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2008年桜巡り 『越代のサクラ (こしだいのさくら)』 ~福島県石川郡古殿町~

越代のサクラ


多分、今年最後の桜巡りとなるでしょう。 常連のお客様、A野さんから

「無芸さん、越代のサクラって知ってる? それはもう、スゴイ桜なんですよ!(^^)」

との、タレコミ情報を得て、サーベイしてみましたところ、ナント樹齢400年と言われるヤマザクラの巨木で、しかも毎年GW中が見頃と言うではありませんか! 虎視眈々と訪問の機会を伺っていた次第です。

石川郡近辺には、目を疑うような存在感溢れる、まだ名を知られていないような桜が沢山あるヨと、N先生からも聞かされておりましたが、ホントにまだまだ未開拓…(^^;) 日々悠々自適の生活者にでもなれたら、余すところ無く訪問してみたいものです。

さて、ここを訪問したのは、5月4日(日)のこと。 特に事前に強く心に決めて早起きした訳でもなく、午前5時前にふと目が醒めました。 もしかすると就寝前に頭の中で「越代のサクラ」に思いを馳せていたからでしょうかね?

家宅の二階テラスに出てみて、うっすらと明け始めた空を見上げ、タバコを一本燻らせながら、朝霧に覆われた景色と心の中で相談してみる。 朝霧が出ると言うことは、確実に晴れ渡る訳で、満開を迎えている「越代のサクラ」と向き合える絶好の機会ではないか?

来年も同じチャンスに恵まれる保証は無いし… うん、ヤッパリ行くか! いそいそと身支度を調えて、撮影機材を車に積み込む。 15分で準備完了で出発です。(^^)

国道49号線で平田村の先を古殿町方面へと入ります。 県道をひた走りながら、小さな集落から林道へと車を進めます。 それがたま、舗装はされているものの、車一台がやっと通れるほどの狭く曲がりくねった坂道です。(^^;) 本当にこの道でイイのかな?? 何せ最短距離を選ぶ癖があるので、地元の方々の生活道路の中に食い込んで行っちゃうんですよ。 当然、目的地を示してくれるようなインフォメーションも無い訳で…

不安もあるけど、気ままな単行写真撮りならではの気楽さでしょうか。 険しい林道を6kmほど進むと、ようやくインフォメーションに出会いました。 ホッ(^^;)

越代のサクラ


『越代のサクラ』に到着した時には、時計は既に6時20分となっておりましたが、既に20人以上の写真趣味人様方がレンズを向けておられましたよ。 しかもそのほとんどが、中判・大判の銀塩カメラ。 中にはプロと覚しき方のお姿も…(^^;)

前日には「越代のサクラ祭り」が開催されていたそうで、丁度満開を迎えた桜の下で、沢山の来訪者で賑わっていた事でしょう。 出店のテントも、前日に続き開店準備中のようです。

越代のサクラ


地元の方と覚しき男性が仰っていました。 以前はこのサクラに掛かるように、電線があったのを、電力会社に働きかけて、別な場所に移設して貰ったのだと。 更には周辺環境の整備を整え、根回りを保護しつつも、近くまで寄れるように木道の整備も進めたそうです。

我々来訪者にとっては、誠にありがたい限りです。(^^) どうやら写真に撮られる事を、しっかりと意識しての景観整備が進められているようです。 多くの写真愛好家様方が集う中、どれだけの作品が衆目に止まるかは分かりませんが、私のようなヘボ写真でも見て下さった方がその地に興味を持って下されば、ひいては少しでも来訪者を呼び込む足がかりとなるのかも知れません。

越代のサクラ


それにしてもこのサクラ、スゴイ迫力です。 私はヤマザクラは初めて撮りましたが、この地に根付いて400年を数え、樹高は20mもあると言います。 先に訪問した川俣町の『駒ザクラ』が樹高21mでしたから、それに匹敵する巨木です。

越代のサクラ


そよ吹く風で桜の花が散り始めました。

美しい… あまりに美しい…(^^;)

多くの写真趣味人様方も、皆一様にその様子を納めようと、カメラの砲列となっておりました。 無芸のお道具と腕前では、残念ながらその雰囲気を伝えきれません。 200mmのテレ端で撮って、更にトリミングしてもこの程度です。 画素数・テレ端共に、倍以上のパワーが必要です。

それにしても、中判・大判カメラの皆様、シャッター音がスゴイです。(^^;) ほとんど、

「ガシャコン!!」

ってくらいの音色で、それが方々から迫ってきます。(^_^;) 彼らの捉えた写真は、いったいどんなものなのか、興味津々の無芸でした。