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2009年 錦秋巡り ~つむじくら滝~

「そば処 杉元屋」さんで、思わぬ楽しい時を過ごし… いや、ちょっと過ごし過ぎ(笑) 時刻は3:30を回ってしまいました(^^;) まあ、それも写真撮り行脚の楽しみかな(笑)

次なるターゲットは「つむじくら滝」 無芸はその存在を認識していなかったのですが、旧友C君が情報をキャッチしていました。 どうやら最もステキな見頃を迎えていると。

林道漆峠線

杉元屋さんからほんの2kmほど進み前田集落に差し掛かると、「つむじくら滝」への誘導標識が見えてきます。 タイト・ターンを左折して「林道漆峠線」へと入って行く事となります。 途中で一箇所だけ、Y字路がありますが、ここは写真の通り右方向に向かい、舗装されている林道を進んで行きます。

県道から3kmほどとの事ですが、前述の通り舗装されてはいるものの、道の曲率は厳しく、道幅自体も決して広くはありません。 時折、先の見通せないコーナーもありますので、必要に応じてクラクションを鳴らすなど、自己防衛策を執りましょう(^^;)

何せ険しい山道でありながら、所々ガードレールが敷設されておりません。 まかり間違って転落したら、ただ事では済まされないような千仞の谷が口を開けているのですから(大汗)

で、ズンズン進んで行ったら、いつまで経っても「つむじくら滝」の標識が出てきません(^^;) 距離的にもとっくに3kmは進んだハズなのに…

「なぁ、おかしくねぇ? もう3kmは進んだと思うんだけど…(^^;)」

「いや、結構な山道だから、思ったよりも距離は走ってないんじゃない?」


そんな会話をしている内に、あれれ??(^▽^;) 何だか別な道との交差点に出ちゃったヨ(笑) しかもその交差点には、我々が通ってきた方向に矢印が示してあり「つむじくら滝」と…Σ( ̄ロ ̄lll)

あ゛ぁ~~~、やっぱり通り越したんだぁ~ *o_ _) Uターンして引き返しです(^^;)

道々今度はペースを落として、しっかり入り口を探します ( ̄д ̄*)))(((* ̄д ̄) 途中で良さ気な景色を見つけて小休止。 やっぱり道を間違って、手ぶらでは帰れないでしょ(笑)

嶽の山
[2009/10/25 嶽の山] <↑ Clickで拡大表示します>

ここの木々は、既に落葉してしまったようですが、木に絡まった蔦が彩りを添えています(^^) 既に山影に日は落ちて、コントラストが出なくなり始めました。 あぅぅぅぅ、ヤバい! 早くターゲットを!

更に道を戻り続けると、

「あれっ?( ̄△ ̄;)」

つむじくら滝展望台

みぃ~つぅ~けぇ~たぁ~~ ┐('~`;)┌

集落から向かってくると、丁度上りの右コーナー外側にあるもので、ちょっとした路側帯があるとしか思わなかった。。。 しかも「つむじくら滝」の看板は、路肩では無く、展望台の敷地内にあるし… こりゃあ、初めて訪問したら、私達のように見落とす人が続出でしょうな(ーー;)

ともあれ、ようやくターゲットを捕捉しました。 「つむじらく滝」は、展望台からは谷を挟んで向かい側に見えます。

つむじくら滝
[2009/10/25 つむじくら滝] <↑ Clickで拡大表示します>

上段25m、下段60mの直瀑の滝で、博士山山系では最大の滝だそうです。 確かに木々の色付きは、この日が最高だったでしょうね(^^) 既に日が陰ってしまったので、鮮やかな色合いが望めないのは残念です。

滝壺まで見下ろせるものの、手前の崖にススキが茂っていて、写真撮りとしてはなかなか厳しい(>_<) 雑木の生えている関係上、撮り下ろしの効くポイントは非常に限られます。

つむじくら滝
[2009/10/25 つむじくら滝] <↑ Clickで拡大表示します>

滝の高さを考えると、展望台の下は100mほどの崖になっている訳でして、ここを降りて撮るのは無理ですね(^^;) だからここの写真は、ほとんどアングルが同じになっちゃうんですね。

山頂から滝口まではさほど高低差がありませんから、この滝の水量は限られた条件下にも関わらず、かなり豊富と言えるでしょう。 また、14時くらいを狙えば、滝壺付近に虹も架かるそうですヨ(^^)

これにて日は落ちて来ましたので、この日の撮影は終了。 でも何とかこの滝への別なアプローチは無いモノかと考え、沢を登るルートをサーベイしてみました。 一番最初に挙げた写真の交差点に戻り、「漆峠」へと車を進めてみました。

意外と言っては失礼ですが、このY字路を左折して、山奥へと進んで行くと、小さな集落がありました。 正直言って驚きです(^^;) きっと農耕地を開拓して住み着かれた方々の末裔なのでしょうね。 ほんの十軒ほどの集落ではありますが、力強さを感じずにはいられませんでした(^^)

