支那そば でんでん ~福島県郡山市富久山町久保田~
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12月初旬から情報を掴んでいたお店です。 郡山市の飲食店街では、知らぬ者は誰一人居ないと言う程の老舗「支那そば でんでん」さんが、震災後約9ヶ月のインターバルを置いて、12月12日に移転新装開店致しました(^^)

郡山市の重要な飲食店街・陣屋の目抜き通りに面したビルの一階に暖簾を掲げて24年。 街場で飲み上げの一杯と言えば、このお店が代表格と言われるほど人気のあるお店でした。 ところが先の震災で出店していたビルが大破。 同じフロアーに居並んでいたお店共々、営業継続を断念せざるを得なくなりました。

仕次し続けて来た大切な醤油タレも取り出すことが出来なかったと言いますが、再起を掛けて物件探しを続けていたそうです。 今度の立地は以前とは全く異なり、飲食店街からは遠ざかる事となりましたが、ご店主様夫妻にとっては、昼夜逆転の生活からは脱却するターニングポイントだったのかも知れません。
実は無芸、「支那そば でんでん」さんの暖簾を潜った記憶は、当Blogを始めるよりもずっと前の事でして、その時の印象が果たして最近の味とどれほど類似性が残っているのかも分かりませんので、比較論では無くブランニューとして受け取るべきですね(^^;)
「支那そば 大盛 (650円+100円)」

とてもまっとうな支那そばの佇まいです(^^) 結構油膜も張られておりまして、丼が湯気で煙る事も無いのは、実は写真撮影の際には助かったりしますww オリジナルの丼のデザインもステキですね♪

チャーシューはキッチリと味が染み渡り系。 そんなに厚手のカットではありませんが、スープの熱を貯えて、脂質が溶け出しそうなくらいになりますと、それは見事なくらいに口の中でハラハラとほどけてくれます。

メンマは思いの外大振りでした。 味付けにちょっとアクセントのある風味が残されておりまして、それを何と表現するべきか言葉が見つかりません(^^;) イメージ的には昔々の記憶の彼方から想起されるようなクラシカルな味筋なんですけどね。

青山製麺製の中細ストレート麺は、やや加水率が低めのタイプです。 ポキポキというよりも、プッツンと歯切れるような食感です。 この手の麺としては、やや茹で時間は長めに思えますが、このしっかりと火の入った状態でさえ、決して麺はダレる素振りも見せず、それどころか小麦粉の組成が一気に活性するかのようです。
スープは豚ゲンコツがメインでしょうか? 鶏ガラやモミジ、種々の野菜から引かれたのではないかと思われます。 テイストとしては、決してインパクトのあるタイプではありませんが、旨味の押し売りも無く、さりとて物足りなさがある訳でもありません。 巧妙にバランス取りされたその味わいは、この道25年の手練れのご店主様ならではものでしょう(^^)
実は昔頂いた時の印象ってのは、醤油タレはチャーシューの煮汁をダイナミックに組み込んでいた記憶があります。 しかして現在のスタイルでは、醤油タレは角の立たないマイルドな仕立てとなっており、妙な生々しさは感じられません。 ご店主様が残念そうにしておられた、旧店舗から救い出せなかった醤油タレの味に整うまでは、もう暫く時間が掛かるのかも知れません。

25年目にして再び新しい船出となった「支那そば でんでん」さん。 新天地でも繁盛店として人気を集められることを楽しみにしたいと思います(^^)
支那そば でんでん
福島県郡山市富久山町久保田字大久保68-1 エルム郡山 1F
営業時間;11:00~21:00 ※売り切れ次第閉店
定休日;月・火・水・木・金
駐車場;店舗敷地内と北側に合計9台分

郡山市の重要な飲食店街・陣屋の目抜き通りに面したビルの一階に暖簾を掲げて24年。 街場で飲み上げの一杯と言えば、このお店が代表格と言われるほど人気のあるお店でした。 ところが先の震災で出店していたビルが大破。 同じフロアーに居並んでいたお店共々、営業継続を断念せざるを得なくなりました。

仕次し続けて来た大切な醤油タレも取り出すことが出来なかったと言いますが、再起を掛けて物件探しを続けていたそうです。 今度の立地は以前とは全く異なり、飲食店街からは遠ざかる事となりましたが、ご店主様夫妻にとっては、昼夜逆転の生活からは脱却するターニングポイントだったのかも知れません。
実は無芸、「支那そば でんでん」さんの暖簾を潜った記憶は、当Blogを始めるよりもずっと前の事でして、その時の印象が果たして最近の味とどれほど類似性が残っているのかも分かりませんので、比較論では無くブランニューとして受け取るべきですね(^^;)
「支那そば 大盛 (650円+100円)」

とてもまっとうな支那そばの佇まいです(^^) 結構油膜も張られておりまして、丼が湯気で煙る事も無いのは、実は写真撮影の際には助かったりしますww オリジナルの丼のデザインもステキですね♪

チャーシューはキッチリと味が染み渡り系。 そんなに厚手のカットではありませんが、スープの熱を貯えて、脂質が溶け出しそうなくらいになりますと、それは見事なくらいに口の中でハラハラとほどけてくれます。

メンマは思いの外大振りでした。 味付けにちょっとアクセントのある風味が残されておりまして、それを何と表現するべきか言葉が見つかりません(^^;) イメージ的には昔々の記憶の彼方から想起されるようなクラシカルな味筋なんですけどね。

青山製麺製の中細ストレート麺は、やや加水率が低めのタイプです。 ポキポキというよりも、プッツンと歯切れるような食感です。 この手の麺としては、やや茹で時間は長めに思えますが、このしっかりと火の入った状態でさえ、決して麺はダレる素振りも見せず、それどころか小麦粉の組成が一気に活性するかのようです。
スープは豚ゲンコツがメインでしょうか? 鶏ガラやモミジ、種々の野菜から引かれたのではないかと思われます。 テイストとしては、決してインパクトのあるタイプではありませんが、旨味の押し売りも無く、さりとて物足りなさがある訳でもありません。 巧妙にバランス取りされたその味わいは、この道25年の手練れのご店主様ならではものでしょう(^^)
実は昔頂いた時の印象ってのは、醤油タレはチャーシューの煮汁をダイナミックに組み込んでいた記憶があります。 しかして現在のスタイルでは、醤油タレは角の立たないマイルドな仕立てとなっており、妙な生々しさは感じられません。 ご店主様が残念そうにしておられた、旧店舗から救い出せなかった醤油タレの味に整うまでは、もう暫く時間が掛かるのかも知れません。

25年目にして再び新しい船出となった「支那そば でんでん」さん。 新天地でも繁盛店として人気を集められることを楽しみにしたいと思います(^^)
支那そば でんでん
福島県郡山市富久山町久保田字大久保68-1 エルム郡山 1F
営業時間;11:00~21:00 ※売り切れ次第閉店
定休日;月・火・水・木・金
駐車場;店舗敷地内と北側に合計9台分
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