鰊屋敷 太田 ~会津若松市相生町~
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昨日は同業の仲間達を、会津若松の清酒蔵元へ御案内して来ました。 会津若松へ到着するのが、丁度昼時だったので、会津若松の郷土料理を楽しませて頂きました。
会津若松は周囲を山に囲まれた、典型的な盆地ですので、物流が発達していなかった時代には、海産物は乾物を巧妙に調理した料理が発達しました。 勿論、かの有名な会津藩のあった城下町ですので、優れた伝統文化と人の英知が集まっていたのは言うに及びません。 長きに亘って伝承された料理が会津の郷土料理として今も息づいています。

私達が訪問したのは「鰊屋敷太田」さんです。 豪壮な南会津郡長の屋敷を1996年に移設して開業したそうです。 屋敷は明治初期の建築と言うことで、今では再現を望むべくもないような、立派な柱や梁には目を奪われます。

店内の調度品にも、建物との調和が図られており、少し落とした照明が心を和ませてくれます。

手打ち蕎麦を打つ場所も確保されており、その上には中二階の客席も誂えられています。

店内は思いの外広々としており、かなり大人数の団体客でも応需できそうです。

我々が所望したのは、「鰊御膳(2,100円)」です。 典型的な会津郷土料理を、ほとんどカバーしています。

先ずは祝いの席で振る舞われる「こづゆ」 干したホタテ貝で出汁を引きます。 豆麩、人参、糸こんにゃく、椎茸、キクラゲ、山菜が配されており、小気味よい舌触りが楽しめます。

「棒タラの煮付け」 鱈の干物を戻して、甘辛く煮付けられています。 大変肉厚で、骨までホロホロになっています。 濃い目の味付けがされており、酒肴としてもありがたい一皿。

「鰊の山椒漬け」 鰊の干物と地元の山野で穫れた山椒の葉が同衾しています。 鰊の身はやや硬めの歯応えあるもので、昔人はこれを農作業の合間に握り飯と一緒に食べていたと言います。

「鰊・スルメ・饅頭の天ぷら」 戻した鰊の干物、スルメの干物、饅頭をそれぞれ天ぷらにしてあります。
饅頭の天ぷらは、さすがにメンバーは皆!Σ( ̄□ ̄;)でしたが、横浜の仲間は中華街でゴマ饅頭などで馴れていたせいか、アッサリと受け入れたようです。
運悪く料理の説明を聞き漏らした、「イタリアワインの大御所」は、鰊ご飯を口にして、続いて饅頭の天ぷら… 一瞬箸が止まったらしいo(>▽<)o その様子を観察していた仲間によると、一瞬固まった後、また鰊ご飯を掻っ込んでいたそうです。ヾ(@^▽^@)ノ わはは どう考えてもデザートでしょ♪

で、こちらが「鰊ご飯」 濃い目の味付けがされた鰊の身と、特製の味噌が添えられています。 茶漬けにでもしたら、〆の飯には良さ気です。(^^)

そして手打ち蕎麦に鰊の煮付けが添えられた「鰊蕎麦」(@^∇^@) 蕎麦はキリリと冷たく締められており、ソフトタイプの鰊が甘辛く味付けされています。 アハ、これは美味いです。ヾ(>▽<)ゞ

関東圏から出向いた友人達は、「一食で十年分くらい鰊を食べた」とか、「饅頭の天ぷらは衝撃的だった」とか、大分強い印象を持たれたようです。
ちなみに、この「饅頭の天ぷら」は、愛媛県の「みかんの炊き込みご飯」と並んで、国内の摩訶不思議な食べ物の首位を独走中との事です。
会津若松は周囲を山に囲まれた、典型的な盆地ですので、物流が発達していなかった時代には、海産物は乾物を巧妙に調理した料理が発達しました。 勿論、かの有名な会津藩のあった城下町ですので、優れた伝統文化と人の英知が集まっていたのは言うに及びません。 長きに亘って伝承された料理が会津の郷土料理として今も息づいています。

私達が訪問したのは「鰊屋敷太田」さんです。 豪壮な南会津郡長の屋敷を1996年に移設して開業したそうです。 屋敷は明治初期の建築と言うことで、今では再現を望むべくもないような、立派な柱や梁には目を奪われます。

店内の調度品にも、建物との調和が図られており、少し落とした照明が心を和ませてくれます。

手打ち蕎麦を打つ場所も確保されており、その上には中二階の客席も誂えられています。

店内は思いの外広々としており、かなり大人数の団体客でも応需できそうです。

我々が所望したのは、「鰊御膳(2,100円)」です。 典型的な会津郷土料理を、ほとんどカバーしています。

先ずは祝いの席で振る舞われる「こづゆ」 干したホタテ貝で出汁を引きます。 豆麩、人参、糸こんにゃく、椎茸、キクラゲ、山菜が配されており、小気味よい舌触りが楽しめます。

「棒タラの煮付け」 鱈の干物を戻して、甘辛く煮付けられています。 大変肉厚で、骨までホロホロになっています。 濃い目の味付けがされており、酒肴としてもありがたい一皿。

「鰊の山椒漬け」 鰊の干物と地元の山野で穫れた山椒の葉が同衾しています。 鰊の身はやや硬めの歯応えあるもので、昔人はこれを農作業の合間に握り飯と一緒に食べていたと言います。

「鰊・スルメ・饅頭の天ぷら」 戻した鰊の干物、スルメの干物、饅頭をそれぞれ天ぷらにしてあります。
饅頭の天ぷらは、さすがにメンバーは皆!Σ( ̄□ ̄;)でしたが、横浜の仲間は中華街でゴマ饅頭などで馴れていたせいか、アッサリと受け入れたようです。
運悪く料理の説明を聞き漏らした、「イタリアワインの大御所」は、鰊ご飯を口にして、続いて饅頭の天ぷら… 一瞬箸が止まったらしいo(>▽<)o その様子を観察していた仲間によると、一瞬固まった後、また鰊ご飯を掻っ込んでいたそうです。ヾ(@^▽^@)ノ わはは どう考えてもデザートでしょ♪

で、こちらが「鰊ご飯」 濃い目の味付けがされた鰊の身と、特製の味噌が添えられています。 茶漬けにでもしたら、〆の飯には良さ気です。(^^)

そして手打ち蕎麦に鰊の煮付けが添えられた「鰊蕎麦」(@^∇^@) 蕎麦はキリリと冷たく締められており、ソフトタイプの鰊が甘辛く味付けされています。 アハ、これは美味いです。ヾ(>▽<)ゞ

関東圏から出向いた友人達は、「一食で十年分くらい鰊を食べた」とか、「饅頭の天ぷらは衝撃的だった」とか、大分強い印象を持たれたようです。
ちなみに、この「饅頭の天ぷら」は、愛媛県の「みかんの炊き込みご飯」と並んで、国内の摩訶不思議な食べ物の首位を独走中との事です。
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