濃厚味噌らーめん 花心凪 (かこな) ~福島県白河市白坂~
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約半年ぶりに暖簾を潜った、白河市の個性派ラーメン専門店「花心凪 (かこな)」さんです。 確か今年の6月だったかに、ダイナミックな味のリニューアルを果たされておりましたが、ようやくその変貌具合を楽しむチャンスが巡って来ました。

耳にしていた話では、開店以来強烈な個性あるパンチの効いたベーススープから一転、スマートなテイストへと対極のスタイルに向かったとのこと。 修業先で培って来た圧倒的な存在感のある仕立てを、どのように変化させたのかは興味の尽きないところでした。
「醤油ワンタン麺 (750円)」 ※細麺(太麺も選択可≒伝統的な白河タイプ)

うわぁ~~w( ̄▽ ̄;)w すんごく賑やかな丼ですねぇ~(>▽<)b
載せモノが多くて、スープの表面さえ見えませんよ(^◇^;) しかも決して小振りな丼と言う訳ではありませんから、実質的なボリュームの豊かさは保証付きです♪

チャーシューは以前の豚バラ肉の厚手のものから、薄目にスライスされたモモ肉にスイッチしていました(⌒▽⌒;) 表面積を大きくとって、スープの熱を集めやすく、そしてモモ肉ならではのしっかりとした美味しさを楽しませつつ、薄手ならではの歯切れの良さを手にしています。 味付けもちゃんと伝わって来ますが、過分に立って居ませんので安心です。

生姜風味も清々しいワンタンは、肉餡のバランスも宜しく舌触りの良さも上々です。 やや大きめの拍子切りに整えられたメンマは、程良い歯応えを感じさせながらも、噛み込んだだけでキレイに歯切れます。 ちょっと甘めの味付けも良い感じですね。

丼に張った油膜は、キレイな透明感のあるもの。 決して過分なこともなく、ほのかに立ち登る香りから鶏ガラ出汁である事は分かります。 醤油ダレはやや淡色の黄金色。 醤油らしい香り立ちは穏やかに感じられました。
ハーフカットの半熟味玉は、絶妙な味の染み込み具合でして、このままオン・ザ・ライスで頂きたくなるほど( *´艸`) たっぷりと惜しげもなく盛られた白ネギは、辛味も無くシャキシャキとした歯触りと共に、ラーメンの印象をより軽快なものにしています。

麺は今回選んだ細麺と、伝統的な白河スタイルの平断面の縮れ太麺が選べます。 多加水系ストレート中細麺があしらわれるラーメンは、県南エリア以外の中通り・浜通りの県民には違和感無く受け入れられますが、ここ白河にあってはやはり“異端”と言うように思われそうですヽ( ̄▽ ̄i)
この中細ストレート麺自体に、強烈な個性がある訳ではありませんが、端正な鶏ガラオンリーの出汁と優しいタッチの醤油ダレには、相性の良さを認めざるを得ません。 勿論、鶏ガラ100%と言う事は、白河スタイルの麺にも合わない理由はありませんヽ(*’-^*)。 これは食べ手のキブンで、どちらを選んでも裏切られることは無いでしょう。
滑らかな舌触りの良さに、麺を手繰るピッチが上がるばかり♪ 鶏ガラの旨味は決して押し味に富むものではありませんが、キレイに雑味無く引かれた出汁の美味しさを堪能させてくれます。 旨味調味料はほとんど使われていないようで、その辺にもご店主様の努力が滲んでいるように思えます。
もしこの味わいがマイルドすぎるように感じられるなら、若干醤油ダレを増量して頂いてみるのも一興かと思いますし、チー油マシなんてのも出来たら、味わいの幅が広がって独自の“花心凪WORLD”が楽しめるかも知れませんネ(>▽<)b 大胆な舵取りでしたが、その地域性も鑑みて、より一層地元のファンに愛されるのでは無いかと思います。
「焼きワンタン (300円)」

自分一人で訪問していたら、オーダーを躊躇しそうなのがサイドメニューですが、今回は無芸大食妻が同行していましたので、全く不安もなく所望しました♪ ほんの一週間前からリリースしたばかりの“新メニュー”だそうです。

餃子ではなく敢えてのワンタンである事の意義は、充分に伝わって参りましたヾ(^▽^* ワンタン麺用とは違った包み方をしています。 サイズ的には一口餃子に近いものですが、皮の薄さが功を奏して、パリパリとした食感と共に、餃子用の餡に非ずワンタンの肉餡ですので、迫力よりも端正な味わいが楽しめます。 たっぷりと配した白ネギと一緒に頂けば、油切れがより一層強調されまして、軽快な食感を感じました。

無芸大食妻は「みそらーめん」を頂いたのですが、実はこれがまた好みのど真ん中だったようで、インパクトある味噌の存在感と、野菜ペーストがもたらすナチュラルな甘味、そして白河タイプの平打ち縮れ太麺が、高次元の完成度で食べ手の心を鷲掴みにする事でしょう(((*≧艸≦) 以前とは違ったアプローチの「みそらーめん」ですが、多分大多数の支持を集めるのではないかと思います。 惜しむらくは、この「みそらーめん」にありつくには、往復90kmの道のりが横たわっていることです(>▽<;;
== 栃木県那須塩原市に移転しました == アーカイヴとして残しておきます
濃厚味噌らーめん 花心凪 (かこな)
福島県白河市白坂勝多石30-1
営業時間;平日 【昼の部】11:00~15:00 【夜の部】17:00~20:00
土・日・祝日 11:00~20:00
定休日;当面無休
駐車場;敷地内に15台以上

