昨夜のことですが、今年のGWに開催される
「ふくしまラーメンショー2013」に出店する、地元・郡山のラーメン店グループ
「一麺会」さんの出品作試食会にお招き頂きました(〃∇〃)ゞ

一麺会会長で
「ますや本店」のご店主様・柴原久男氏の挨拶で開会となったこの試食会には、ボクと同じBlogger様や、バックグラウンドで縁の下の力持ちのように支援を続けておられる団体の皆様、食材調達に力を尽くして下さっている方々からメディア関係の方々と、沢山の来場がありました。
今年の出品作は既に発表されている通り、昨年の出品作・濃口醤油ラーメン「大地の麺 絆」の単純進化型に非ず、全く意表を突かれた「塩ラーメン」での挑戦です(〇o〇;) 地元福島の食材に「会津山塩」を求め、「うねめ牛」からの出汁を組み入れた、全く未知の領域の創造作品となります。

この日の試食会には世界一稀少で高価な塩と言われる
「会津山塩」ブランドの生産者「会津山塩企業組合」から理事長の五十嵐秀二氏も駆けつけ、その製品の強烈な個性や歴史の深さなどをご説明下さりました。
早速出品予定の試作ラーメンの調理に取りかかる柴原会長。 その様子を撮り納めようとキッチンにレンズを向けますと・・・(゚ロ゚屮)屮

何やら先を越して調理風景に見入っている、派手な色遣いのこの子達は??( ̄ω ̄;)
おぉ~~?! 我が町のシンボルキャラクター、
がくとくんと
おんぷちゃんではありませんかぁ~!v(≧∇≦)v 彼らもご招待を受けていたらしいです(*^▽^*) でも会場に沢山のお客様が集まるので、みんなが幸せに過ごせるようにと、さり気なく身の丈を小さくしていたようです♪ヾ(^▽^*
「ふくしまラーメンショー2013」の会期中は、会場内で会えるそうですから、お子様連れも楽しめそうですね。

さてキッチンでは着々準備が進んできたようですよo(*^^*)o 実はこの試食会の数日前にもお店を訪問致しまして、基礎的なスープの仕立てについて、色々とお伺いしていたのですが、何やらたった数日で新しい試みが加えられているようです。

そして初めて載せモノも整えた試作バージョンとの初対面です♪(〃∇〃) スープからはチャーシュー由来のスモーク香と、塩漬けの八重桜の花びらからサクラの花の香りがフワッと届きます。

このチャーシューの存在は、全く知らされていませんでした(^◇^;) 勿論スモーク・チャーシューとは聞いていたのですが、まさかベーコンにも通じるようなビジュアルで来るとはw( ̄▽ ̄;)w 豊かなスモーク香はこのチャーシューからのものでした。
で、実際に口にしてみますと、ベーコンのようなどこかしら筋っぽい雑な舌触りは無く、プリッとした歯切れの良さと、脂質にまでしっかりと塩味の届いた、それでいて塩辛い印象では無く、肉自体の旨味成分がかなり上手に引き出されているように思えました。
柴原会長はいつの間にこんな発想を練っていたのだろうか?(`・ω´・ ;) 後で聞いてみたら、郡山市出身の
「キハチ」レストラン部門総料理長・鈴木眞雄氏からアドバイスを頂いていたらしいんですね(⌒▽⌒;) 若干修正しながら、これはきっと活かされる事になるでしょう。

大きな穂先メンマは、コストも掛かっていそうですが、柔らかな食感と歯切れの良さは、乳歯のお子様やお歳を召されたお客様にも安心して口にして頂けそうですし、その存在のインパクトはハッキリと伝わって来ます(^^)

麺は多分異なるタイプが組み合わせられることになるでしょう。 スープなどの基本要件が固まったところで、最終スペックの麺の方向性が定められることになると思います。 果たしてどのような仕立てになるのか、開催直前まで目が放せません(@・艸・;)
そして何よりの驚きは、数日前とは全く異なると言う程違ったスープに仕立てられていました。 一口スープを口にしますと、
「会津山塩」の持ち味とも言える、甘味を伴った優しく円やかな塩味が口いっぱいに広がります。 所謂魚系の出汁を使わずに、このふっくらとした旨味を繊細な塩味にバランスさせたセンスの良さには、もはや感嘆するしかありませんでした(〇o〇;)
これが数日前まで、悩みに悩んで自分の味覚にさえ自信が持てなくなったという柴原会長の一つの答えでした。 間違いなく素材が活きる方向に向かっていますし、
「うねめ牛」の出汁は今までの
「会津山塩ラーメン」になかった、パンチの効いたスープの旨味を手に入れることが出来たと思います。

この日のご招待客、市内小原田は
「円寿寺」のご住職・新国善寛氏により、今年の作品に
「大地の麺 恵」と名付けられました。 以前から耳に届いていたお噂では、大変なラーメン・ファンでいらして、「ますや本店」の味を良く知り抜いておられる方だという事です(^^) 新生児の命名は今まで数あれど、ラーメンの作品名を考えたのは初めてだと笑っておられましたヾ(^▽^*
その後目出度くお披楽喜となりましたが、質疑応答を残していたBlogger各位はそのまま居残り(^◇^;) テレビのスポットCM撮りの様子などを見せて頂きながら、私達なりの感想を取り纏めます。

