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駒止湿原 (こまどしつげん) ~福島県南会津郡南会津町~ その3

「駒止湿原 (こまどしつげん)の訪問記も、ようやく最終章です(^^) まさか三部構成になるとは、最初は考えていなかったのですが、要は素人カメラマン故に写真の選定がヘタクソって事ですかね(^▽^;)ゞ まっ、付き合わされる皆様には申し訳ございませんが、良かったら見てやって下さいww

「白樺谷地」「水無谷地」の間は、ちょっとした丘のような林間を通り抜けて繋がっています。 「駒止湿原」で唯一の丘って感じなのですが、ほんのちょっとした丘ですので、大汗を掻くような事は無いでしょう(^^) 木道は朝露で湿っていますもので、僅かな傾斜でも意外とスリップし易いので要注意。 (←事実スリップして一瞬ドキッ?!)

間隔を空けて後ろから追従していた仲間も

「ヒッ?!(◎o◎;)」

と声を立てていたので、多分無芸と同じ場所で一瞬スリップしたのでしょう(*´▽`*) でも大人だから、そこんとこは触れない触れないww

駒止湿原・水無谷地
[2011/06/19 駒止湿原・水無谷地] <↑ Clickで拡大表示します>

ここ「水無谷地」に辿り着いたのは9時前くらいになっておりまして、大分ハイカーの方々が増えて来ました。 私達は写真を撮りながらですので、出来るだけ彼らに木道を空けて先行して貰うようにしながら、時折待避所でじつくりとアングルを吟味したりと楽しみます(^^)

駒止湿原・水無谷地
[2011/06/19 駒止湿原・水無谷地] <↑ Clickで拡大表示します>

ここにはちょっとした水の流れもあります。 とっくに終わってしまった水芭蕉の葉っぱが、その水辺に沿うように残されています。 ワタスゲはと言えば、やはりあまり密度は高くないのが残念です。

駒止湿原・水無谷地
[2011/06/19 駒止湿原・水無谷地] <↑ Clickで拡大表示します>

空も未だにスッキリしません。 雲の切れ間からは、ちゃんと青空が控えているのは看取出来るんですけどねぇ~o( _ _ )o 相変わらずここも灌木の存在感が見事です。 背景に青空が映えていてくれれば、もちっと見栄えがすると思うんですけどね。

駒止湿原・水無谷地のワタスゲ
[2011/06/19 駒止湿原・水無谷地のワタスゲ] <↑ Clickで拡大表示します>

ようやく少しずつ朝露が乾き始めたワタスゲ。 日差しがあれば、この綿毛もあっと言う間にフワフワになるハズなんですけどね(^^;)

駒止湿原・水無谷地の造型
[2011/06/19 駒止湿原・水無谷地の造型] <↑ Clickで拡大表示します>

ところでここで大変興味深いハイカーさんに出会いました(^^) 多分まだ20歳代だと思うのですが、単騎でお出でになっていました。 彼は待避所に併設されている朽ち果てかけた木製椅子に座して、何やら携帯電話でメールを打っているようなのです。

でも、この湿原は3キャリア全てが圏外になる場所なんですよね(^^;) 携帯電話の画面に意識を集中しながら、その指は忙しなくキーを叩いているんですよ。 暫くすると移動開始して、再びお休み処で同じ事を繰り返します。

あまりストイックに繰り返されているもので、

「もしかしてそのスポットは電波が届いているの?( ・◇・)?(・◇・ )」 (ヒソヒソ)

と、仲間がみんな顔を見合わせるww 携帯電話をそっと取り出して確認するけど、やっぱり圏外なんだよねo(^▽^;)o 独自の世界観を漂わせたスナフキンさんでしたww

駒止湿原・水無谷地
[2011/06/19 駒止湿原・水無谷地] <↑ Clickで拡大表示します>

ここですれ違う人々は、互いに笑顔で挨拶を交わします(^^) とても気持ちのよいものです。 訪問前にサーベイした時には、カメラマンのマナーが酷いとの嘆きの声が気になっていました。 主に三脚を持ち込んだカメラマンが、意図的に木道をハズして三脚を立てるとか、保全されている湿地の中に立ち入るといった内容でした。

本当に幸いな事に、今回はそのようなカメラマンには一人も出会いませんでした。 また私達は誰かの迷惑にならないようにと三脚を持ち込まなかったのですが、三脚愛用派のカメラマンも、木道を外すことなく、ちゃんと人が通れるだけのスペースを確保してセッティングしていました。

駒止湿原・水無谷地
[2011/06/19 駒止湿原・水無谷地] <↑ Clickで拡大表示します>

今年は名物ワタスゲの生育が今ひとつと言う事で、例年よりも来訪者が少ないって事も無関係では無いのでしょう。 昨年の大当たり年では、カメラマン同士がかなり殺伐とした雰囲気だったそうです(^^;) まぁ、ポッポ専門の撮り鉄エリアよりは平和だと思うんですけどね。

駒止湿原・水無谷地
[2011/06/19 駒止湿原・水無谷地] <↑ Clickで拡大表示します>

この「水無谷地」を奥へ奥へと進んでいきますと、再びちょっとした丘に行き当たります。 その丘を越えていけば、昭和村側の駐車場に至ります。 そちら抜けてしまっても、南会津町の駐車場へは戻れませんので、結局出発点の方へ戻るしかありません。

帰路に就いた頃、ようやく空が碧くなってきたという悔しさよ( ´△`) 帰路は農道をひたすら歩く事になります。 農道と言う事は、ここは農地だったって事なのですが、周囲を見ても現在は農作物の栽培はされていない。

戦時中の事、食料増産を図るために、こんな山奥まで開墾していたらしいのです。 今ではその開墾された農地も、徐々に国が買い戻しを行って、自然環境の保全とに留まらず、以前の環境に戻す努力が払われています。

駒止湿原の農道から
[2011/06/19 駒止湿原の農道から] <↑ Clickで拡大表示します>

開墾された農地には、今ブナの木を植林し続けています。 果たしてこの開墾された農地が、豊かな緑に覆われるのにあとどれくらい掛かるのでしょうか? もしかすると、私の子供達では無く孫の世代へのバトンを準備しているのかも知れません。

農道を駐車場に向けて歩いていると、団体ハイカーさん達が次々とやって来ます(^^;) いや、1団体で20人以上おられますナ。 ガイドさんが付いていたり、グループの場合は経験豊かなリーダーさんが引率しておられます。 圧倒的にシニア層の方々が多いですねぇ~ 私達なんて、小僧っ子みたいなものですww

普通にハイキングで歩けば、往復2時間ほどのコースですが、私達が駐車場に帰り着いた時には、スタートから4時間が経っていました。 駐車場は当然満車。 監視員さんが誘導もしてくれますので、場内に混乱はありません。 駐車場にあぶれた車は、道路脇に寄せてデポするか、ちょっと離れた臨時駐車場に駐める事になります。