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ヴィンテージ雛人形を見に行く ~須賀川市立博物館 雛人形展~

桃の節句・ひな祭りから一日過ぎた今日、「須賀川市立博物館」で「雛人形展」が開催されてると言うことで、足を運んでみました。

単なるひな人形の展示なら、さほど興味がなかったのですが、江戸時代・享保期からのヴィンテージ品の展示と言うところに惹かれました。

須賀川市立博物館 雛人形展


これは「古今雛」と言われるスタイルで、お内裏様とお雛様の二体だけだった頃のものです。 江戸末期のものとされています。 写真では伝わりづらいのですが、体高25cm以上の大型の誂えです。 非常に精巧に作り込まれており、装飾品や衣装にも贅が尽くされています。

須賀川市立博物館 雛人形展


こちらも古今雛です。 美しいお顔立ちと、装飾品の精巧さが伝わると思います。 同館ではこういったヴィンテージ品や、関係資料を500点も収蔵しているそうです。

須賀川市は大きな宿場町であったと同時に、城下町でした。 白河の関を越えて奥羽街道を北進する事、七里(一里=4km)ほどの場所に栄えました。 当時は我が地元・郡山よりも遥かに大きな町だったのです。

そういった関係で、商業も栄えており、江戸との文化交流も盛んだったと言われます。 大きな商家には、このような素晴らしい贅を尽くした雛人形があったのでしょう。 大多数は地元有志の方々からの寄贈品のようです。

須賀川市立博物館 雛人形展


この古今雛は大正期のもの。 現代の雛飾りに近くなっています。 ただ大きく異なるのが、お内裏様とお雛様の位置取りです。 昭和に入る前は、男雛は向かって右、女雛は左でした。 これもその様式に従っています。

それが昭和に入って入れ変わったのです。 何故なら、皇室の並び方に準ずるようになったからだそうです。

須賀川市立博物館 雛人形展


こちらは江戸中期の享保雛です。 頭の作りが、女雛は下ぶくれ、男雛がうりざね顔ですね。 衣装の仕立てはやはり精巧です。 このようなコンディションの享保雛は少ないかも知れません。

須賀川市立博物館


須賀川市立博物館は、旧須賀川城趾・翠ヶ丘公園内にあります。 この公園は東京ドームの7倍の広さだそうで、「日本三大火祭り・松明(たいまつ)あかし」の会場にもなっています。

あまりPRが上手ではないので、この博物館は地元民以外には知られていないかも知れません。

尚、この「雛人形展」は、1月23日から開催されており、3月11日まで公開されています。 公開時間は9:00~17:00(最終入館16:30)です。 日曜日でも、まずほとんど来館者はいませんので、ゆっくりとご覧になるには宜しいでしょう。 観覧料は200円(大人)で、小学生以下は無料です。




須賀川市立博物館
福島県須賀川市池上町6
電話;0248-75-3239
開館時間;9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日;毎週月曜日
観覧料;大人…200円、大学生・高校生…100円、小学生・65歳以上…無料  

コメント

鄙人形も、いろいろあるんですね、顔のつくりも微妙に違いますね

ところで、娘さんの鄙人形は、かたずけましたか?嫁にいけなくなる
そうですぞーーーワハハ
2007/ 03/ 06( 火) 22: 09: 52| URL| ララオ0181# -[ 編集 ]
 
ララオ0181様
ええ、だからウチではお雛様はケースに入ったまま、一年中出ております。(ウソ)i-237
2007/ 03/ 07( 水) 02: 59: 13| URL| 無芸大食# KVUpfCRI[ 編集 ]
 

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