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2010年 錦秋巡り ~夏井川渓谷~

「鹿又川渓谷」での撮影を一時切り上げて、混み混みになりそうな「夏井川渓谷」へと向かいます。 道幅が狭い上に曲折路の続く道は、お世辞にも走り易いとは言えませんが、夏井川に沿った道筋は刻々とその表情を変えて、まさに多彩と言うべきダイナミックな変化に富んだ景色が続きます。

前述の通り道幅が狭い事に加えて、カーブの多い道でして、一応二車線分の道幅はあるものの、路肩駐車の出来るスペースはそう多くありません。 ムチャ駐めするドライバーが一人でもいたら、たちまち交通障害が発生するほどの来訪者の多さですので、私達は町指定の駐車場に車をデポして、撮影機材を抱えて歩き撮りする事にしました。

夏井川渓谷の紅葉
[2010/11/14 夏井川渓谷の紅葉]  <↑ Cliclで拡大表示します>

駐車場から上流川に向かって、ほぼ片道1kmほど散策しながら歩を進めます。 極端な高低差はないので、そんなに苦労しないと言うか、機材を携えて歩くことに馴れてきたのでしょうかね?(笑)

夏井川渓谷の紅葉
[2010/11/14 夏井川渓谷の紅葉]  <↑ Cliclで拡大表示します>

県道沿いに歩きながら、良さ気な場所を探しつつ、河畔に降りられそうなアプローチ・ラインを模索します。 意外とありそうで無い降り口ですが、何カ所か見つけ出して下ってみます。 どうも上流川は今ひとつ良いポジションが得られませんでした。

夏井川渓谷の紅葉
[2010/11/14 夏井川渓谷の紅葉]  <↑ Cliclで拡大表示します>

県道沿いに慰霊碑(遭難碑)が建立されています。 今まであまり気に留めていなかったのですが、何の慰霊碑かを読み取ってみると、昭和10年10月27日にこの渓谷に沿って走る磐越東線で列車転覆横転事故が発生していたんですね!Σ( ̄□ ̄∥)

戦前のこととは言え、その事実を初めて知りました。 当時としては大変な大事故だったハズですが、インターネットで調べてみても、その詳細はおろか、事故にまつわる情報を探し出すのに苦労したほどです。 ここを訪れる方々への情報として、その概要を以下の通り書きとどめておきます。


昭和10年10月27日、午後6時28分、ここで列車転覆事故が起こり、旅客12名死亡、職員5名を含め50名が負傷した。当時最大の鉄道事故であった。 豪雨の中、郡山から平に向かった8両編成の列車が、山崩れによって軌道に堆積した土砂に突っ込んだのである。 機関車1両と客車3両が脱線して、下の県道に転落したのである。 大惨事にもかかわらず、翌日午後5時30分には復旧開通している。

[出典;小名浜 館山政美氏 「磐越東線」(URL)]



時を考えれば、我が国は大戦前夜の様相となっていたはずですので、情報統制なども効いていたのでは無いでしょうか? あまりにも残されている情報が少ない気がします。 その悲劇を形骸化させない為にと造られたのではないでしょうか? 建立したのは、旧国鉄でも無ければ、現JRでも無く、個人名が記されており、しかもまだ建立から日も浅かったのが印象的でした。

さて、ここで一度折り返して、車をデポした駐車場へと戻り、今度は下流側へと歩を進めてみます(^^)

夏井川渓谷の紅葉
[2010/11/14 夏井川渓谷の紅葉]  <↑ Cliclで拡大表示します>

岩間を勢い良く流れる夏井川。 ここは「錦展望台」と呼ばれる場所。 個人所有の土地らしいのですが、訪問者の利便のためにと木々を伐採して見事な景色を切り出して下さりました(^^)

この日は「夏井川渓谷ウォーキングフェスタ」が開催されており、この展望台の広場には地元商工会さんの出店があったり、イベントステージも誂えられていました(^^)

私達が立ち寄った時には、無料の“餅振る舞い”の準備が進められていて、お子様連れの家族が餅つき体験をする姿もありました(^^) 私は写真撮影に集中している内に、どうやら配布が行われていたようで、旧友C君(←餅好きww)はしっかりとゴチになっとりました(笑)

配布に間に合わなかったシニア男性が、商工会の方にブツブツ文句を言っていましたが、そりゃあアナタの方がお門違いでしょ(^◇^;) 無料で駐車場を使わせて貰って、その上ナニを求めるのよ? それどころか、場内整理をしている地元の方々は折角の休日をボランティアですよ。 ちょっとガッカリしちゃう訳ですが、“心ある大人”の皆様は、是非とも商工会の出店で何かしらのお買い物でもして頂き、このような活動が永く続けられるようにご協力致しましょう♪

さて、「錦展望台」から更に下流へと歩を進めまして、川辺へと降りられるルートを探し当てました。 ってか旧友C君は先刻ご承知のルートでしたがww

夏井川の急流
[2010/11/14 夏井川渓谷の急流]  <↑ Cliclで拡大表示します>

そんなに落差のある岩場では無いのですが、水量が豊富ですので目前におりますとナカナカの迫力です♪ 少々岩場を渡りまして、なるべく眺望の良い場所を確保(^^)

段々
[2010/11/14 段々]  <↑ Cliclで拡大表示します>

ここは水深も深めですし流れが急ですので、誤って転落したら危険です(^^;) 県道から覗き込んでいたシニアのご婦人が、

「そこにも降りられるんですね!」と旧友C君に声を掛けてきたそうですが、失礼ながら先様のお歳を考慮して、

「危険ですのでお薦めしません(^^;)」と応えたそうですww 割とシニア層の皆様は健脚な方々が多いのは事実なのですが、滑りやすい靴底だったりすると危険ですし、万一転ばれたら思わぬ怪我を負われる可能性がありますからね。

夏井川渓谷の紅葉
[2010/11/14 夏井川渓谷の紅葉]  <↑ Cliclで拡大表示します>

ここよりも上流域は、少しピークを過ぎた感があったのですが、ここは丁度良い見頃を迎えていました(^^)

キラリ
[2010/11/14 キラリ]  <↑ Cliclで拡大表示します>

川縁から見上げる県道は、益々来訪者の車が増えてきたようです。 さて、そろそろここを撤収して、再び「鹿又川渓谷」に行って見ましょう(^^)

夏井川渓谷の紅葉
[2010/11/14 夏井川渓谷の紅葉]  <↑ Cliclで拡大表示します>
 

コメント

私も行って来ましたよ19日(金)に夫に運転してもらって、両親も連れてv-278
下に降りたりはしませんでしたが、両親も喜んでました。慰霊碑は分からなかったです。

先日無芸さんNHKかどこかの局のローカルのニュースに出演されてませんでしたか?ボージョレーヌーヴォの件だったと思います。
違ってたらごめんなさい。
2010/ 11/ 22( 月) 00: 32: 48| URL| Gromit# -[ 編集 ]
 
こんにちは(^^) 夏井川渓谷は、まだ江田駅周辺は充分に楽しめたと思います。 ご両親様をお連れになって良かったですね(^^)

テレビ・・・ 見ていたんですか(^▽^;) お察しの通りでございますorz
2010/ 11/ 22( 月) 13: 13: 38| URL| 無芸大食# KVUpfCRI[ 編集 ]
 

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