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梅雨明けまで、もう少し…

子供達が終業式を終えて来ました。 いよいよ明日から夏休みです(^^) 凡才だった無芸にとっては、この終業式の日=通信簿(成績表)配布ってのが、“審判の日”だった訳で、正直良い気分でこの日を迎えたという記憶はありません(滝汗) だって毎回、じいさんに頭を殴られていたし(^^;)

まあ夏休みに入ってしまえば、もう子供達のものですが、今思い起こしても、嫌な一日だった記憶だけが甦ります(笑) まだ、うちの子達の成績表は見ていませんけど、今までさすがにゲンコツをくれた事はありません。 それで何かが変わるならまだしも、子供達に嫌な思い出しか残せませんからね。

高校受験を控えた無芸大食倅は、学校からタップリと宿題を持たされてきて(イイぞぉ~~♪ww)更に夏期講習会への参加も待ち受けています。 そろそろ自覚して貰わねば…(^^;)

さて、ここ三日ほどは、梅雨明けを思わせるような日差しと蒸し暑さが感じられるようになりました。 昨日あたりなどは、「どうして右腕が痒いのだろうか?」と気になっていたのですが、入浴の際にソレが日焼けによるモノだと気づきました(^^;) 軽トラで常時窓全開の無芸の右腕は、キッチリと今年も段焼けになりましたワ(笑)

安積国造神社

日差しの強さと共に、午後になると入道雲が見られるようになりました。 今日も夕立が来るか?と予感させられるような雰囲気だったのですが、ギリギリでセーフね(^^;) お陰で今夜は蒸し暑いナ。




無芸の仕事場の特約先、群馬県の「永井酒造」さんで、新しい試みの清酒がリリースされました。 ソレはシャンパンのように泡立つ発泡性清酒。

県内の酒造元でも、同様の製品は既にリリースされておりましたが、「永井酒造」の新作は、後から出てきただけあって、より個性的なものでした。

サンプルを落手していたので、早々にチェックしたいと思いつつ、とある飲食店さんに持ち込んで、ご店主様をはじめ、スタッフ様方や、たまたま居合わせた常連のお客様方にも見て頂きました。

MIZUBASHO PURE

「MIZUBASHO PURE」

最高の酒造用の米・山田錦を、大吟醸スペックまで磨き上げ、シャンパーニュと同じく、瓶内二次発酵方式で炭酸ガスを生成させています。 しかも既存の発泡性清酒を大きく上回る、約5気圧のガス圧を自然生成させ、瓶内に発生する澱をしっかりと抜き去っています。

清酒がお好きな方なら、イメージできると思いますが、日本酒度は+10という大辛口仕立てとされており、シャンパーニュならさしずめBrut(ブリュット=辛口)と言われるものです。 フルーティーで甘酸っぱい発泡性清酒が大勢を占める中で、ワインのような酸味には乏しい清酒で、ここまで辛口仕立てにすると言うのは、並大抵の覚悟では出来ません。

製品として造り上げるまでには、3年間の試行錯誤が繰り返されたそうです。 さて、実際に口にしてみると、まずは抜栓の儀式はシャンパーニュと同じです。 シャンパーニュと変わらぬ5気圧のガス圧が掛かっていますので、慎重に開けないと栓が飛び出してポン!と景気の良い音を発してしまいます(^^;)

栓を抜いて、まず鼻孔に届くのは、新鮮なイチゴの香り♪ おぉ~~~♪何だか良い感じだなぁ~(^o^) きめ細かな泡立ちは、シャンパーニュに引けを取っていません。 一口含むと、意外にガスのインパクトは感じられず、クリーミーな舌触りって感じです。

葡萄をベースとしているシャンパーニュとは違い、酸味はあくまでも大吟醸レベルの清酒に類するレベルですので、口の中が収斂する事はありません。 清酒として見れば、やはりかなりの辛口ですね。 これは口開けの一本には最適でしょう(^^) ちょいと酒肴をつまみながら楽しんだら、幸せになれそうです♪

ご店主様からは早速の定番扱いのご注文を頂きましたヨ(^^) ありがたい事です。 更にちょっと嬉しいことに、この「MIZUBASHO PURE」が、なんと世界最高のレストランと言われる、スペインのミシュラン三つ星「エル・ブリ」から、直々のオッファーがあり、正式にお取り扱いの申し入れとなったそうです(^o^)

これは快挙ですね! 一年に6ヶ月しか営業しない。 席数は僅か45席。 年間僅か8,000席分しか用意されないレストランに、毎年のべ50万人の予約が殺到するという、まさにプラチナ・シートのレストランなのです。

現在のところ、どのように商品供給を行うか、永井社長が考慮中と言うことです。 今年の残り営業日数を考えると、もしかすると「エル・ブリ・デビュー」は、来年の5月になるかも知れません。 世界中のガストロノミの注目を集めること必至の名酒誕生です(^^)
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Comments







非公開コメント
きゃぁ~!飲んでみたいです!!
イチゴの香り?でも清酒?
うわぁ・・・どんなんだろう。
想像だけで飲んだ気分になるには難しいです・・・。
2009-07-17-22:36 ree
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飲んでみたい(〃▽〃)
イチゴの・・・日本酒??? シャンパン???
シャンパンにはイチゴですよねぇ

