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2008年錦秋巡り ~熊のすべり台~

「西の郷遊歩道」の中で、最も訪問したかったのが「熊のすべり台」と名付けられた滝でした。

この遊歩道には、どうやら詳細なオフィシャル・マップと言うのは存在しないらしいので、初訪問の私達には、簡素な地図を頼りにした手探り行脚です。(^^;)

最初に場内に車を乗り入れた際に、路肩に「熊のすべり台」の入り口を示す木製標識があったハズなのですが、「一休みの滝」の後に行こうと思ったら、何故だか標識が見つかりません。

確かにあった。 しかし記憶を辿ってアタリを付けた場所を探しても見つからない…( ̄~ ̄;) 謎であります。

そこで簡素な観光地図(?)を頼りに、遊歩道を歩き回ります。 滝ですから当然川縁の遊歩道を探すであります。 散々歩いて、上り坂を越えて、ようやくソレらしい水音に気付きます。

「おっ?アレだ!(^o^)」

遊歩道から見下ろす渓谷に「熊のすべり台」を発見! しかしですね、その現場へ降りる道筋が見あたりません。 何せ見下ろすと言っても、崖なんですヨ。(^^;) 取りあえず、この崖っぷちを注意深く下り、生い茂る木々の根元に足場を確保しました。

西の郷遊歩道から見下ろす熊のすべり台
[2008/11/02 西の郷遊歩道から見下ろす熊のすべり台]

上から見下ろすほどに、アプローチの手段が分かりません… 時折渓谷を覗いては、河畔の道を探しますけど、道と言うよりも川の中を進むって感じですね。(^^;)

実はそんな事もあろうと、同行のお二方には、長靴を携行して貰っておりましたので、一度車に戻って支度のし直し。 根性を決めて、川縁を上ってゆく事としました。

上から見下ろした限りでは、長玉は不要なようですので、レンズも必要そうなものだけに絞り、渓谷に下る急な鉄製階段を進みます。 ハハハ(^^;) ここまでして写真撮りをするのは初めてです。

所々で川の対岸に渡りながら、上流へと進みます。 苔生した岩は、とにかく良く滑ってくれますヽ(´~`;) 運悪く川にハマったら、撮影機材モロとも御陀仏ですから、ちょいと緊張の無芸です。

ま、実際には“生命の危機”まで感じるほど危険はありません。(^^;) 重量物の可搬には馴れている無芸(仕事柄)ですが、そのフットワークには軽やかさはありませんから(爆) たちまち二人の連れに置き去りにされちゃいましたヨ。 アンタ達、デスクワークのお仕事なのに、結構身軽でタフなのね…(;^_^ A

川縁を進むこと300mほどで到着! いやぁ~~~、灌木と岩、落ち葉の落とし穴を踏み越えて来た甲斐がありました!

熊のすべり台
[2008/11/02 熊のすべり台]

どうやら木々の色付きは5日~一週間前がピークだったようです。 それでも一枚岩を左右に振り分けて滑り落ちるように流れてくる様子は、なかなかのものです。

三脚を展開して、いざカメラをマウントしようとしたところで、大変な事に気が付いた。

「あ゛あ゛~~~~!!! 三脚のクイックシューを別なカメラバッグに忘れてきたぁ~!!o(;△;)o」

そう、無芸はカメラを二台持ち歩いていて、大荷物では大変だからと、一台に絞ったのですが、その際に三脚用のマウントを置き去りに…

とっ、撮れないぢゃん!orz 何やってんだ、俺?! 信じられない… その様子を眺めていた連れ二人、盛大に笑ってくれましたけど、優しく三脚を貸してくれました。 あぁ、やっぱり単行で無くて良かったぁ~と、思いつつ、三脚にしっかりとネジ止めして、又もや青くなった…

「あ゛あ゛~~~~!!! レリーズも忘れて来たぁ~~~~!!!(号泣)」

さすがにコレには、無芸も合わせて呆れる三人。。。 あぁ~~~~!俺のバカバカぁ~~!(TOT)

仕方ないので、タイマーでシャッターを切るであります。f(^^;)

熊のすべり台
[2008/11/02 熊のすべり台]

スローシャッターがダメなら、高速シャッターで逆転の発想を…

熊のすべり台
[2008/11/02 熊のすべり台]

ほとんど苦し紛れです。(^^;) しかしながら、ここには私達だけしかおらず、完全貸し切り状態。 長靴を履いているから、浅瀬なんて平気でジャブジャブ。 ハハハ、こりゃあイイぞ!

熊のすべり台
[2008/11/02 熊のすべり台]

「オレこの滝登ってみるワ」

と、C君がスルスルと一枚岩を登って行きます。 この滝のスケール感が分かりますかね? 水量こそ少なかったですが、落差7mくらいあるのが分かります。

滝の向かって右側を登ったのですが、平面的に見ると大して傾斜はキツくないように見えます。 しかし、ここを下る段になって、ちょいと彼は恐怖を感じることとなります。

岩肌にへばり付いた落ち葉で、とても滑りやすくなっていたのです。(^^;) 登りの時は楽勝だったのに、下りになったらエラい違いで… なるほど「熊のすべり台」を身を以て再現してくれるのかと、ワクワクしながら見守っておりましたヨ(爆)

腰が引けまくりながらも、何とか無事に降りられたC君。 もう、しません?(笑)

ところで、現地に到着してから、ずっと気になっていたモノが…

西の郷遊歩道から熊のすべり台への階段
[2008/11/02 西の郷遊歩道から熊のすべり台への階段]

階段あるじゃん!Σ( ̄ロ ̄lll)

やはり「熊のすべり台」への遊歩道は実在した訳で… 私達はとんだ遠回りと恐怖体験を勝手に味わっていたのね…

当然帰り足はコチラから… キツイ階段を登り切ると、普通に遊歩道に繋がっています。 何で気付かなかったんだろうか? 不惑の思いで帰路を進むと、ようやくその原因が判りました。

確かに自動車用の道路に「熊のすべり台」の木製標識はありました! そう、最初この道に分け入った時に見つけたヤツです。 しかし、「一休みの滝」で撮影をしていた内に、この遊歩道の入り口に写真愛好家が車をデポしてしまい、その陰になって見つけられなかったと言う顛末…( ̄_ ̄|||) ジープ・ラングラーで乗り付けたアナタですよぉ~!(笑)

あのねぇ~、確かにそこに置いても、通行の邪魔にはならないかも知れないけれど、そこって駐車場では無いですよね。。。 私達が不運だっただけなのか? それとも私達と同様に、この車のお陰で道標を見つけられなかった訪問者が他にもいたのか? 勿論、わざと意図的に隠したとは思えませんけど、私達にとっては不運でしたナ…(苦笑) でも楽しかった♪