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ふくしまの食品・食材商談会

今日、明日の二日間、郡山市安積町の「ビッグパレットふくしま」で、「ふくしまの食品・食材商談会」が開催中です。 県内の食品・加工・製造業の皆様と、バイヤーとの間を取り持つ催しです。

去年も行ってみて、様々な発見や出会いを得ることが出来ました。 主催は「福島県中小企業団体中央会」で、県内の主立ったメディアや農業、食品の諸団体が後援しています。

ふくしまの食品・食材商談会


生産者と販売者の仲立ちをする催しですので、残念ながらエンドユーザーの皆様はご入場出来ません。 こんな時ばかりは、商売の看板のお陰でお近づきのチャンスが得られます。

で、いつものように、ご一緒したのは温泉旅館支配人・伸ちゃん。 地産地消に取り組み、自ら農園での栽培作業も行う伸ちゃんが一緒だと、私も大変心強いのであります。 何せ詳しいからねぇ、彼は…

ふくしまの食品・食材商談会 ハム工房都路


入場早々に目が釘付けになったのは「ハム工房都路(みやこじ)」さん。

都路村(現・田村市)との第三セクター事業で興した会社です。 豚肉の加工品を主力とする会社で、原料肉は自社養豚場から得ています。 何が目を惹いたかと言いますと「DLG(ドイツ農産物協会)」大賞(金賞)を二年連続で獲得しているのです!Σ( ̄ロ ̄lll)

ふくしまの食品・食材商談会 ハム工房都路


日本人には「モンドセレクション」ってのが何となく身近に感じられるでしょうけど、欧州での確固たる地位は「DLG」の方が確実に高いのです。

しかも豚肉の加工食品の本場・ドイツでの受賞です。 並み居る本場のマイスター達の製品と比較されつつ、最高賞たる大賞受賞は素晴らしいものです。 しかも一品ではなく六品が一挙に賞されているというのですから驚きです。

炒めたベーコンを頂いてみましたが、これは間違いなく素晴らしいクォリティーでした。(@^∇^@) 肉質の良さは勿論ですが、脂質が抜群に良いのです。 脂質にしっかりと塩味が入っており、芳醇な風味と旨味が口一杯に広がります。

このDLGですが、我々の比較的身近な処では、ドイツワインの酒質評価に現れています。 銅賞・銀賞・大賞の三つのランクがあります。 ドイツワインの品揃えの良い売り場で良く観察してみて下さい。 ボトルの方貼りに添えられているものに巡り会えるかも知れません。

ふくしまの食品・食材商談会 フードプランニング


「フードプランニング」さんでは、「うつくしまエゴマ豚」のPRをしておりました。

「うつくしまエゴマ豚」は、福島県畜産試験場が開発した、地元福島県のブランド豚です。 ふくしまの系統豚「ふくしまL」を元に三元交配した豚に、出荷前一ヶ月間、エゴマを3%混ぜた餌を与えて飼育します。

ふくしまの食品・食材商談会 フードプランニング


お陰で人間の躰に良い脂質(αリノレン酸)を沢山含み、肉質は柔らかく、脂質の良さがストレートに判るものとなります。 豚シャブにも適しているばかりか、内臓肉も非常にクォリティーの高いものとなります。

ふくしまの食品・食材商談会 フードプランニング


エゴマ(じゅうねん)自体が非常に高価である為、価格にもそれが反映されますが、一度食べれば忘れられない味です。o(*^^*)o まだ生産者が6軒しか無い為、極めて入手が難しいです。 また加工品として、ベーコンやソーセージ、みそ漬けなどをリリースしている加工業者さんもおられますが、何れもハイレベルなものです。

「吉田水産」さんで発見した、「岩魚の一夜干し」

ふくしまの食品・食材商談会 吉田水産


川魚の一夜干しを製品化したのは初めて出会いました。 これが風味良く素晴らしく美味しいものでした。 清酒が飲みたくなっちゃうくらい(笑)