にしても
プレミア必死ですねぇ
森伊蔵みたいになるのは嫌だなぁ(´・ω・`)ショボーン
酒造が儲けるならいいけど
間の悪い業者が儲けるのは・・・
2009-07-17-23:46 ほっぴーほるもん
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それは興味津々ですね。是美飲んでみたいです
値段が合えばうちの店にも置きたいですね(^_^)
入手経路が判ったら教えて下さいね
2009-07-18-06:11 中原
[ 返信 ]
すごぉーいv-398 なんか感動するー。日本のモノが世界に認められるってうれしいv-344
ていうか 世界はもっと日本を知れよっ って言いたいぐらい 日本の職人さんは誠実で勤勉だと思うです。
辛いお酒は ちょっとダメダメ気味なおかみっちょん@お子ちゃま ですが
これはもしどこかでご縁があってめぐり合えたら試してみたいですーv-272
ちなみに。ワタシ通信簿見せて叱られたことは一度もありません。あきらめの早い両親でしたv-391
2009-07-18-12:21 おかみっちょん
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いいですね。
どんどん若い蔵元や杜氏が新しい酒造りにチャレンジしていってほしいです。
日本酒は世界に誇れる繊細で美しい酒ですからね。

飲んでみたい。。。
2009-07-18-14:36 ばるべにー
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若い時は粋がって、辛口の酒を飲んだものですが、年齢と共にただ辛いだけの酒より甘さの中から少しの辛さを感じられる種の方に移行してきたように思います。
がーー辛口なのにフルーテイーなのに酸味が無い。
うううっ興味が湧きますな。
2009-07-18-19:23 フォワード
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うわ~!!
こりゃ飲んでみたい。素直に味を試してみたい衝動にかられております(汗)

この酒へのエル・ブリの評価は日本人としては嬉しいですね。

酒造元さんの高い志の結晶といえる逸品として、きっと世界の人を楽しませてくれるんでしょうね。

にしても、まず飲んでみたいっす。
2009-07-18-19:29 北参道ダンディ
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飲みたーい!
永井酒造さん、こんな素敵なお酒作っていたのですね♪
しかもミシュラン三ツ星レストランからオッファーがあったなんて☆
すごーい!!!

以前、蔵元訪問した際のことを思い出しました・・・。工場長さんから凄いパッションを感じ、これからが楽しみだな~と思っておりました。
発売されたら、必ず飲みたいと思います!
あ~、それにしても美味しそうだな~。
2009-07-18-19:37 オードリー
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reeさん
日本よりも御地の方が、スパークリングワインは身近な存在なのではないでしょうか?(^^)

北米でも徐々に日本酒が認知されつつあると聞いておりますが、これは全く新しいアプローチになると思います。

意外と先入観のない御地の方が、鷹揚に受け入れて頂けるかも知れません(^^)

お米を原料としているのに、果物の香りが感じられる日本酒って、ある意味ミラクルですよね。
2009-07-18-19:47 無芸大食
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ほっぴーほるもんさん
ハハハ(^o^) やっぱり気になります? 今までにないタイプの日本酒ですから、ことのほか興味が湧くのではないでしょうか?(^^)

プレミアム販売かぁ~(^^;) 全く頭にありませんでしたワ(笑) ブローカー経由になると、とんでもない価格で市場を賑わせる事になりかねませんね。

それでも購入するお客様がおられる限り、もしかすると「モノの価値」として市場が認めたと言う事になるのでしょうか? 需要と供給の基本的な経済原理が作用すればネ(笑)
2009-07-18-19:53 無芸大食
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中原さん
本日、正式に入荷致しました(^^) 無芸の仕事場でも入手出来ますし、「永井酒造」の特約酒販店でも、リクエストすればお取り寄せして頂けると思います(^^)
2009-07-18-20:31 無芸大食
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おかみっちょんさん
きっと開発秘話を聞かれたら、なお一層興味が深まるかと思います。 他に類を見ないモノの創造って、恐ろしいほどのパッションと、諦めの悪さがあってこそだと思います(笑)
2009-07-18-20:34 無芸大食
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ばるべにーさん
先ほど、MIZUBASHO PUREの東北第一号のお客様からお電話を頂きました。

「衝撃的でした!」

ありがたい事です(^^)
2009-07-18-20:37 無芸大食
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フォワードさん
きっとそれは、年齢を重ねると共に、嗜好が変わってきたのだと思います。

また、清酒の世界自体も常に変化しています。 呆れるほど軽快な辛口タイプから、旨味を纏わせつつ、洗練された味わいを持つタイプへと、ブームが移り変わっているんですね(^^)

気づけばいつしか、レールの上を歩かされているのかも知れませんヨ(爆)
2009-07-18-20:40 無芸大食
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北参道ダンディさん
「エル・ブリ」のシェフは、度々来日して、和食の雄と言われるお店とのコラボレーションを行っています。

特に2002年の来日の際に、「吉兆」と「壬生」に大いにインスパイアされたと言います。 ですから、「エル・ブリ」にとっても、清酒と言うのは、前々から注目していたのでは無いかと思われます。
2009-07-18-20:44 無芸大食
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オードリーさん
こんにちは(^^) 身近に感じておられる蔵元が「永井酒造」さんの作だけに、興味も深いでしょうね(^^)

実を言えば、工場長と社長しか「エル・ブリ」を知らなかったもので、その喜びを分かち合う二人を見ながら、社員達はポカァ~~~ンだったそうです(笑)

既にリリース済みですので、チャンスがあればご賞味下さい。
2009-07-18-20:53 無芸大食
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