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あじ庵食堂 ~福島県喜多方市~

雄国沼への撮影行脚の帰りに、遅めの朝食は喜多方へ(* ̄∇ ̄*) 移動中の車内では、どこを訪問するかでヲヤジ3人が協議中ww いろいろと訪問してみたいお店や再訪したいお店など、アトランダムにその店名は挙がりましたが、ここはひとつボクの懇願を聞き入れて頂きまして、お初の訪問となる「あじ庵食堂」さんへv('▽^*)♪

あじ庵食堂

「あべ食堂」さんや「坂内食堂」さんもほど近いエリアですが、「喜多方マーケット銀座」と言う、何ともアメージングな通り沿いにあります(^◇^;)

あじ庵食堂

通りと言うよりも、路地と言う風情を感じさせる場所ですが、何と直ぐお隣は伝統暖簾の「上海」さんというロケーションです。 喜多方では堂々の有名店のお隣で、開業から僅か三年足らずで確固たるファンを増やし続けているお店ですが、ここ喜多方にあっては、かなりの個性派と耳にしておったところです。

お店は決して広いとは言えませんが、ご店主様夫妻で切り盛りするには持ってこいかも知れません。 丁度先客様も引いた後だったようですので、お仕事振りが垣間見えそうなカウンター席に陣取らせて頂きました(^^) 多様なメニューの中から、連れ様共々三人三様のオーダーとなりました。 (シメシメ、ちょいと味見が出来るぞ♪)

「ガッツ系喜多方ラーメン (700円)」 ※一日限定20食

あじ庵食堂 ガッツ系喜多方ラーメン

ヒャッホ~~!“掟破りの喜多方ラーメン”登場!d(≧▽≦*)

いや、ちょっと驚いたんですけどww 丼マッチロぢゃないですか?w( ̄▽ ̄;)w 朝ラ~で、これ、行っちゃってイイんですかね? “濃厚コラーゲンスープ”って事ですが、所謂“背脂チャチャ系”とは一線を画する仕立て方であるのは、食べ進めていく内にどなたにも分かると思います。

あじ庵食堂 ガッツ系喜多方ラーメン

これってスープ自体が白濁している?(`・ω´・ ;) スープの表面には、コラーゲン分の膜が生成されています。

あじ庵食堂 ガッツ系喜多方ラーメン

チャーシューは豚バラ肉ですが、これがまた心憎いほどに美味い!O(≧▽≦)O 脂質はトロトロの、醤油味は染み渡りぃ~ので、喜多方ラーメンのお手本的な仕立て方ですよ。

あじ庵食堂 ガッツ系喜多方ラーメン

メンマは取り立てて特筆する個性派感じられませんが、その反面手落ちの一つも感じられません。 濃厚なスープに阻まれて、メンマの個性が主張出来なかったのかも知れません。 白ネギの刻みは、刺激臭も無く納まっておりまして、載せモノ全体としては、シンプルだけど隙が無い感じです。

あじ庵食堂 ガッツ系喜多方ラーメン

最も喜多方スタイルを主張しているのは、やはりこの麺に尽きるかも知れません。 典型的なウェーヴの掛かった平打ち中太麺は、出前にも耐えきれるしっかりグルテン系。 適度な弾力を伴ってプッツンと歯切れ、スープの絡みも上々です。

やはり刮目すべきはこのスープ(`・ω´・ ;) 舌触りに独特な粒状感さえ感じさせ、濃厚な旨味が口中に広がるのですが、妙な臭みなどは一切なく、後口に鈍重さも無くスッキリとサバケますよ。 こりゃあ一体どんなスープなのだろうか?と不惑の感さえ漂うのですが、ご店主様に伺ってみれば、何と鶏白湯スープでした!(⌒▽⌒;)

いや、最初から喜多方で濃厚な鶏白湯ラーメンって発想が無かったもので、最初から除外して思いを巡らせていたのですが、良い意味で大きく期待は裏切られましたヾ(>▽<)ゞ いや、素晴らしいスープですよ! 塩味の味加減も絶妙でしたし、意外と言っては何ですが、典型的な喜多方タイプの麺でも存分にその美味しさは堪能出来ます♪

きっと濃度を上げることも出来るのでしょうが、誰にでも美味しく食べられる落とし所として、味決めされたのでは無いかと思われます。 もしかすると鶏白湯とは気付かないで美味しく楽しまれているお客様も少なくないと思いますが、きっとそれで良いのだと思います(^^) 店内にはソレを主張する記述は見あたりませんでしたから、ご店主様も鶏白湯である事を“売り物”に考えておられないかも知れません。

さて、実はもう一点、サイドメニューにどうしても見逃せない記述がございましたので、こちらも一つ所望しておきました(*^_^*)

「塩川鳥もつ丼 (300円)」

あじ庵食堂 塩川鳥もつ丼

最近注目度上昇中の、塩川町のソウル・フード「鳥もつ」をあしらった丼ごはんを発見! 実はずっと気になっていながら、未だに口にする機会に恵まれておりませんでした( ̄▽ ̄)ゞ これはチャンスと言う事で所望致しましたよ。

