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2010年冬景色 ブルー・フォール (さくら峠)

喜多方・あべ食堂で朝ラ~を頂いて、普段とは逆回りに国道459号線を桧原湖方面へと登って行きます。 実はお仲間のサッチンさんが、以前からシッポを掴んでいた情報がありまして、晴れてその詳細が明らかになりました(^o^)

まだあまり広くは知られていないのですが、先頃に撮影を行った「さくら峠」の付近に、滝が凍り付いて蒼く輝いて見えるスポットがあるとのこと。 地元の方々はそれを「ブルー・フォール」と呼んでいるそうです。

最初は前回撮影した「さくら峠」の展望台付近を探索してみましたが、どうやら場所違いのようです。 サッチンさんのリサーチ情報を基に、心当たりの場所に移動して再度探索してみると、山中へと分け入った形跡を発見しました(^O^)

「あっ!きっとこれですね!(^o^)」

その形跡はやや心細いものでしたし、何せ分け入る山の斜面は、なかなか手強そうです(^^;) 念のためにスノーシューも携えて、踏み入って参りましょう(^^) かなりの急な雪面を注意深く踏みしめながら登ります。 ちょっと恐いのは、雪の斜面を横切る時です。

通り道

これは帰り足に撮影しましたが、往路の時はまだ霧は発生していませんでした。 ざっと見て斜角は35度くらいありそうです。 そこに見つけた足跡を辿るのですが、その幅は僅か20cm程度。 足を滑らせたり、雪渓が崩れたら、一気に谷まで転落の憂き目に遭います((((/*0*;)/

しかも頼りの通路の山側は、暖かな気温のせいか、ところどころ崩れかかっていて、踏み場を間違えれば雪面の下に出来上がっている穴の中に足が取られそうです。 そんなこんなで、急な雪面登坂と斜面横断で、神経は磨り減るは、体力は消耗するはで、ヒイヒイ、ゼイゼイε=(´。`;;;)

登り始めてみると、確かに険しい道筋でしたが、距離的には意外と近くて、実質10分程度で到着ですO(≧∇≦)O とは言え、もう息が上がっちゃって、とても撮影が出来るような状態ではありませんへ(×_×;)へ 5分ほど息を整えながら、「ブルー・フォール」の全体像を眺めていました。

ブルー・フォール

写真の時系列は前後しますが、これが「ブルー・フォール」の全容です。 ちょうどサッチンさんが立ち撮りをしている後ろ姿ですが、滝の大きさがお分かり頂けるでしょうか? 滝壺は完全に雪と氷に閉ざされていますので、多分実質の落差は12mくらいはあるのではないでしょうか?

ブルー・フォール
[2010/02/28 ブルー・フォール] <↑ Clickで拡大表示します>

暫く暖かい日が続いていたので、どこまで氷結しているか不安でしたが、ここは周囲を山の斜面に囲まれた場所であり、標高も1,300mくらいあってか、しっかりと氷瀑の姿を留めていてくれました(^o^)

Blue Fang
[2010/02/28 Blue Fang] <↑ Clickで拡大表示します>

まるで「蒼き牙」ですね(^^) 大滝川へと注ぐ小さな沢なのですが、どうやら水はとても澄み切っているようです。 火山性の成分などが含まれていると、こんな風に太陽光で青々とした色合いは出ませんもんね。

ブルー・フォール
[2010/02/28 ブルー・フォール] <↑ Clickで拡大表示します>

少なくとも私が調べた限り、この川には名前が見あたらず、滝にさえもその名は見あたりませんでした。 多分、「さくら峠」から発する流れは、国道から見る限り他にありませんので「さくら川」って事で良いのでしょうか??(^^;)

Dripping
[2010/02/28 Dripping] <↑ Clickで拡大表示します>

もともと好天は期待出来なかった日でしたが、やはり雲間から時折届く太陽光では、あまり青々とした色合いを発しません。 「ブルー・フォール」と呼ばれて親しまれている滝は数多いと思いますが、当地では「小野川不動滝」がまさにそれ。

こことは違って、しっかりとした遊歩道を備えてはおりますが、真冬に除雪など出来ようハズも無く、途中には“心臓破りの階段”なども控えており、往復で1時間半を要するそうです。 また、水量が極めて豊富な滝ですので、厳冬期と言えども完全氷結はしないと思います。

