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無芸家の新春食卓

今年のお正月は、ちょっと奮発して「割烹 丸新」さんのおせち料理を頂きました(^^) 家族揃って健康に年を越して、今年一年の家族のより良き一年を祈念する食事ですからね♪

無芸家の新春食卓

市内でも随一と評判のお店だけあって、その手間暇の掛かり具合ときたら、職人芸の最たるものでしたよ(^^) クリスマス明けから乾物関係の仕込みが始まり、大晦日前の二日間は、手練れの職人さん達はお店に泊まり込みで仕上げます。

割烹丸新 おせち料理

料理長の誠君は、銀座の日本料理店で十年余りの修行を積んできただけあって、とても繊細で洗練された味わいを堪能させてくれました。

割烹丸新 おせち料理

修業先の弟弟子さんが三名、彼の許で腕を奮っておりますが、その中の一人が、このおせち料理の仕込みを最後の仕事として、実家のあるいわき市に帰ります。 言わば彼にとっても、修行の集大成という事になります。

その他にも若手の料理人が二名おりますが、彼らはお店に泊まり込むこと無く、帰宅・通勤で仕事をしていたそうです。 その辺の事を料理長に聞いてみると、

「仕事を知っている者が、一番働くべきだから。」

と言います。 これにはちょっと無芸も驚きました(^^;) 一般的なお料理屋さんの概念からすると、真逆なんですよね。 彼曰くは、「高給取りが一番働くべき」と言います。 何だかとてもスッキリとしませんか?(^^)

割烹丸新 おせち料理

こんな環境下で修行を積める料理人さんは、とても幸せだと思います。 てか、希有な環境だと思います。

先の修行上がりの子は、大晦日も夕刻に、いわきの実家へと帰る前に、無芸のところへ最後の挨拶に立ち寄ってくれました(^^) これはとても嬉しかったなぁ~ 彼の実家は、今は大衆的な食堂形式のお店を営んでおりますが、行く行くは割烹丸新さんのようなお店に成長させたいと、強い意思のもと修行を積んでいました。

厳しい修行の中で得たものが、決して技術だけでは無かった事が良く分ります。 彼の努力が何時の日か報われるよう、無芸も陰ながら応援し続けたいと思いました(^^)