JR只見線で時折特別運行される『SL会津只見号』が、ちょうど先週[2009/10/31~2009/11/03]運行されておりました。 この特別運行を目にするのは、今年2回目です。 前回は「只見川第2鉄橋」と呼ばれる場所を撮影しましたが、実は行き当たれバッタリに撮影に出ましたもので、事前のサーベイが不十分過ぎました(^^;)
今回は少しはマシにサーベイしておきましたので、最も人気の高い撮影ポイントと言われる「只見川第1鉄橋」にアタックする事となりました。 前記事の『柳津福満虚空蔵尊圓蔵寺』は、撮影予定ポイントに近い場所にありますので、ある意味二毛作ですね(笑)
「道の駅みしま宿」に車をデポして、山の上に見える鉄塔の袂まで登ります。 約10分ほどで到着出来ますが、鉄塔の保守点検用の道を辿りますので、お世辞にも安全で快適な道とは言い難いです(^^;)
[2009/11/01 JR只見線 只見川第一鉄橋を望む] <↑ Clickで拡大表示します>
道の駅から見上げても、鉄塔の袂に人影は見えませんが、到着してみれば既に40名ほどの先客様方がスタンバっておられました。 SLの通過予定時刻の40分前ですよ(^▽^;) 皆さん、良いポジションを獲られる為に、早々と準備なさっているんですね。

午前中の暖かな日差しは、前線の通過に伴い、急激に悪化して、いつ雨が降ってきてもおかしくないような空模様。 とりあえず、自分達のポジション取りをして、その時を待つ事とします。 15時4分に宮下駅を出発したC11の汽笛が聞こえて来ます。
空はどんよりと曇り、風も出てきて、コントラストは出ないは、水面は波立つはで、かなり厳しい(>_<) シャッタースピードを確保する為に、ISO感度を上げざるを得ず、かなり凹んでいると、第2鉄橋を渡ってSLが近づいて来ました。 アハハ、もうママよ…(^^;)
[2009/11/01 JR只見線 只見川第一鉄橋を望む] <↑ Clickで拡大表示します>
煙は出てくれたのですが、風に巻かれて車両を取り巻いてしまってた…(T△T) あぁ~~、残念!
早々に道具をしまって撤収開始。 何せこの山道、粘土質の土壌ですのもで、今にも泣き出しそうな空模様の下、雨が降ってきたらかなり危険な気がします。 ほとんど先鋒って感じで下山して参りましたヨ。
道の駅を後にして、ほんの5分もしないうちに雨が降り出しました (^◇^;) まさにギリギリのセーフね(笑) まっ、万一SL待ちをしているうちに降り出してしまったら、安全確保の為に撮影は断念して下山するつもりだったのですが、取りあえず絵は押えられました。
※前述の通り、それなりに危険が伴う道のりです。 立ち入る場合は細心の注意をお願いします。 撮影に際しましては、一般の観光地とは違った、写真撮りだけが集まっている場合にだけ通用するルールがあります。 和を乱さずに楽しく撮影致しましょう(^^)
おかみっちょんさん
もう、残念で…(^^;) 何せ普段はよじ登らないような山道を、ハアハアゼイゼイ言いながら登って、のるで猿山の如くの急斜面で足を踏ん張って待ったのにね(笑)
ただ、ここに集っておられた方々の多くは、私みたいな風景撮り専門の方々は少ないと思いますので、好天に恵まれた前日あたりに、既に良い写真を押えておられたと思いますヨ(^^)
まぁ、若干諦めムードもありましたので、殺伐とした雰囲気にはなっていなかったのは救いです(^^;)
この風景、よく目にします!
この風景を写真に収めるのは大変なんですね。
気象条件はもちろん、このスポットまで辿り着くまでがこれまた大変そう・・・。
それにもかかわらず、こんなにたくさんのカメラマン方!
カメラマンにとって、この風景は一度は撮ってみたいものなのでしょうか?
私はこのSLに乗ってみたいです。
結構な数のカメラマンがいらっしゃるんですね~。
子供達、数年前に初めて見たんですが、その時のSLの印象はトーマスとはまるで異なってたようです(笑)。
汽車(電車)自体がここで珍しいので、息子は9歳になった今でも、電車を見ると喜んでますよ。
katsu-youさん
ここから眺める景色は、全国の「撮り鉄マニア」の方々には至極有名であるばかりではなく、katsu-youさんも見かけたことがあるほどに、世にも多く出ている風景写真です。
そんな訳で、普段はSLと縁の薄い私のような者でも、折角の好機を逃すわけには参りません(笑)
撮影ポイントまでの道行きは、写真撮りをなさらない方々には険しく厳しいものに感じられるかも知れませんが、これくらいはまだまだ序の口なんですヨ(^^;) まっ、私には充分満腹レベルですけど(笑)
reeさん
福島県は不定期運行とは言え、只見線のC11、磐越東線C57と、二つの路線でSLが運行する、極めて希有な環境かも知れません(^^)
自動車交通網がいち早く発達したUSAでは、電車と言えば都市部の通勤網とAmTrackでしょうか?
ましてやSLと言えばカリフォルニアのワイン産地・ナパくらいしか思い浮かびませんね(^^;)
SLのみならず、走り去る新幹線を間近に見ただけで、テンションあげあげになるアメリカ人の動画は、TOU TUBEでも多くの方が視聴しています(^^)
なんでそんなに喜ぶの?(^^;)って思っていましたが、案外普通なんですかね(笑)
あっ、ところで、日本のSLは、残念かも知れませんがトーマス系の色合いのモノは存在しないと思います(^o^) SLは“働く乗り物”だったんですねw
トラックバックURL:
http://est61.blog60.fc2.com/tb.php/1116-023ddae8