ブルー・フォール
[2010/02/28 ブルー・フォール] <↑ Clickで拡大表示します>

こちらは少々難儀でリスキーな道を辿る事となりますが、先達がルートを作ってくれていれば片道10分程度。 どちらも魅力的ではあります(笑)

Crack
[2010/02/28 Clack] <↑ Clickで拡大表示します>

滝の両翼は当然急な崖になっていますが、比較的しっかりとした足場が出来ていましたので、一目で安全そうな左翼側から登ってみます。

すると下からは気付かなかった事実が・・・ ドーム状に出来上がっていた、ブルー・フォールの真ん中辺りに、横に走っている亀裂を発見!Σ( ̄ロ ̄lll) 亀裂の中は空洞になっていて、滝から流れ落ちる水は、この中を通っています。

数日前にここを訪問なさられた方の写真を確認すると、このような亀裂は走っていませんでしたから、やはり気温上昇で氷が薄くなって、自重で亀裂が出来たのでしょうね。

ブルー・フォール
[2010/02/28 ブルー・フォール] <↑ Clickで拡大表示します>

いつの間にか谷には霧が入り込んで来て、周囲を乳白色のベールで包み込んでいました。 先の亀裂を知ってしまったもので、滝の直下へと足を進めるのも躊躇してしまいます。 万一、この氷のドームが崩落したら..・ヾ(。><)シ

ブルー・フォール
[2010/02/28 ブルー・フォール] <↑ Clickで拡大表示します>

そんな不安に苛まれながら、ビビリぃ~無芸の撮影は続きますww 第一、上ばかりではなく、足許の雪渓さえも、下がどうなっているのか不明です(^^;) いきなり底が抜けたら・・・(((p(>o<)q)))

ブルー・フォール
[2010/02/28 ブルー・フォール] <↑ Clickで拡大表示します>

いよいよ霧が深さを増してきて、氷の青味も失せてきました。 そろそろ潮時ですね。

Foggy
[2010/02/28 Foggy] <↑ Clickで拡大表示します>

こんな道行き、とても単騎だったら足跡を辿る勇気さえ出なかった事でしょう(^^;) 何よりも安全確保の意味からも、あまりお薦め出来るものではありません。 本当に万が一ではありますが、谷に滑落でもしたら無事の保証はありません。

互いに安全の確認を取り合う事で、より多角的な周囲状況の掌握も可能になるでしょう。 実際の処、復路での事ですが、無芸はまんまと雪の斜面を横断中に、山側の落とし穴に右足を踏み抜いてしまいました(^^;)

咄嗟に後ろにおられたサッチンさんがフォローして下さり、完全に股関節まで没していた右足を安全に抜く事が出来ました(-_-;) もともと山歩きのセンスの無い無芸。。。 決して無理は致しませんww

消失点
[2010/02/28 消失点] <↑ Clickで拡大表示します>

※この沢に立ち入る際には、くれぐれも注意を厳として、無理のないようにお願いします。  

コメント

ほほー 相変わらずアクティブでございますな!
しかし撮影のツボをリサーチする敏感なアンテナを
どうやって得ているのか・・・見習いたいもんです☆

我が地域にも美しい冬景色はあると思うのですが
数十年も見慣れてしまい、美しいのか希有なのか
さっぱり感じなくなってしまっている私(>_<)
ぜひ当地に撮影に来ていただきたいと思いますぅ!

あっぱれ!!
2010/ 03/ 09( 火) 00: 32: 40| URL| ZZT231改# -[ 編集 ]
 
自然のチカラはすごい・・・そして美しい。
でも怖い。まるでディズニー映画に出てくる魔物のような感じもしますね。

氷の世界ぃ~♪by井上陽水
2010/ 03/ 09( 火) 01: 02: 40| URL| 北参道ダンディ# -[ 編集 ]
 
口を開けてるようですね。
かなりの迫力~!