ちょっと遅れてお見えになった
「うねめ牛」の供給を引き受けておられるNFKサービスの代表・渡邊勝成氏が、
「うねめ牛」がどのようなブランド牛であるかを見せて下さると言う事で、いきなりキッチンで極上A5サーロインを振る舞って下さりました(;´艸`)ぁぁぁ

主役がラーメンから和牛に移ってしまったかもv( ̄∇ ̄)ニヤッ この「うねめ牛」ブランドにはA4とA5しか認められていないそうです。 そんなお肉を胡椒と会津山塩だけで頂きます♪
あっ(*´Д`*) ごめん、一等賞!いや、脂質の甘味を会津山塩の柔らかな塩味が見事に引き出していました。 これなら脂ギッシュでも、いくらでも食べられそうですv(o ̄∇ ̄o)♪ 勿論、分厚い財布か、心の広いスポンサー様あってのハナシですけどww
この後論議は白熱しまして、気が付いたら22時を軽く回っていました(@・艸・;) 今回の試食会でボクが知らされた技巧の素晴らしさも沢山ありましたが、たった数日で全く別モノってくらい趣を変えた新しいひな形を作り出せる柴原さんは、素晴らしいポテンシャルを持つご店主様だと再認識致しました。 きっとこれから更なるブラッシュアップが施され続けると思います。
「ふくしまラーメンショー2013」の開催期間中に、忘れられない味として再食を求めてチケットを手にしたお客様が一麺会のブースに二度三度並んで下さる。 そんなシミジミと美味しいラーメンが生み出されることを楽しみにしております(^-^)
昨年初秋以来半年ぶりの訪問となった
「めし酒場 克」さんです。 初めてランチタイム営業中に訪問致しました。 と言うのも、直ぐご近所で携帯電話の契約をして、その待ち時間が食事を摂るのに充分だったものでして、これはシタリと暖簾を潜りました( ̄▽ ̄i)ゝ

ランチタイムにはお得なお品書きが用意されているようでして、目当てのラーメンにミニ丼がセットされるのが気に入りました♪ って事で、昼の部専用メニューも頂けて幸せです( *´艸`)
「たまり醤油ラーメン (680円)」
見事な漆黒ラーメンですO(≧▽≦)O その仕立てを一瞥しただけでも、このラーメンがラーメン専業店のそれに、一歩も引けを取らないであろう事は想像に難くありませんo(*^^*)o

盛りつけの美しさ、白ネギの刻み具合の均質さなど、店主・西槇さんが辿ってきた料理人スキルが、推察されるというものです。 その技巧は、味の再現性というところでも活きていまして、一年近く前に初めて頂いた時の味の印象がそのまま甦ってきましたw( ̄▽ ̄;)w

驚いたのはロゼ色の切り口のチャーシューですw( ̄▽ ̄;)w 手練れの料理人たるご主人にとっては、難無き技かとは思いますが、生ハムっぽい柔らかさを通り越した食感と、肉自体の美味しさが引き出されたこのチャーシューは、間違いなく一級品の価値が見いだせます。

多加水系中細麺は、軽いウェーブが掛けられており、ツルッと滑らかな舌触りと、心地佳いプツプツッとした歯切れの食感があります。 しかも濃厚なたまり醤油スープを良く持ち上げてくれますので、スープとのマッチングも上々ですv(o ̄∇ ̄o)♪
鶏ガラと豚ガラの合わせスープに、塩分のアタリは控え目ながら、芳醇な香りと独特の旨味を内包したたまり醤油ダレのの組合せは、隙のない緻密で目の詰まった美味しさを楽しませてくれます。 ほんのりとした甘味とたまり醤油ならではの軽い酸味が、味のディテールを見事に浮き立たせています。 文句無しの美味しさ!(>▽<)b やっぱりラーメン専業店としての道も模索して欲しいほどです。
「海鮮バラ丼 (300円)」※ランチタイムにラーメンをご注文のお客様のみの限定品
どうだぁ~~!v(≧∇≦)v これぞ、店主・西槇さんならではのミニ丼です。 永らく寿司割烹料理人の道を歩んでいた彼ならではの、
“ほぼ反則丼”です♪(゚▽^*)ノ⌒☆

酢飯の塩梅はやや強め。 載せモノは彩り豊かですし、シソの花まで添えられていますw( ̄▽ ̄;)w
「卓上のお醤油を注してお召し上がり下さい」
とは言われていたものの、直接お醤油はどうかしら?( ̄ω ̄;)と思いつつ、注意深く少し掛け回してみます。
(あれっ?塩辛くないですね?(〇o〇;))何と、このお醤油は、
自家調整された刺身醤油でした!w(*゚o゚*)w お刺身をドブ漬けにしても塩辛くならないように、アタリを付けてあるんですね。 いや、恐れ入りました!(^◇^;) そんな小さな事も、決して手を抜かない外連味の無い仕事をする方です。 何を頂いても必ず美味しい訳です♪ 願わくは昼の部だけでも全面禁煙化をプリ~ズ!(>▽<;;
めし酒場 克 (かつ)福島県郡山市桜木2-22-5
電話;024-921-4056
営業時間;【昼の部】11:30~14:00 【夜の部】17:00~24:00
定休日;日曜日
駐車場;指定駐車場(5台分)
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