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牛丼戦争

ここ最近「牛丼戦争」が一段落した感がありますが、無芸の世代なら「牛丼」と言えば「吉野屋」ってくらいの浸透度でした。 いち早く全国展開を果たして、牛肉のカジュアル化のパイオニア的存在であった事も一因です。

その吉野屋の牙城を突き崩すべく、様々なチェーン店が覇を競い合って来た訳ですが、ここに来てその勢力図が変わりつつあるようです。 一頃に比べて、当地でも色々なお店の牛丼を食べ比べ出来る程のお店が出来ました。 低価格路線と豊かなバリエーションで急追したのが「すき家」ですね。

一方の王者・吉野屋の劣勢が伝えられていますが、他店のパワーアップに対して、味もボリュームも劣化しているとのもっぱらのハナシ。 確かに以前のような求心力に翳りが見えている気がします。 そこでザックリと食べ比べ企画!ww 果たして「牛丼戦争」はどこへと向かうのでしょうか?

「すき家 牛丼 (280円)」

すき家 牛丼

現状の定価では最も低廉なのが「すき家」です。 オージービーフを使用しており、赤身系の肉の比率が最も高いかな? ギリッと煮込まれて、牛肉の臭みは徹底して排除されています。 ちょっとシャープな味加減で、肉の量は吉野屋を上回っているようです。

数年前に比べて、ごはんは劇的に美味しくなった気がします。 路麺店の立ち食い蕎麦よりも安価なのが信じられないくらいですね。 牛丼を主軸とした様々なバリエーションと、食べ手が自在に選べるボリュームに魅力を感じられれば、その存在感はより大きいでしょう。

「松屋 牛めし (320円)」

松屋 牛めし

デフォで味噌汁が付いてくるので、コスパ的には「すき家」と互角と言って良いでしょう。 こちらは由緒正しい定食屋の方向に向かっている気がします。 牛丼カラーに染まりきらず、多彩なメニューが楽しめます。

松屋 牛めし

肉質的には脂身の比率が高く、脂er向きでしょう(^^) ややもすると牛肉の脂質特有の風味が強すぎる嫌いがあるかも知れません。 敢てそれを吉と為すなら、こんなに個性的な味も又良し。 最近タレに改良を加えたと言いますが、脂質の甘味とあいまって、ちょっとマイルドな味加減です。

「なか卯 和風牛丼 (350円)」

なか卯 和風牛丼

牛丼ってもともと日本オリジナルだろ!って突っ込みはさておき、何が和風かと言えば、椎茸とシラタキが加えられた事かしら? 相対的に牛肉の使用量は少なくなるのですが、一杯の丼飯としての充実度は極めて高いものがあります。

「なか卯」も定食屋系の方向性でありながら、積極的に麺類を柱商品として育ててきた経緯があります。 この手のお店で、生スダチを配した冷やしぶっかけうどんが食べられるだけでも、充分に存在感を主張出来ていると思います。

なか卯 和風牛丼

個人的には、味の染みこんだシラタキには抗し難い魅力が・・・www 牛肉の力に頼り切らずに、豊富な具材とのマリアージュで組み立てた、バランスで食べさせる牛丼ですね。

こうして食べ比べてみると、それぞれのお店が、微妙に違った方向を向いている気がします。 さて、皆様はどの牛丼がお好みですかな?(^^)