↓の猪苗代湖、いい雰囲気~。
こんな猪苗代湖を見た事、ないです。

息子さんの合格をお祈りしますv-421
2010/ 03/ 09( 火) 01: 50: 49| URL| ree# -[ 編集 ]
 
美しいブルー・フォールとは裏腹に、厳しい自然を感じました。

高いところが苦手な私は、無芸さんの文章を読んでいるだけで
背筋が寒くなってしまいます。
くれぐれもお気をつけて撮影なさってくださいね。
2010/ 03/ 09( 火) 08: 20: 58| URL| にくきゅう# mQop/nM.[ 編集 ]
 
アイスブルーが綺麗ですね。

先日裏磐梯の写真集を見ていたらこの滝が載っていました(^_^;
2010/ 03/ 09( 火) 09: 59: 29| URL| maru# sSHoJftA[ 編集 ]
 
ZZT231改さん
一人きりでの趣味だったら、こんなに足げく撮影行脚はしないかも知れませんが、私は同好の士に恵まれたんですね(^^) お陰様で、毎回少なからぬ技術の習得と、感性磨きを愉しませて頂いています。

今期はまだ、御地へのロケハンを行っていませんでした。 ひとつガイドをお願い出来れば♪ 昼飯は連食でヨロ(^o^)
2010/ 03/ 09( 火) 17: 21: 51| URL| 無芸大食# KVUpfCRI[ 編集 ]
 
北参道ダンディさん
自分の地元ながら、そのポテンシャルの高さには毎回瞠目するばかりです(^^) 数時間を掛けて、又は泊まり掛けで、四季を通じて県外から多くのカメラマンが集まってくるのも納得です。

こんな場所に立ち入るようになると、どこまでが安全で、どこからが危険なのかを察知する能力は研ぎ澄まされてくるのは事実です。

まぁ、普段の生活では何一つ役に立つ訳ではありませんけどね(笑)
2010/ 03/ 09( 火) 17: 25: 58| URL| 無芸大食# KVUpfCRI[ 編集 ]
 
reeさん
見事な氷瀑でしょ♪ カメラマンくらいしか立ち入らない場所ですので、ひっそりとした場所に、忽然と現れる威容には感動出来るんですよ(^^)

長浜ボウズ・・・(^^;) そんな風に捉えて頂けると嬉しいです(笑)

入試の結果は週明け。 願いが叶うと良いですね(^^)
2010/ 03/ 09( 火) 17: 29: 25| URL| 無芸大食# KVUpfCRI[ 編集 ]
 
にくきゅうさん
ありがとうございます(^^) 実はかなりのビビリぃ~な無芸なのですが、お仲間が同行してくれるからこそ、足を踏み入れているようなものです。

当然ながら無芸は先頭を歩きません(爆) ほとんどの場合は、チャレンジャーなC君が道を切り開き、無芸がその足跡を辿り、そしてサッチンさんがケツ持ちをして下さってww

そんな訳で、私は最も安全な位置取りをさせて頂いているという、手堅い性格がモロに出ておりますw
2010/ 03/ 09( 火) 17: 34: 13| URL| 無芸大食# KVUpfCRI[ 編集 ]
 
maruさん
やはり“初物”はイイですよ(笑) ただ、いつものように、すぐに舞い上がってしまいますので、反省点がイッパイ(^^;)

写真集にも掲載されていましたか! それは知りませんでした。 ここもそう遠からず、多くのカメラマンに知られる場所になるのでしょうね(^^)
2010/ 03/ 09( 火) 17: 37: 09| URL| 無芸大食# KVUpfCRI[ 編集 ]
 
あそこらへんにこんな滝があったんですね、
ブルーに見えますね^^^。神秘的です^^^!!

それにしても、連れさんいたから良かったけど、
足踏み外して、ひとりで脱出できなかったら、凍死ですよ。。
あまり無理なさらずにね、気をつけてくださいよ^^^。
2010/ 03/ 09( 火) 20: 40: 13| URL| ララオ# -[ 編集 ]
 
ララオさん
幼少の頃から山歩きに慣れ親しんでいたララオさんなら、きっと難無く辿り着ける場所だと思います(^^)

あたしゃ恐がりなので、最初から単騎でこんな場所には立ち入りませんヨ(笑) って、結局予感が当たった訳です(^^;)
2010/ 03/ 10( 水) 13: 20: 08| URL| 無芸大食# KVUpfCRI[ 編集 ]
 

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