めん処 成(せい) ~福島県郡山市朝日~
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前回からあまり間を開けずの再訪の「めん処 成」さん。 実は少しばかり気になる事がありまして、自分の舌で確かめようという魂胆ですww

と、ちょっと大袈裟な書き出しになりましたが、永らく課題のまま実食していなかった品が残されておりました。 コチラがちょっとアレの雰囲気を醸し出しているってお噂だったものでして(^^)
「昔ラーメン 大盛 (600円+50円)」

豚ゲンコツからとられた出汁で仕立てられるラーメンは、今は無き幻の名店のテイストを彷彿させるものがあるとな? そう言うお噂になりますと、特に激しく反応してしまうのがアラフォー以降の世代ではないかと思われww 失われてしまったあのお店のテイストは、郷土のエヴァーグリーンとして深く記憶される事となりました。
でもあのご主人のことだから、インスパイアだとかオマージュだとかっていうシロモノでは無いでしょう。 きっと結果的に類似性が見いだせたって事では無いかと思われます。
しかしてその味わいは、確かに一本通じるモノを感じました。 特に最初に含んだ一口のスープに、淡い記憶が呼び覚まされる思いがありました。 何とも言えない甘味の余韻がスゥ~ッと後を引きます。 チャーシューの煮汁が加わっているようなフレーヴァーも感じられます。

比較論で進めてしまうのは、ご店主様にも失礼ですのでなるべく控える事にします。 油膜は結構豊富に張られていまして、立ち登りたがる湯気さえ遮断するほどです。

薄切りの豚モモ肉チャーシューは、筋っぽさも感じられず、程良く味が染み入っておりまして、諄さとは無縁でスマートな選択だと思います。

麺は昔ラーメンの名からイメージされるような中細ストレート麺でして、程良いポキポキっとした歯応えと共に、スープを徐々に貯えて来まして、味乗りしてくるような印象です。 所謂、漆黒系と言われるほどの濃い色合いではありませんが、深みのある濃口醤油をベースとしたタレである事は明白です。
芳醇な醤油の風味と若干の酸味が、線の太いスープと良く合っています。 確かに昔のラーメンの中には、こういった力強いタイプの味わいのお店もありましたね。 前述していた比較論に少し舞い戻ってみますと、最初のインパクトは類似性を感じましたが、二口三口と食べ進むに従って、やはり影を追い求めて作られたものでは無い事が明白となります。
あくまでも「めん処 成」としての味のイメージを組み立てた中で、たまたま醤油タレに近似性が生まれたと思われます。 もし幻の名店の味に近づけようと考えるなら、油膜を控え目にして醤油タレをやや濃い目に調整して貰えば、結構近い感じが強まる予感ww
おっと、また暴走しそうになった(^▽^;)ゞ 比較とかの前提無しに、極めてハイレベルな調和の取れた美味しいラーメンだと思います( ̄▽ ̄)
めん処 成 (せい)
福島県郡山市朝日1-7-12
電話;024-935-3306
営業時間;11:00~19:00 (LO;18:30) 【木・土・日・祝】11:00~15:00
※スープが無くなり次第終了
定休日;月曜日 (祝日の場合翌日)
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と、ちょっと大袈裟な書き出しになりましたが、永らく課題のまま実食していなかった品が残されておりました。 コチラがちょっとアレの雰囲気を醸し出しているってお噂だったものでして(^^)
「昔ラーメン 大盛 (600円+50円)」

豚ゲンコツからとられた出汁で仕立てられるラーメンは、今は無き幻の名店のテイストを彷彿させるものがあるとな? そう言うお噂になりますと、特に激しく反応してしまうのがアラフォー以降の世代ではないかと思われww 失われてしまったあのお店のテイストは、郷土のエヴァーグリーンとして深く記憶される事となりました。
でもあのご主人のことだから、インスパイアだとかオマージュだとかっていうシロモノでは無いでしょう。 きっと結果的に類似性が見いだせたって事では無いかと思われます。
しかしてその味わいは、確かに一本通じるモノを感じました。 特に最初に含んだ一口のスープに、淡い記憶が呼び覚まされる思いがありました。 何とも言えない甘味の余韻がスゥ~ッと後を引きます。 チャーシューの煮汁が加わっているようなフレーヴァーも感じられます。

比較論で進めてしまうのは、ご店主様にも失礼ですのでなるべく控える事にします。 油膜は結構豊富に張られていまして、立ち登りたがる湯気さえ遮断するほどです。

薄切りの豚モモ肉チャーシューは、筋っぽさも感じられず、程良く味が染み入っておりまして、諄さとは無縁でスマートな選択だと思います。

麺は昔ラーメンの名からイメージされるような中細ストレート麺でして、程良いポキポキっとした歯応えと共に、スープを徐々に貯えて来まして、味乗りしてくるような印象です。 所謂、漆黒系と言われるほどの濃い色合いではありませんが、深みのある濃口醤油をベースとしたタレである事は明白です。
芳醇な醤油の風味と若干の酸味が、線の太いスープと良く合っています。 確かに昔のラーメンの中には、こういった力強いタイプの味わいのお店もありましたね。 前述していた比較論に少し舞い戻ってみますと、最初のインパクトは類似性を感じましたが、二口三口と食べ進むに従って、やはり影を追い求めて作られたものでは無い事が明白となります。
あくまでも「めん処 成」としての味のイメージを組み立てた中で、たまたま醤油タレに近似性が生まれたと思われます。 もし幻の名店の味に近づけようと考えるなら、油膜を控え目にして醤油タレをやや濃い目に調整して貰えば、結構近い感じが強まる予感ww
おっと、また暴走しそうになった(^▽^;)ゞ 比較とかの前提無しに、極めてハイレベルな調和の取れた美味しいラーメンだと思います( ̄▽ ̄)
めん処 成 (せい)
福島県郡山市朝日1-7-12
電話;024-935-3306
営業時間;11:00~19:00 (LO;18:30) 【木・土・日・祝】11:00~15:00
※スープが無くなり次第終了
定休日;月曜日 (祝日の場合翌日)
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