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2008年桜巡り 『秋山の駒ザクラ』 ~福島県伊達郡川俣町~

秋山の駒ザクラ


日曜日の早朝は『三春滝桜』だけ撮って、一度帰宅して仮眠。 何せお昼くらいから天候は回復との予報があったからです。 その予報は正に的中。 いつしか太陽の光は輝きを増して、空も本来の碧さ急速に取り戻しつつありました。

今度は家族揃っての桜巡りに出発!(^^) まずは国道4号線を北上し、川俣町へと向かいます。 ターゲットは、山間の一本桜として、このところ急速に人気が高まっている『秋山の駒ザクラ』。 丁度、前日の土曜日、雨の降る天候にも関わらず、Blog仲間のララオ0181さん(URL)も訪問されておりました。(^^)

ララオさん!敵は討ったど!(笑)

秋山の駒ザクラ


それにしてもどうだろう? この川俣町ときたら、とにかくありとあらゆる場所が桜の花に彩られており、そしてソレはまるで計算し尽くされたように、絶妙の配置になっているではないか! まるで“絵描きの町”のようです。

川俣町は絹織物の郷として、名を馳せた土地柄。 きっと住む方々には絵心があるのでは無いでしょうか? 何気ない風景でさえ、写真で切り取ったら、しっかりと「絵」になりそうな気がします。

『秋山の駒ザクラ』は、川俣町の郊外山間部にありますが、インフォメーションがしっかりとしていますので、迷うことなく辿り着けました。 流石に満開と言うこともあり、かなり多くの来訪者がおられましたが、『三春滝桜』の人の波を身を以て体験している者にとっては、本当に平和そのものです。(^^;)

巧い具合に駐車場にスペースを見つけ、車をデポすることが出来ました。(^^) 施設協力金として、大人は一人100円の寄付を求められます。 でも、その施設協力金ではとても賄いきれないほどの充実振りに、こちらが恐縮してしまうほどです。

何せこの『秋山の駒ザクラ』。 個人所有の私有地を開放して、一般公開されているばかりか、昨今開設されたと覚しき真新しいビジター・センター、遊歩道には自然に優しい木製チップが敷き詰められており、来訪者を優しく迎えてくれます。

秋山の駒ザクラ


丁度、無芸一家が到着した頃には、ビジター・センターで、地元で生産された蕎麦を使った手打ち蕎麦が、試食と称して200食無料で振る舞われておりました。 ありがたくご馳走になりましたヨ。(^^) 流石に茹で立てと言う訳には行かないまでも、何よりも手作りで来訪者を持てなそうという、暖かなお気持ちは感動的ですらありました。 しかし、このタレが妙に美味しかったりして…(爆)

この桜の背景に見える山の頂は、女神山(599.4m)と呼ばれています。 登山口からは、約40分ほどで山頂に辿り着けるそうで、地元の小学生もハイキングで訪れるといいます。

秋山の駒ザクラ


『秋山の駒ザクラ』は、樹齢300年以上のエドヒガンで、その樹高は21mにも達する、堂々たる一本桜です。 樹齢に関する説はいろいろとあるようで、一説には500年とするハナシもありますが、多分そこまで古くはないかな?(^^;) 樹勢は旺盛ですし、根回りもしっかりと保護されていますので、これからも見事な桜を200年、300年と楽しませてくれる事でしょう。

秋山の駒ザクラ


写真趣味人様方も沢山お出ででしたが、勿論普通にご家族連れ様方、ご婦人様方の集団など、ひっきりなしに来訪者がやって来ます。 ビジター・センターの先には、ちょっとした茶屋がございまして、そこからは少し見下ろすようなアングルで観桜を楽しめます。

お茶が無料で振る舞われており、既製のドリンク類も取り揃えられています。 その価格は本当に良心的で涙が出そうです。(^^;) 入れ立ての珈琲だって、100円ですヨ… どう考えても商売としてやっているのではなく、赤字にならない程度でお持て成しをしているって感じです。(^^;)

秋山の駒ザクラ


無芸が写真撮りに夢中になっていた頃、無芸大食妻がこの茶屋の女将さん(?)とお話しをしていたら、こんな逸話を伺ったそうです。

「もともとはここは桑畑だったんですよ。 正直申して、桜を見に来る方々には、畑に踏み入れて欲しくなかったんですよね。」

なるほど。 絹織物の郷だっただけに、養蚕産業も盛んだった訳である。 当然、蚕の餌になる桑の栽培をしていた訳です。

「でもこうして皆さんに見ていただけるように整備をして、沢山のお客様が来て下さるようになりました。」

個人所有の畑を開放するばかりか、周辺の整備と来訪者へのお持て成し。 秋山地区の方々で構成されている「駒ザクラ愛護会」の皆様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 ありがとうございました。(^^)