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2010年冬景色 新宮熊野神社

「はせ川食堂」を後にして、ちょっとした腹ごなしにと立ち寄ったのは、「新宮熊野神社 長床」です。 ここのご神木の公孫樹の樹はあまりにも有名で、公孫樹の葉が色付く頃から、落葉する頃に掛けては、大変な来訪者で賑わいます。

ここのもう一つの顔は、萱葺き屋根に積もった雪の景色ではないでしょうか。 以前からチャンスを伺っていたのですが、ようやく詣でることが出来ました(^^)

例によって拝観料(大人300円)をお支払いしての参拝です。 しかしなんですが、観光客の多い時期なら納得ですが、ひっそりと来る者もまばらな時期にこの拝観料ってどうなんでしょう?(^^;) 年に何度も訪問するスポットなだけに、年間パスポートでも考えて頂けないものでしょうか?(笑) 拝観の度に渡されるパンフレットが、車の中に溢れておりますww

新宮熊野神社長床の雪景色
[2010/2/14 新宮熊野神社長床の雪景色] <↑ Clickで拡大表示します>

と、まあ、セコい話はこのくらいにして(言っちゃったww)、萱葺きに雪を頂いた長床へと。 参道ですれ違った三人のカメラマン。 おっ?良い道具持ってるねぇ~♪と思ったら、彼らの会話は

「□▲○●◆▽X★! ◇△◎☆◆■●☆▼△”!(^o^)」

あっ、失礼(^^;) どうやら海外からのお客様だったようです(^^) 長床も国際的になって来たか?? そう言えば以前、裏磐梯の某ホテルの総料理長(←お友達♪)とおしゃべりしていたら、毎年何度か裏磐梯エリアへ写真撮りを楽しみにお出でになるアジアンVIPの常連客がおられると言ってました。

さて、話を戻して境内を散策致しましょ♪

新宮熊野神社長床の雪景色
[2010/2/14 新宮熊野神社長床の雪景色] <↑ Clickで拡大表示します>

先ずは表参道の魔除け「狛犬君」にご挨拶。 頭の上の雪がCuteですねぇ~(^^) そんでもって、溶けてきた雪の雫が、口元からポタリ。 ワハハ、まるでヨダレのようだわい(^^) この雫を撮らんがために、暫く狛犬君の袂で頑張ってみたけれど、「落ちた!」と思った瞬間にシャッターを切っても間に合う訳も無く、散々遊んだ挙げ句に釣果は無し(^▽^;)

新宮熊野神社長床のツララ
[2010/2/14 新宮熊野神社長床のツララ] <↑ Clickで拡大表示します>

長床の萱葺き屋根に降り積もった雪は、一度雪下ろしを行ったそうですが、トタン屋根などとは違い、降り積もってもドサッと落ちないのね。 そんな訳で、溶け落ちた雫はツララとなって萱葺き屋根を取り巻きます。 一部の場所では、萱葺きから色を移して、褐色のツララになります。

新宮熊野神社長床のツララ
[2010/2/14 新宮熊野神社長床のツララ] <↑ Clickで拡大表示します>

萱葺き屋根の南側は、暖かな日差しのお陰で屋根に降り積もった雪が一気に溶け出して、盛大に雪解け水の雫となって降り注いでいました。

こりゃあ面白いかも♪ と言う事で、高速シャッターで流れ落ちるような雪解け水の雫を撮り始めてみます。 どうやらシャタースピードにして1/500秒くらいにすると、しっかり丸い水の雫として撮影出来るようです(^^)

雪解け水の雫
[2010/2/14 雪解け水の雫] <↑ Clickで拡大表示します>

いい歳をしたオヤジが三人揃って、萱葺き屋根の縁から溢れ落ちる雪解け水の雫の撮影会ww 興味のない方が目にしたら、どんだけ奇異な光景だった事でしょう(^▽^;)

それでも何となく面白そうな絵が撮れたので、良かったら続きを見てやって下さい(^^)

雪解け水の雫
[2010/2/14 雪解け水の雫] <↑ Clickで拡大表示します>

雪解け水の雫が生まれ落ちる瞬間。 人間の目にはまん丸の雨粒とは認識出来ませんけど、高速シャッターなら事実が写し出されます。

雪解け水の雫
[2010/2/14 雪解け水の雫] <↑ Clickで拡大表示します>

本当は時折萱葺き屋根から剥がれ落ちるツララの落ちる瞬間を撮りたかったのですが、これはあまりにも無謀な挑戦でした(^^;) 何せいつ何時落下するか予想出来ませんから(笑)

雪解け水の雫
[2010/2/14 雪解け水の雫] <↑ Clickで拡大表示します>

散々粘って、いい加減望遠レンズを構える腕もプルプルと震えるくらい疲れたところで、ついに降参しましたww \(-"-)/ いや、遊んだ遊んだ(^o^)
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Comments







