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花木団地の偵察

「郡山の花見山」と言われる、東部ニュータウン近くにある「花木団地」に立ち寄って参りました。

切り花栽培の為に形成されたこのエリアは、4月の中旬には様々な花々が咲き競い、さながら名所・花見山のようである事から、ここ最近お花見スポットとして知られるようになってきました。 拙のBlogでも、検索ワードにチラホラと「花木団地」のキーワードが見受けられるようになってきましたので、お仕事の道すがら、ちょいと立ち寄ってみました。

郡山市花木団地

ご覧の通り、まだまだ開花はこれからですね。 一部、早咲きの白梅が花開いておりましたが、紅梅はようやく蕾がほころび始めたばかりです。 このぶんで行きますと、12日以降が見頃となりそうですヨ。(^^)




さて、昨夜の出来事を一つ。 午後8時を過ぎた頃でしょうか。 ちょっと足下のおぼつかないご老人がお店にやってきました。 何やらボソボソと話しているのですが、巧く聞き取れなかったので、近づいていって話を聞いてみました。

「救急車、呼んでくれねぇかい。」

何事かと思いつつ、ご老人のに尋ねてみます。

「どうしたんだい? だんなさん、具合が悪いのかい?」

「んだ。 どうにも歩けなくなっちまったから、家まで帰れねぇんだ。」


確かに足の運びは鈍いばかりか、真っ直ぐ立っていても、どこかグラグラとバランスが取れていないみたいです。

でも、私から観て、タクシーでも充分に救急外来に行けそうに思えたので、話の続きを聞いてみると、どうやらこのご老人、救急車で自宅まで送っていってもらいたいと言います。( ̄Д ̄;)

勿論、救急車をタクシー代わりに使うなんてとんでも無い話ですので、救急車に出動して貰ったら、必ず病院へ搬送される旨言い聞かせ、自宅に帰りたいならタクシーを手配してあげましょうと進言致しました。

するとどうもこのご老人、それを頑なに渋るんですね。(^^;) 重い口を開いて、以前タクシーで帰宅したら、家人に酷く叱られたと言います。 病院に搬送されれば、何万円も治療費を請求されると、どうしても承伏しません。 家に電話をしてあげると言っても、家には電話は無いと言うし…

さて、困ったものだ…(^^;) 挙げ句に警察を呼んで、パトカーで自宅まで送っていって貰えないかと言い出す始末で… パトカーだって無料タクシーではありませんからね。 暫く堂々巡りのやり取りをしていると、ご老人はどうやら諦めたらしく、歩いて帰ると言い出しました。

自宅のでは6kmくらいはありそうです。 とても無理じゃないかと心配で… ご老人は、傘を杖代わりにしながら、トボトボと去ってゆきます。 どうしよう…(;-_-;)

ちょいと目を離していた隙に、国道4号線を横断歩道ゾーンになっていないところを、歩き渡ってしまいました。 足下もおぼつかない人には、これはかなり危険です。 あぁ~~、もう仕方ない! 警察署へ電話すると大事なので、エリア担当の駅前交番に電話して、事の事情を話して相談してみました。

警察官の対応は、極めて迅速でハッキリしたものでした。

「分かりました。 すぐにそちらへ行って、保護致します。」

あぁ~~~、なぁ~んだ。 こっちが悩んでいる事は無かったんだぁ~ そう決まれば手っ取り早い。 無芸大食妻に店番を頼み、視界から消えてしまったご老人の後を追いかけました。 ご老人は相変わらず、おぼつかない足運びで歩道を少しずつ進んでいました。

「だんなさぁ~ん。 待って待って。 交番に相談したら、こっちに来てくれるって言うから、ちょっと止まって待ちましょう。 このまま帰しちゃったら、私も家内も一晩中気になってしょうがないヨ(^^;)」

パトカーの到着するまで、ご老人がナゼここまで歩いて来ちゃったのか聞いてみました。 朝10時半に自宅を出て、三春町の友人宅まで歩いて行くつもりだったと言います。 途中で具合が悪くなってしまい、諦めたようですけど、普通に考えて三春町まで健康な成人でも、歩いて4時間くらいは要します。 ましてやご老人の住まいからでは、更に1時間は加えねばなりません。

このご老人には、バスや鉄道を使うと言う選択肢は、最初から無かったようです。 語り口調は弱々しく、随分とゆっくりとしたしゃべり方ではありますが、所謂ボケている状態には思えません。(ー’`ー;)

やがてパトカーがやって来て、警察官が3名降りてきました。 ざっくりと事情を説明し、取りあえずバトンタッチ。 警察官の質問にもボソボソと答えるご老人。 かいま聞いた話では、自宅には娘と孫がいると言います。

警察官が聞き取った住所から、住宅地図で場所を確認してみると、どうやら高層マンションみたいです。 高層マンションに住んでいて、電話が無いなんて聞いたこともありません。 ご老人に何があって、家を出てきたのか… 何だか話をつなぎ合わせて行くと、やるせない気持ちになってきました。