ふくしまの食品・食材商談会 協同組合いわき水産加工センター


「協同組合いわき水産加工センター」さんでは、主に干物のPRをなさっていました。 この鮭、メチャ美味しそうでした。 試食させて頂いた海老の干物も、甘味が凝縮された大変滋味深い味わいでした。

ふくしまの食品・食材商談会 扇田食品


「扇田食品」さんは、突拍子もないお豆腐が用意されておりました。(^◇^ ;)

「海まるごと」は、濃縮海洋深層水を用いて作られます。 正にとろける豆腐! 深い凝縮感に富み、口福が味わえます。 うぅ~~ん、説明が難しいテイストなんだなぁ…

また、このブースでは、地元・郡山でご活躍のBloggerさん「新鮮美感(こちら)」さんと初めてお目に掛かりました。 アハハ、何だか無芸の全てがお見通しのようで、何か気恥ずかしゅうございました。 ほんの立ち話ではございましたが、親切丁寧にお話し頂き、ありがとうございました。

ふくしまの食品・食材商談会 ナコソフーズ


「ナコソフーズ」さんは、納豆一筋一世紀! 県産大豆100%で作られた、経木納豆には驚きました。 凄く懐かしい。 昔ながらの松の木を極薄く削りだした経木に、県産の小粒大豆で作られた納豆が詰められています。 全部手造り故に、生産性が上がらず、極限られた売り場でしか目にすることは出来ないようです。

ふくしまの食品・食材商談会 会津中央乳業


「会津中央乳業」さんのブースでは、特別製法で造られた特濃牛乳「もうひとしぼり」がお目見えしていました。

これは会津地方限定流通の牛乳で、メチャ濃い味わいです。 普段は牛乳を口にしない無芸でも、この美味しさにはノックアウトされました。 こんな牛乳を飲んだら、きっと牛乳嫌いも減るんじゃ無いかな?

ふくしまの食品・食材商談会 会津中央乳業


コレは全国区で有名になったヨーグルト「会津の雪」です。 「ドッチの料理ショー」で特選素材に選ばれた逸品です。 コレは口にしてみると驚きの連続です。 濃厚な乳が奏でる緻密なテイスト、ヨーグルトにはあるまじきトロミ。 これは徹底的にホエー(乳清)を排除した事と、固形添加剤を一切用いない証だそうです。

ふくしまの食品・食材商談会 太田酢店


「太田酢店」さん。 以前のエントリーでご紹介した、日本北限の本格酢醸造元です。 純米清酒から仕立てられる、本当の純米酢が一升1,155円! 信じられない価格です。( ̄Д ̄;)

ふくしまの食品・食材商談会 富沢酒造


「富沢酒造」さん。 無芸が今日一番楽しみにしていた、清酒醸造元です。 福島県では沢山の清酒醸造元がありますが、その多くは会津地方と中通りに集中しています。 富沢酒造さんは、浜通りの双葉町にあります。

ふくしまの食品・食材商談会 富沢酒造


江戸中期、享保年間から酒造りをしていたと言う、県内でも最古の蔵の一つで、昭和40年代から純米酒の醸造を始めていたと言います。 しかも同蔵の仕込み水は、長期熟成に向くとの意向から、12年熟成の純米大吟醸や25年熟成の粕取り焼酎がリリースされておりました。

ふくしまの食品・食材商談会 富沢酒造


年産僅か200石という小さな蔵元ながら、圧倒的な存在感を示しておりました。 若い後継者にも恵まれており、今後の飛躍が期待される蔵元との出会いがありました。

今年は加工食品全体としては、県北地域が非常に力強かったように思われます。 県中地域は、純生産品の展示が多く、こちらも新種への取り組みが非常に力強く感じられました。 きっと出展されている製品は、県内のごく一部だと思いますが、我が郷土ながら、その多様性を再確認させられました。