耳にしていた話では、開店以来強烈な個性あるパンチの効いたベーススープから一転、スマートなテイストへと対極のスタイルに向かったとのこと。 修業先で培って来た圧倒的な存在感のある仕立てを、どのように変化させたのかは興味の尽きないところでした。
「醤油ワンタン麺 (750円)」 ※細麺(太麺も選択可≒伝統的な白河タイプ)

うわぁ~~w( ̄▽ ̄;)w すんごく賑やかな丼ですねぇ~(>▽<)b
載せモノが多くて、スープの表面さえ見えませんよ(^◇^;) しかも決して小振りな丼と言う訳ではありませんから、実質的なボリュームの豊かさは保証付きです♪

チャーシューは以前の豚バラ肉の厚手のものから、薄目にスライスされたモモ肉にスイッチしていました(⌒▽⌒;) 表面積を大きくとって、スープの熱を集めやすく、そしてモモ肉ならではのしっかりとした美味しさを楽しませつつ、薄手ならではの歯切れの良さを手にしています。 味付けもちゃんと伝わって来ますが、過分に立って居ませんので安心です。

生姜風味も清々しいワンタンは、肉餡のバランスも宜しく舌触りの良さも上々です。 やや大きめの拍子切りに整えられたメンマは、程良い歯応えを感じさせながらも、噛み込んだだけでキレイに歯切れます。 ちょっと甘めの味付けも良い感じですね。

丼に張った油膜は、キレイな透明感のあるもの。 決して過分なこともなく、ほのかに立ち登る香りから鶏ガラ出汁である事は分かります。 醤油ダレはやや淡色の黄金色。 醤油らしい香り立ちは穏やかに感じられました。
ハーフカットの半熟味玉は、絶妙な味の染み込み具合でして、このままオン・ザ・ライスで頂きたくなるほど( *´艸`) たっぷりと惜しげもなく盛られた白ネギは、辛味も無くシャキシャキとした歯触りと共に、ラーメンの印象をより軽快なものにしています。

麺は今回選んだ細麺と、伝統的な白河スタイルの平断面の縮れ太麺が選べます。 多加水系ストレート中細麺があしらわれるラーメンは、県南エリア以外の中通り・浜通りの県民には違和感無く受け入れられますが、ここ白河にあってはやはり“異端”と言うように思われそうですヽ( ̄▽ ̄i)
この中細ストレート麺自体に、強烈な個性がある訳ではありませんが、端正な鶏ガラオンリーの出汁と優しいタッチの醤油ダレには、相性の良さを認めざるを得ません。 勿論、鶏ガラ100%と言う事は、白河スタイルの麺にも合わない理由はありませんヽ(*’-^*)。 これは食べ手のキブンで、どちらを選んでも裏切られることは無いでしょう。
滑らかな舌触りの良さに、麺を手繰るピッチが上がるばかり♪ 鶏ガラの旨味は決して押し味に富むものではありませんが、キレイに雑味無く引かれた出汁の美味しさを堪能させてくれます。 旨味調味料はほとんど使われていないようで、その辺にもご店主様の努力が滲んでいるように思えます。
もしこの味わいがマイルドすぎるように感じられるなら、若干醤油ダレを増量して頂いてみるのも一興かと思いますし、チー油マシなんてのも出来たら、味わいの幅が広がって独自の“花心凪WORLD”が楽しめるかも知れませんネ(>▽<)b 大胆な舵取りでしたが、その地域性も鑑みて、より一層地元のファンに愛されるのでは無いかと思います。
「焼きワンタン (300円)」

自分一人で訪問していたら、オーダーを躊躇しそうなのがサイドメニューですが、今回は無芸大食妻が同行していましたので、全く不安もなく所望しました♪ ほんの一週間前からリリースしたばかりの“新メニュー”だそうです。

餃子ではなく敢えてのワンタンである事の意義は、充分に伝わって参りましたヾ(^▽^* ワンタン麺用とは違った包み方をしています。 サイズ的には一口餃子に近いものですが、皮の薄さが功を奏して、パリパリとした食感と共に、餃子用の餡に非ずワンタンの肉餡ですので、迫力よりも端正な味わいが楽しめます。 たっぷりと配した白ネギと一緒に頂けば、油切れがより一層強調されまして、軽快な食感を感じました。

無芸大食妻は「みそらーめん」を頂いたのですが、実はこれがまた好みのど真ん中だったようで、インパクトある味噌の存在感と、野菜ペーストがもたらすナチュラルな甘味、そして白河タイプの平打ち縮れ太麺が、高次元の完成度で食べ手の心を鷲掴みにする事でしょう(((*≧艸≦) 以前とは違ったアプローチの「みそらーめん」ですが、多分大多数の支持を集めるのではないかと思います。 惜しむらくは、この「みそらーめん」にありつくには、往復90kmの道のりが横たわっていることです(>▽<;;
== 栃木県那須塩原市に移転しました == アーカイヴとして残しておきます
濃厚味噌らーめん 花心凪 (かこな)
福島県白河市白坂勝多石30-1
営業時間;平日 【昼の部】11:00~15:00 【夜の部】17:00~20:00
土・日・祝日 11:00~20:00
定休日;当面無休
駐車場;敷地内に15台以上
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