地の現実を物語っているかのようです。

[2013/5/5 塩屋崎ニャン] <↑ Clickで拡大>
塩屋崎灯台へは、未だに登れないままです。 灯台下には美空ひばりの歌碑がありますが、そこは奇跡的に津波の難を免れたそうです。 そこで出会った白猫。 自分から身を寄せてくる事はありませんでしたが、そっと近づいてみても極度の警戒を示すこともありませんでした。 この子はどうやら根付きの猫っぽいです(^◇^;)
そんなに劇的に空腹だった訳でも無かったのも事実ですが、こんな時って女性の方が思い切りが良いと言いますか・・・
「それじゃ、いわき方面にでも行ってみる?ヾ(^▽^*」
突拍子も無い事を思い付くものです(^◇^;) まあ、その言葉に乗った訳でして、どこに目的地を付けようかと思ったら、これまた魅力的な事を言ってくれます♪
「道の駅よつくら港で食事を摂りましょ(*^▽^*)」
良いプランです(* ̄∇ ̄*) それではと言う事で、磐越自動車道を巡行する事小一時間ほど、四倉IC経由で「道の駅よつくら港」に到着です。

GWと言う事もあって、施設内ではイベントも開催されており、平のゆるキャラ「たいらもん」が絶賛活躍中(≧∇≦)キャー♪ 何だかカワイイなぁ~ww やっぱり猫がモチーフだから心の琴線に届くのかな?( ̄▽ ̄i)ゝ
真新しい建物の二階には、フードコートタイプのお店が出店しておりまして、海鮮丼やら釜飯屋さん、そば・うどんやラーメン店など、おおよそ困る事のないバリエーションの広さでした。 驚くほどの美味というほどでは無いにせよ、こう言った施設内にあっては、良心的な価格体系とクォリティーでした。
1Fの物産品コーナーで少々土産物などを買い込みまして、まだ家内には見せていなかった海岸線へと車を走らせます。 度々朝陽の撮影で訪れている波立海岸は、いよいよ防波堤の改修工事が本格化し始めまして、更なる嵩上げが完了しますと、国道6号線からは海を見る事は出来なくなりそうです。

[2013/5/5 久ノ浜の稲荷神社] <↑ Clickで拡大>
震災後初めて足を踏み入れた久ノ浜町久ノ浜地区です。 まさに海辺のエリアで津波と火災で壊滅的な被害を被った場所です。 印象的に目に焼き付いた赤い鳥居ですが、丁度訪問前日に久ノ浜で「合同神幸祭」(PDF)という神事が行われ、移住を余儀なくされた住民の皆様を始め、支援を申し出てくれた方々がにより、子供神輿を含めて八社で神輿の巡行が行われたそうです。

[2013/5/5 神幸祭の後に] <↑ Clickで拡大>
ガレキこそ除けられたものの、津波の爪痕が全く手付かずに残る住宅地から、海辺の「稲荷神社」は真新しく見えますが、実は壁は抜けてしまったものの、その場で持ちこたえていたそうです。 献身的な修復で甦った「稲荷神社」ですが、防災緑地帯として生まれ変わる場所なのだそうで、地元住民からは神社の存続を願う声があがっているそうです。
海岸線沿いに「薄磯海岸」へと進みます。 ここもまた大変な津波被害に遭ったエリアです。 昨年、塩屋崎灯台が復旧して間もなく、皆既月蝕の夜に訪れて以来の再訪です。

[2013/5/5 薄磯の残像] <↑ Clickで拡大>
全く何も変わりようがありません・・・ 徐々に伸び始めた雑草で、地表に残る基礎が覆い尽くされてしまいそうです。

[2013/5/5 塔婆に祈りを] <↑ Clickで拡大>
慰霊の塔婆が立てられています。 分かってはいますが、やはり気持ちは重苦しくなるものです。 この写真は挙げるか否か迷いに迷ったのですが、昨夜いわき市から無芸の仕事場をご訪問下さったお客様との会話で、心を決めました。
海沿いにお住まいの皆様にとっては、一生忘れられない震撼するような体験でしたが、私達のように内陸部に住まう者や、被災地から100kmも離れた地の方々にとって、津波を始めとした震災の事実は少し過去のものとして遠ざけられ始めているように思えます。

[2013/5/5 消えない傷跡] <↑ Clickで拡大>
津波で破壊された手摺りは、今もそのままにされています。 同じく県内にお住まいの方々でも、こういった現場へ行った事のない方も少なくないと思います。 勿論、強制するつもりは毛頭ございませんが、足を運ぶ事に迷いがあるようでしたら、実際にその場に立って肌に感じるプレッシャーを体感して頂きたいものです。

[2013/5/5 晩春の薄磯海岸] <↑ Clickで拡大>
この海岸に再び賑わいが戻る時は来るのでしょうか。 全く人気の無い海水浴場は、忘れ去られそうなこの地の現実を物語っているかのようです。

[2013/5/5 塩屋崎ニャン] <↑ Clickで拡大>
塩屋崎灯台へは、未だに登れないままです。 灯台下には美空ひばりの歌碑がありますが、そこは奇跡的に津波の難を免れたそうです。 そこで出会った白猫。 自分から身を寄せてくる事はありませんでしたが、そっと近づいてみても極度の警戒を示すこともありませんでした。 この子はどうやら根付きの猫っぽいです(^◇^;)
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