さて、漆峠ですが、急な坂道はタイト・ターンの連続です。 多分林野業の為に整備してあるのでしょう。 とにかく行けるところまで行ってみます。

漆峠終点

で、突然終了!orz 人気はある訳も無く、何だか熊さんが出そうでした(笑) 200mほど車をバックで下げて、巧いこと転回して下山… 不毛だ…(^▽^;)

後に地図を見て分りましたが、この集落への道すがら、一箇所橋が架かっています。 この橋の架かる小川を登って行けば(行ければ…ww)、「つむじくら滝」へと近づけるようです。 あまりお薦めは出来ません。 もし入山するようでしたら、自己責任と言う事で(笑)
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Comments







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柳津に行った記事を見てあっちのほうに行くのだったらつむじ倉滝があるのを教えておけば・・・と思っていましたが、押えていましたね(^_^;
2009-10-29-09:58 maru
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maruさん
単独行脚だったら、まず気付かなかったと思いますが、誘い合わせだからこそ持ち寄れた情報ですね(^^)
2009-10-29-10:03 無芸大食
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あらら、、こんなすてきな滝があったのですね^^
C君は、なんでも知っているんだね^^すばらしい友達だあ~~~。。

なんか知らない道って怖いですよね、1回行けば理解できますが、はじめていくところは、
不安と期待の思いが交差します。。。。ここは絶対熊がでるな!わお~~。
2009-10-29-20:39 ララオ
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って、ここから何処を通って帰られたのか、それが楽しみになってしまいます。
博士山、どんなとこだろうと、興味は有りましたけど、熊に食われても困るので、パスした思い出があります。
2009-10-29-22:03 フォワード
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今年はどうでしょう・・・
今年の紅葉はいかがでしたでしょうか。
私は安達太良山へしか足を運べませんでしたが、あまり色づきが良くなかったかなぁ・・・。
色づく前に葉が落ちたりしていました。
つむじくら滝、美しい滝ですね。
私も滝は大好きで、華厳の滝のようなゴォォォ~ッというけたたましい滝よりもこのような物静かな滝の方が好きです。

2009-10-29-23:33 katsu-you
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無芸大食さん こんばんは^^
先日はコメントをいただきありがとうございました
気の合うお友達との撮影行脚は楽しいでしょうね
つむじくらの滝は私も一度行ってみたいと思っていたところでした

過去の記事も 素晴らしい写真をたくさん拝見しました
ニャオちゃんもかわいいですね^^
また時々お邪魔させていただきます
2009-10-30-00:10 めい
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ララオさん
写真撮りのネットワークも、なかなか情報量が濃いっスよ(笑) 先の「そば処 杉元屋」さんには、この滝を撮りに来る趣味人様達が良く立ち寄るようでして、室内には沢山のパネルが展示してありました(^^)

ほとんどの写真撮影ポイントを、既に巡回済みだったのが笑えた(^^) 同じく撮ったハズでも、印象の違いがあったりして、なかなか飽きませんよ。

ちなみにこの滝周辺は「熊出没」地帯です(^^;) 先に西山温泉でお話しを聞かせてくれたおじいさんによると、木によじ登っている熊を三頭目視した事があるそうです。 ホントかな??(笑)
2009-10-30-10:13 無芸大食
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フォワードさん
そういった「妄想」を抱くのは、“走り屋”としての本能が起動するから(笑)

舗装林道ですので、かなりツイスティーでダイナミックな道筋ですが、同時にリスクもでかいですよ(^^;)

熊は… 出ますよ。 きっと…(^▽^;) ちょっと沢登りするには勇気が要ると思います。
2009-10-30-10:17 無芸大食
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katsu-youさん
まだ2週間は紅葉を楽しめると思います♪ 立ち回り先を検討中です(^o^)

木々の発色ですが、今年は夏の熱障害が無かったので、おしなべて綺麗な方だと思われました。 ただし、紅葉の到来が早かっただけに、ピークもあっと言う間に駆け抜けちゃった印象ですね。

穏やかな水流の滝は、写真撮りにとっては表現が難しいところです(^^;) でも、あまりに豊富な水流と、ダイナミックな水煙が立ちますと、撮影機材が…(笑)

「西の郷遊歩道」には数箇所の滝がありますが、ちょうど見頃の紅葉になっていると思いますし、多分お好みの流れでは無いかと思います(^^) ご興味がありましたら、過去記事から引っ張ってみて下さい。
2009-10-30-10:24 無芸大食
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めいさん
こんにちは(^^) ご訪問、コメントを頂き、ありがとうございました。 めいさんのお写真、ブッ飛びました(^^;) てんで足許にも及びません…

私、勿論単騎でも出掛けますが、2、3人の方がテンション上がるんですよね(笑) 移動中も退屈しないし、車も交互に出しますから経済的(笑)

現場に入れば、思い思いにバラけて撮るんで、後からその着眼点の違いも楽しめます(^^)

「つむじくら滝」なかなかの人気らしいです。 撮影ポイントが限られてしまうのが残念ですが、沢登りを覚悟すれば、何か違ったものが撮れるのかも知れません。
2009-10-30-10:31 無芸大食
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