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2010年 錦秋巡り ~沼尻渓谷~

先週の撮影行脚は、朝焼けこそ最高のシーンでしたが、その後は今ひとつハッキリとしない空模様に阻まれてしまいました。 北塩原での撮影を終えて、帰り足に駄賃が欲しいなぁ~と思案したところ、2年前に訪問した「沼尻温泉」の奥に控えたスポットを思い出しました。

「中ノ沢温泉」から更に2kmほど山道を辿り「沼尻温泉」へと至り、「沼尻スキー場」の敷地内のダートを登り詰めますと「安達太良山・沼尻登山口」に行き着きます。

ここには登山者向けの無料駐車場が備わっており、安全に車をデポする事が出来ます。 丁度紅葉シーズンということもあり、駐車場はほぼ満車でした。 大多数の来訪者は、ここより「安達太良山」を目指して登山するのですが、実は「沼尻元湯」へと続くルートへの入り口でもあります。

私達は2年前に訪問した際は、近隣の事情に疎かったので、登山道側を登って5分ほどで到着する「観瀑台」から「白糸の滝」を撮影したのですが、そこからですと荷役用のケーブルが写ってしいます。 駐車場から「沼尻元湯」へとより近道出来るルートがありまして、そちらからならケーブルの写り込みが回避出来ると言う事で、今回は迷わずそちらに進んで行きます。

奥沼尻・白糸の滝
[2010/10/24 奥沼尻・白糸の滝]  <↑ Cliclで拡大表示します>

そちらのルートを採りますと、ナント僅か3分ほどでビューポイントに辿り着けるではありませんか♪ 谷の木々はほぼ完璧な色付きとなっており、青空に恵まれなかった事だけが悔やまれるばかりです。 それ相応の厳しい道行きを覚悟していたのですが、少なくともここまでなら本当に楽勝です(^^)

重たい装備は遠慮しておきたかったので、三脚は勿論の事、交換レンズも要らぬようにと、旧友C君から手ぶれ補正機能付きのNIKON AF-S DX VR-Ⅱ/ED 18-200mm F3.5-5.6Gを借用し、デジイチ一丁で望みます。

あまりに見事な色付きだったもので、だんだん欲が出てきまして、旧友C君はもっと先へと進みたいみたい(^^;) 上の写真の稜線を見て頂きますと、中央よりやや右側にちょいと窪んだ稜線の切れ目が分るでしょうか? 実はそこに荷役用のやぐらが設置されています。

レンズを望遠にズームして見て見ますと、こんな風になっています。

荷役用やぐら

白っぽく見える奥の山影は、多分安達太良連峰の「鉄山」では無いかと思います。 勿論、そんなところまで入ろうと言うのではありません(^^;) あのやぐらのあたりまで達すれば、この「沼尻渓谷」(正式な呼び名が分りませんww)を一望出来るのは容易に想像出来ます。

下から見上げる限り、そんなに厳しい斜角でも無さそうですし、距離的にもそんなに遠いとは思えませんので、その案に乗ることにしましょう(^^)

沼尻渓谷の紅葉
[2010/10/24 沼尻渓谷の紅葉]  <↑ Cliclで拡大表示します>

このルートはどうやら「沼尻元湯」から引かれる温泉パイプに沿って続いているようです。 と、言うよりも、元々温泉パイプの保守用ルートと言うべきなのかも知れません。

沼尻渓谷の紅葉
[2010/10/24 沼尻渓谷の紅葉]  <↑ Cliclで拡大表示します>

前述のように、この谷には正式な景勝地としての名前が付けられていないようです。 ここでは便宜的に「沼尻渓谷」と呼んで参ります。

沼尻渓谷の紅葉
[2010/10/24 沼尻渓谷の紅葉]  <↑ Cliclで拡大表示します>

「白糸の滝」を綺麗に見通せる場所までは、さほどの道のりではありません。 最初のビューポイントから更に10分も要さないほどで達することが出来ます。

沼尻渓谷の紅葉
[2010/10/24 沼尻渓谷の紅葉]  <↑ Cliclで拡大表示します>

ただ時折その道は狭いばかりでは無く、転落防止柵の無い(最初から無いけどww)ガレ場を通ることとなります。 勿論、万が一にも谷側に滑落したら、一気に100mほど落ちてしまうほどの危険性がありますので、くれぐれも慎重に行動して下さい。

奥沼尻・白糸の滝
[2010/10/24 奥沼尻・白糸の滝]  <↑ Cliclで拡大表示します>

「白糸の滝」は高低差60mの直爆。 上流にある「沼尻元湯」のあまり湯と共に流れ落ちてくるので、ある意味“湯滝”となっているそうです。

沼尻渓谷の紅葉
[2010/10/24 沼尻渓谷の紅葉]  <↑ Cliclで拡大表示します>

道は益々危険度の高いゾーンを通ることとなりますが、ちゃんと緊張感を切らさずに進めば大丈夫です。 谷を見下ろせる場所まで達すれば、このような絶景が待っています(^o^)

沼尻渓谷の紅葉
[2010/10/24 沼尻渓谷の紅葉]  <↑ Cliclで拡大表示します>

件の荷役用のやぐらまで辿り着きますと、かなりデンジャラスな傾斜路を巻きながら通ることとなります。 ここは雨などで濡れていたら、相当ヤバそうです(^^;) たまにすれ違う登山者の装備に比べたら、私達の軽装な事(汗) 知らぬ事とは言え、登山者の方から見たら「山をナメるんじゃ無いよ!」と思われていたかも知れません(^▽^;)

沼尻渓谷の紅葉
[2010/10/24 沼尻渓谷の紅葉]  <↑ Cliclで拡大表示します>

とは言えここはカメラマンにとっては、まるでパラダイスのような絶景ですわ♪ 広葉樹林の中に白樺の樹が混じっていて、多様性のある色彩には心躍るものがあります。

沼尻渓谷の紅葉
[2010/10/24 沼尻渓谷の紅葉]  <↑ Cliclで拡大表示します>

荷役用のやぐらの辺りがヒルトップになっていて、遠く猪苗代湖や磐梯山の山影も望めます(^^)

沼尻渓谷の紅葉
[2010/10/24 沼尻渓谷の紅葉]  <↑ Cliclで拡大表示します>

さて、ここまで来たからには、折角ですから「沼尻元湯」がどのようになっているのかを確かめておきたいもの。 もちっと奥まで歩を進めてみる事にします。

つづく