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幻の名車 アルファロメオ モントリオール

今日、配達の途中で、とある外車のディーラーの前を通りかかると、ガレージに信じられないレアな車の姿を見つけました。 深紅のカラーを纏ったその車は、異様に低い車高と、特徴的なフェイスデザイン。 一見してソレと分かる姿でした。

しかしそのディーラーは、進行方向の反対側。 後ろ髪を引かれつつも、そのままパスせざるを得なく、次の配達先に向かいました。 配達を済ませて、どうしてもアノ車が気になる。(^^;) 私は今まで写真でしか見たことがありませんでしたし、この先もう一度見ることが出来る可能性は極めて低いと思えました。

そこでちょっと逆戻りして、件のディーラーさんを訪ねました。 無芸を惹き付けて放さなかった車はコレ!

アルファロメオ モントリオール

「アルファロメオ モントリオール」

見ての通り、ヘッドライト周りのデザインが、非常に個性的です。 生で見る現車は、現代の基準からすると、とてもコンパクトに映ります。 所謂5ナンバー枠に収まる全長・全幅に、車高は1200mmしかありません。

でもボンネットに収まっているエンジンは、V8の2,600ccで、200馬力を発揮する“珠玉の名機”です。 国産車でV8エンジンと言えば、4,000cc以上が普通ですから、相対的には小排気量と言えます。 このエンジンの生い立ちがまた凄い。 もともとレーシングガーに搭載されていたものを、路上で使い易いようにデチューンを施したものなのです。

まずはディーラーさんの事務所に出向いて、この幻の車を拝見させて頂きたい旨申し入れたところ、快く応じて頂きました。 「アルファロメオ郡山」の齋藤営業部長さん、ありがとうございました。(^^)

お忙しい中、無芸の個人的な興味の為に、ガレージまでお付き合い頂き、この幻の車についていろいろとお話しを伺わせて頂きました。 1973年製であり、この車自体が日本で確認されているのはたった10台ばかりであるとのこと。 道理で今まで現車を目にする機会が無かった訳だわ… 1970年~1973年までに、メーカーをロールアウトしたのは4,000台と言われていますが、そのうちたった10台だけがこの日本に生息しているんですね。

アルファロメオ モントリオール

当時の大学新卒初任給が4万円だった時代に、この車のプライスタグは770万円だったと言います。 価格もスーパーです。(^^;) しかしこの個体は、走行距離がまだ4万キロ台。 愛好家のガレージでひっそりと保管されていたそうです。

アルファロメオはイタリアで、スポーツカーやラクジュアリーカーを生産する、世界に名だたるプレミアム・カー専門のメーカーです。 そのラインナップの中でも、唯一無地のV8エンジン搭載のロード・カーがモントリオールなのです。 その排気音は、車好きの“心の琴線を激しく掻きむしる”と言われています。

アルファロメオ モントリオール

齋藤営業部長さんのお話しでは、この車は現在売り出し中との事。 えっ?売り物ですか!Σ( ̄ロ ̄lll) 現在2名のお客様から引き合いが来ているそうです。

「どうですか? 手許に置いてみませんか?(^^)」

“お誘い”を受けましたけど、絶対無理!(^_^;)

何せメンテナンスに多大なコストが予想されるし、ちゃんとしたガレージ無しでは、まともに現状維持さえ出来ません。 コレはしかるべきエンスージャストの手に渡って、永らく手厚く可愛がられるべき車です。

齋藤営業部長さんのお話しでは、あと一週間ほどで新しいオーナーさんを決めるそうです。 と、言うわけで、もしご興味があれば、「アルファロメオ郡山」にお出掛けになれば、あと一週間ほどはこの幻の車とご対面出来ます。




アルファロメオ郡山 (URL)
福島県郡山市安積町日出山2-103
電話;024-942-3711

アルファロメオ・モントリオールの詳細Blog (こちら)