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2010年 錦秋巡り 【番外編】沼尻元湯

さて、沼尻シリーズの最後は“秘湯ファン垂涎”の野趣味溢れる野天の湯「沼尻元湯」の訪問です(^^) 永らく拙のBlogにお付き合いを下さっている皆様には、「おまいが温泉か?」ってくらい、温泉とは無縁生活な無芸です(笑)

てか、自分でもそう思うww(;^◇^;)ゝ

でも写真撮り目当てとは言え、折角目前まで歩を進めたのですから、二度と来る事がないかも知れない場所は踏んでおきたい(笑) 勿論、湯浴み自体が目的ではありませんので、携えているのはデジイチ一丁だけですもんww

沼尻元湯

件の沼尻渓谷のヒルトップにあった荷役用のやぐらを越えれば、そこからは暫くなだらかな丘陵を歩くこととなります。

沼尻元湯

源泉の送湯パイプに沿って小径は続きます。 この貯湯枡は何のためにあるのか分らなかったのですが、他サイトで情報を集めてみたところ、湯の花を集めているとの事でした。 その真偽の程は今ひとつなのですが、枡の天が開放されているもので、高温の源泉が飛沫となって飛び散っていて、軽くビビりながらすり抜けます(^^;)

沼尻元湯

送湯パイプは足場でリフトアップされていて、その足場の脇に付けられているのは、メンテナンス用の保守路でしょう。 当然、私達はそこを歩く意味がありませんし、万一転落したらタダでは済みませんので、あくまでも登山者用の小径を進んで行きます。

沼尻元湯

やがて谷の先が見通せる場所に辿り着きます。 荒涼とした風景が広がっておりますが、件のやぐらよりも下方の谷が、見事に紅葉していた風景とは、まるっきり対極のような“不毛の地”を思わせるようです。

木造小屋は、この送湯パイプのメンテナンス用の資材や湯の花の採取用の木箱をストックしているようです。 当然、立ち入りは禁じられていますが、ほぼ半壊状態のまま運用されているっぽいです(^^;)

沼尻元湯

いよいよ元湯が近づいて来ますと、登山者にも共用されている整備された木道や、川を渡す橋が出現します。 この看板も伊達ではなく、危険な火山性ガスが沈降している可能性があります。

ここで先行していた旧友C君がふっと足を止めて振り返り、

「無芸、ここからはちょっと距離を取って付いてこいよ。」

「えっ?」

「もしオレが突然倒れたら、迷わずそのまま引き返せよ。」


(何をバカなことを言ってやがる(^◇^;)と思いつつ)
「ありがとう! そうさせて貰うわ (⌒・⌒)ゞ」

「あっ、あれっ?!( ̄▽ ̄;)!!」


なんて会話で、人気の無い谷に笑い声がこだましますww

沼尻元湯

温泉成分が固着した川底は、ご覧の通り白い湯の花で覆われています。 このへんの川の水は、まだまだヌルくてとても浴用には向きそうもありません。

沼尻元湯

更に谷を登り続けると、源泉を引き出す木製のレーンが三本並んでいます。 予想の域は出ませんが、多分高すぎる源泉の温度を、この木製のレーンを流しつつある程度冷ますと同時に、出来る限り湯の花を沈殿・分離させて、送湯パイプ内で湯の花が固着して詰まるのを防ぐ為では無いかと思われます。

実際にこの木製レーンには、大量の湯の花が沈殿・固着しておりました。 勝手に採取する訳にはいかないでしょうけど、あくまでも個人宅で楽しませて貰うくらいの量なら、お叱りは受けないのではないでしょうかね?(笑) と、言いつつ、私達は持ち帰っておりませんがww

沼尻元湯

多分ここが湯口なのだと思います。 ご覧の通り三本の木製のレーンに振り分けられた源泉が、谷を伝って流れ降りて行きます。 とても恐ろしくて、源泉に手を突っ込んで温度を確かめようとは思えませんでしたヽ(´~`;)

沼尻元湯

時折山を縦走するハイカーさんと出会いますが、皆さんさすがにしっかりとした装備をなさっています。 そんな彼らでも、登山道と指定された場所以外には足を踏み入れないようです。

ところで湯浴みのポイントはどこなのだろうかと探してみると、源泉の湯口よりもやや上流側の川の脇に見つけました(^o^)

沼尻元湯

多分川の方に流れて来る、源泉の一部の通り道に造ったのでしょう。 川の水を程良く取り込んで温度調節が出来る場所が選ばれているようです。 ちょいと手を入れて確かめてみると、ナカナカ良い湯加減(笑) 単騎でここまで登ってこられたシニアの男性は、手ぬぐい一つ持たずに来た事をしきりに後悔していました(^^;)

後に分ったことですが、火山性有毒ガスは比重が重いことから、立っている内は良いとして、このように湯船状の処に身を置くと吸引してしまう危険性が高まるそうです(汗)

沼尻渓谷の紅葉

帰路も「沼尻渓谷」の美しい紅葉を楽しみながらの下山(^^) 車まで辿り着いてみたら、ダートを走ってきた愛車は砂埃が積もっていました。 帰宅前に洗車機で綺麗に洗わねば(^▽^;)