あじ庵食堂 塩川鳥もつ丼

塩川町では、鳥もつとは鶏皮をさしているそうでして、言わば鶏皮の煮込みですね(^^) 余計な脂質がそぎ落とされた鶏皮は、ひたすらプルプルなコラーゲン分の舌触りを楽しませてくれます。 味付けは薄味とされていましたので、どなたにも安心して口にして頂けると思います。 思ったよりもごはんの量がありまして、存分に満腹になりましたよww

話は戻って「ガッツ系喜多方ラーメン」ですが、折角ですので敢えて喜多方スタイルの麺では無く、低加水タイプのストレート細麺とか、手打ち極太麺とか、いろいろな麺で試してみたい誘惑に囚われますよ。 ご同行のお二方にもかなりの好評でした。 きっと再び暖簾を潜ります!(((*≧艸≦)




あじ庵食堂
福島県喜多方市二丁目4650-29 喜多方マーケット銀座
電話;0241-23-6161
営業時間;【4月~11月】 7:00~19:00 【12月~3月】 7:00~15:00
定休日;不定休


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Comments







非公開コメント
随分前にお邪魔させて頂いたことが(ブログに)ある者です。
喜多方へは酒造りに行くのですが、定宿がその路地の表通りの斜向いのホテルなもので、朝ラーに「あじ庵」には良く行きます。美味いですよね。
酒蔵の杜氏さんも良く一緒に行くのですが、杜氏さんはアッサリとコッテリの中間で、とオーダしてますね。
店内にはサッカー日本代表の応援プラカードが貼ってあったりしてますが、私も杜氏さんもサッカー好きで「あじ庵」の店主さんもサッカーやってた方だからということもリピートに繋がっているかも。
店内は狭いのですが、2階の広間で宴会も出来ます。昨年の酒造りの宴会で一度やってみましたら食べ切れないつまみが出てきて、翌日のお昼のおかずにもなりました。
「あじ庵」と聞いて、つい、とりとめもないことをダラダラ書いてしまいました。失礼しました。
2012-07-11-11:28 katchin
[ 返信 ]
katchinさん
お久しぶりです(*'ー'*) 相変わらずの喜多方通いなんですね。 昨年は何かと心穏やかならぬところだったかとは思いますが、ありがたく存知上げます。

2階に広間があるとは知りませんでしたw( ̄▽ ̄;)w こればかりは、ジモピーくらいしか知らないのではないでしょうか。

ともあれ、喜多方では貴重な新派です(*^▽^*) 応援して行きたいと思います。
2012-07-11-13:30 無芸大食
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早速のリコメント、恐縮です。
昨年は結構行きました。
喜多方5回、塩竈2回、秋田男鹿1回。
福島の野菜も果物もいつも沢山買って帰ります。
でも今年は山菜があまり並んでなかったのが残念。
今年ももう喜多方にも塩竈にも行きました。
塩竈は牡蠣養殖家さんのお手伝いです。
8月は初郡山を計画中です。余談までに。
2012-07-11-14:30 katchin
[ 返信 ]
気になりつつも暖簾を潜るまでに至っていない課題店でした(^^;
喜多方で鶏白湯が頂けるなんて予想だにしなかったことで、思わず身を乗り出して拝見させて頂きましたww

同じ白湯スープでも豚骨のそれと明らかに異なる旨味は、濃度高めでも重くなり過ぎないカンジですよね。
是非、前倒し訪問させてもらいますww

先日の撮影のアドバイスありがとうございました♪
2012-07-11-17:54 Iceman
[ 返信 * 編集 ]
katchinさん
そうですか(*'ー'*) ご理解とご協力に感謝申し上げます。

大変残念な事に、山菜や獣肉は安全基準が満たされていないものがございます。 ジモピーと致しましても、とても悔しいところです。 目前にあるタラノメを採取する事も出来ませんでした。
2012-07-11-20:19 無芸大食
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Icemanさん
実はボク自身が事前サーベイが不十分でした( ̄▽ ̄i)ゝ 事前に知ることなく鶏白湯を頂いてしまったのですが、始終その美味しさに感激していた次第ですO(≧▽≦)O

是非ともレポ挙げお願いします♪ 楽しみにしていますヾ(^▽^*
2012-07-11-20:23 無芸大食
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「掟破りの喜多方ラーメン」?
なるほど。
どうしても、濃厚スープは病みつきになるなんですよね。
 そろそろと計画してますが、ニッコウキスゲも終盤ですか?
2012-07-12-05:18 sachs944
[ 返信 ]
sachs944さん
ボク自身が鶏白湯に強い興味を寄せているものでして、かなぁ~~りツボだったんですよ♪ 当地では珍しいタイプですから、知りたくてしょうがないんですww

雄国沼のニッコウキスゲはピークを越えたでしょうか? これからは尾瀬が見頃かも知れません(*'ー'*) 写真撮影に出掛けるには、かなりの覚悟が要ると思いますがww
2012-07-12-12:43 無芸大食
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