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励まされる言葉

今日、とあるお得意様に配達でお伺いした時、女性店長さんから嬉しいお話しを聞きました。

先週発売となった今年のボージョレ・ヌーヴォですが、ありがたいことに彼女のお店でも、弊店のセレクトしたボージョレ・ヌーヴォを何点かお取扱いを頂いておりました。

私の顔を見るなり彼女は

「無芸さぁ~ん、お陰様でボージョレ・ヌーヴォ、完売しましたよ♪」

「それはようございました。 日頃のご努力の賜ですね

「ありがとうございます。

「で、聞いてくださいよ。 無芸さんから分けて頂いた、百年樹齢のヌーヴォなんですけど、去年召し上がって下さったお客様が、アノ味が忘れられなかったからと、わざわざ出向いて下さってリクエストして下さったんです


彼女の目は本当に嬉しそうに輝き、満面の笑顔にその思いの丈が力一杯顕れていました。

そのお客様は、去年お召し上がり下さった時に「少々値が張るんぢゃ無い?」と、少々怪訝な表情をなさっていたそうです。

そう、確かに百年樹齢の葡萄から造られたボージョレ・ヌーヴォなんて酔狂なワインですから、もともとポピュラーなヌーヴォに比べて、元値で1.5倍以上なのです。

彼女はその時のお客様の反応が、ずっと心に引っかかっていたらしいのです。 一年の時を経て、そのお客様から頂いた言葉。 「アノ味が忘れられずにまた来ました。」 彼女の中に宿っていた申し訳ないような気持ちは、一瞬にして晴れました。

きっとそのお客様は、その後色々なヌーヴォを口になさって、彼女の薦めてくれたヌーヴォの確かな品質を、事後再確認なさったのでしょうね。 そしてその思いを、ちゃんと彼女に伝えて下さった事で、彼女はささやかな自信を頂いたのでしょう。

ブランド・アイデンティティーではなく、彼女を信頼し、彼女のお店のショップ・アイデンティティーを受け入れて下さったのです。

ちょっとした励ましの言葉で、彼女は更にお客様の満足度を追求する力水を得たのです。

がんばれぇ~~~!! 

ニャオ