非公開コメント
すっごーい。
雫が・・・きれ~!
2010-02-20-02:13 ree
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イチョウの季節以外は無料にしてほしいですね。
そうすれば、もっと身近で、もっと愛される場所になると思うんです。
神社という所は、何人も、いつでも参拝できる場所であってほしいです。
拝観料を取られては、気軽に行けませんからね(^_^;)
2010-02-20-12:39 ヨッシー
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reeさん
ありがと♪(^^) 市販されているカメラでも、こんな楽しみ方もあるんですね。
2010-02-20-15:00 無芸大食
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ヨッシーさん
国指定の重要文化財になっていると、拝観料の徴収って割と普通に行われているようです。 景観の維持や来訪者への対応など、それなりのコストが掛かるでしょうから、無碍にロハにして!とは言えないでしょうね(^^;)

やっぱりほら、シーズンチケットってダメですかね?(笑)(←やっぱりセコいww)
2010-02-20-15:03 無芸大食
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あ!ここ 黄色いとこだ!
屋根の下で雫を激写してるおじさんたちを是非撮りたいワタシであ~る!
2010-02-20-15:13 おかみっちょん
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長床は県内に住みながら、まだ行った事がありません。

無芸さんの画像みて、喜多方訪問の際にはぜひ行ってみたいと思っている場所です☆

しかし、バックレる気はサラサラないんですが、拝観料徴収の爺さんは常に常駐してるんですか?
秋にアップされた記事で『拝観料払った?』て何度も言われた。てのを読んで。。。(-_-;)

壁にでも掛けてあって『お気持ちで…』てなら気持ち良く払うのですが、天邪鬼なんで【強制的に!】てのには反抗したくなっちゃうんですよね(☆´艸`)
2010-02-20-16:15 メンジャミン
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おかみっちょんさん
そうそう、公孫樹の大木がある神社ですよ(^^) 良く覚えていましたね(笑)

うぅ~~ん(^^;) やっぱり変人にしか見えないよね。
2010-02-20-18:01 無芸大食
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メンジャミンさん
これまた良く覚えておられましたね(笑) その通りですよ。 表参道の入り口に、拝観料の徴収所がありましてね、そちらに必ず常駐しておられます(笑)

ただ、早朝に行って見れば分りますが、保存会の皆様が清掃活動をなさっていたりして、決して放置している訳ではありません。

ハイ・シーズン以外の時期に、どのように来訪者を満足させるか、一歩踏み込んで考えてみるのも必要かも知れませんね。
2010-02-20-18:07 無芸大食
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私が1月2日に行った時は、料金所が閉まってましたよ。
2010-02-20-20:56 フォワード
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きれい・・・
きれいな雫の玉ですね。
つららもキラキラしてとてもきれいです。 +*゚.ヾ(*´∀`)ノ☆*+.
どのくらいの時間、屋根の下で頑張ったのですか?
きっと3人で口を開けながら、この雫を写真に納めていたのでしょうね。 ( ´艸`)
首、疲れていません?
2010-02-20-22:39 katsu-you
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1/500秒ですね♪
それは撮ってみたいです。

そういえば子供の頃に、住んでいたアパートの屋上からコップに入れた水を少しずつたらしたことがあります。
上から見てると、ちゃんとまん丸になって落ちるところが見えるんですよ。
すごく衝撃的でした。
2010-02-20-23:34 和
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フォワードさん
正月休み??(^^;)
2010-02-21-19:51 無芸大食
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katsu-youさん
そうですね。 多分30分くらいでしょうか(笑) 写真を撮り始めると夢中になっちゃうので、時間を費やした感は感じないんですよww まるで子供の遊びです(^^;)
2010-02-21-19:52 無芸大食
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和さん
それなりに楽しめると思いますので、機会があったらやってみて♪

水滴が丸くなるのは、科学的には当たり前なのですが、こうして撮ってみるとある意味新鮮です(^^)
2010-02-21-19:55 無芸大食
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雫が!!
長床のホントに近くに住んでいますがゆっくり行ったことがなかったんです・・。
こんど川崎から友人家族が来るのでどこかに案内しましょう・・と探していました。

あまりに近くてつい見逃していましたが良い所だったんですねぇv-8

それにしてもつららのしずく・・いいですね。
目ではとらえられないものを写せた時って感動しますねv-238
2010-10-11-21:31 たろべ~
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たろべ~さん
こんにちは、初めまして(^^) ご訪問、コメントを頂き、ありがとうございました。

長床の近くにお住まいと言う事で、ちょっと羨ましいくらいです(笑) もう暫くすれば、名物の大銀杏も見事に色付く事でしょう。

その昔は鶴ヶ城の天守閣から、この公孫樹の樹が見えていたと言います。 大切に保全したいものですね(^^)
2010-10-12-15:31 無芸大食
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