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水が枯れる??

今朝方、電話でアポがあり、会津若松市の小さな酒蔵さんのご子息が訪問して下さりました。 "小さな酒蔵”と言えども、『全国新酒鑑評会』で金賞を連覇するほどで、造り出されるお酒のクォリティーは超一級品でございます。(^^)

「今年の新酒が3本上がりましたので、どうか見てやって下さい。(^^)」

彼は三本のサンプル酒を携えてやって来ました。 無芸、真剣に利き酒す。

それぞれ違うスペックで醸された酒ですが、蔵のスタイルに合致する一貫性があり、時として新酒が顕す荒々しさなど何処にもない、極めて高品位なものばかりでした。 流石に手練れの杜氏さんを擁するだけの事はありますが、個別に見て行くと、色んな個性が見えてきます。

彼は無芸の所感を聞きながら、ポイントになりそうな部分を丁寧にメモを取りながら、質疑応答を続けておりました。 製品として、どのように形でお客様にお出しするべきか。 またその時期や販売価格のシュミレートまで… 無芸、ちゃんと仕事もしてますヨ。(爆)

話進む中で、仕込み水に話題が進みました。 すると、今年から永年使い続けた蔵の井戸水から、某所で汲んできた水に切り替えたと言います。 もともとそのお蔵元の仕込み水は、優秀だなぁ~とは思っておりましたが、敢えて替える理由を尋ねてみると、

「このところ、井戸水の水量が減り続け、仕込み水として使うにも足りなくなってしまいました。」

と、言います。 驚きました。 清酒醸造元の生命線と言うべき、仕込み水が枯渇の岐路に立っているとは… 仔細に話を聞いてみると、もともと井戸は浅かったと言うこともあり、冬場は水位が上がらないらしいのですが、ここ最近ではそれが顕著になって来たそうです。

もともと、会津若松の清酒醸造元は、市内中心部に蔵を構えているところが大多数でした。 中心市街地とは言え、やはり水質の良さは折り紙付きだったのですね。

ところが、人口が中心市街地に集中すると共に、都市機能優先の道路舗装などにより、雨水の浸透が阻害され続け、工業用水の汲み上げなども重なり、徐々に水脈の枯渇化が進んで来たようです。

大きな生産能力を必要とする清酒醸造元では、新たな仕込み水を求めて、郊外に生産拠点を移転し続けておりました。 このお蔵のように、小さな生産規模では、移転する事もままならず、また長く慣れ親しんだ醸造蔵に対する愛着もあり、ついには水を汲みに行くしかなくなったのですね。

幸いにして、仕込み水が変わった事によって、大きな酒質の変化は認められませんでしたけど、同様に永年井戸水を使って食品加工をしている業種の方々には、頭の痛いハナシでしょうね。

さて、私達の出来る事って、何か残されているのでしょうか? 次世代の子供達に、負の遺産を残さない手段を、一緒に考えて行きたいものですね。




恒例、日曜日のオヤジのスパゲッティです。(^^) 土曜日から降り続く雪が、日曜日もそのまま残りました。 寒々しい日には、やはりクリーム系に心が動きます。

「無芸作 ベーコンとキノコのカレークリームスパゲッティ」

無芸作 ベーコンとキノコのカレークリームスパゲッティ


コテコテにならないように、ソースはスパゲッティの煮汁2:牛乳1:生クリーム1くらいに配合しました。 すこしサッパリとした、スープスパです。(^^) うまぁ~~♪