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超稀少品 「会津山塩」

今年で三回目になる「ふくしまの食品・食材商談会」が、22日・23日の両日、「ビッグパレットふくしま」で開催されました。

当県産の食品を、広く知っていただき、実流通への橋渡しをする為のイベントです。 ですから、残念ながら一般の方々にはご入場は頂けません。 主に食品流通に関わるバイヤーさん方が対象となります。 無芸も末端流通の端くれとして、入場させて頂きましたが、今回も“新しい発見”に巡り会う事が出来ました。(^^)

多くの出会いの中でも、「会津山塩」との出会いは衝撃的でした。 無芸が知る限り、本県産の塩と言えば「塩屋崎の本塩」だけでした。

これは海水を焚いて抽出したもので、しっかりとした粒子があって、しっとりとした手触り。 ミネラル感も程良く、角のない柔らかな味わいがございます。 無芸の自宅用の食塩は、この塩を主に使っております。

一方、「会津山塩」は、2007年4月から操業開始をしたばかりの、ある意味「新星」です。 実はこの塩、岩塩では無く、温泉水を焚いて抽出したものなのです。 そしてその歴史を遡ると、ナント1,200年前には既に作られていたと言います。 その後昭和期に一時途絶えていた塩作りは、産地である北塩原村大塩地区の村おこし事業として再生を果たしました。

会津山塩


この産地には、大塩裏磐梯温泉と呼ばれる温泉地があり、そのお湯は“大塩”の由来たる“弱食塩泉”の泉質となっています。 旧くは会津藩御用塩を作り、明治時代には皇室に献上された事もあるそうです。

炊き上げには火力の強い薪が選ばれており、250Lの温泉水から3Kg程度の山塩を抽出しています。 生産効率は極めて悪く、人手の掛かる事から、月産100kgが限界との事。 道理で今までお目に掛かれなかった訳です。(^^;)

会津山塩


塩の結晶のキラキラ感は、今まで見たどんな塩よりも一際秀でておりました。 舌に乗せると、まず感じられるのはミネラル感。 次いで柔らかな塩味と旨味が広がり、極めて品の良い味わいが楽しめました。(^^) 確かにこの山塩、凄い存在感です。

極上のお豆腐に、ほんのちょっとパラリと降ったり、吸い物のアタリを付けたら、いかに美味しい事でしょう。(^^) うむむ、贅沢に塩ラーメンってのも楽しみだなぁ~

なかなか落手するのは難しそうですが、50gの瓶詰めで700円(税込)という事です。 ギネスブックに認められた“世界一の塩”と言われる「宮古島の雪塩」が、120gで630円(税込)ですから、如何に高価な塩であるか…(^^;) たかが塩、されど塩でございます。